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Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

怒ること

2008年07月06日 | 子育て日記
先日の事件の対応に追われる週末です。

近隣の平塚では七夕祭りが開催中で、我が家も家族で出掛けるのを楽しみにしていましたが。
気分転換・・・と言っても、なんだか晴れない気持ちでいっぱいのワタクシです。

事件の詳細を綴ったほうが、これから書くことを読む上で理解しやすいでしょうが、余りにも長くなってしまいそうなのと、収集がつかなくなりそうなので、その時々で書き加えたいと思います。

今回の事件を受け、感情のほうが先に立つ自分なのに、落ち着いて対応できていることに驚きです。
だって、大勢の中の被害者の一人だと思っていたら、一番緊迫した状況に晒された、たった一人だと知ったからです。
他の被害者のお母さん方は、だんな様やワタクシの対応に疑問を感じているようです。

『どうしてそんなに冷静でいられるのか、わからない』と言われました。

冷静・・・そんなわけありません。
その事実を知った時、胸が張り裂けそうなほど苦しく、辛かったか。
怪我の一つもなく、無事でいてくれたこと。
本当に怖い思いをしたであろうと、あっちゃんの気持ちを思うと・・・。
色々な感情が押し寄せてきました。

でも、今、ワタクシもだんな様も、他のお母さん方のように、怒りに身を任せていたら、もっと大きな問題や、大事なことを見失うのではと気付いたのです。
苦しく辛いのですが、この怒りの気持ちを胸に止まらせ、立ち向かわなければなりません。

昨夜、もう一度、特にあっちゃんに刃先を向けた子が、家族に連れられ謝罪に来ました。
他の家にも行こうとしたようなのですが、散々に断られたようです。
だんな様と二人、来てもらうことにしました。
謝罪を受け入れるのではなく、もう一度本人、家族を見たかったのです。

お母さんのいない子でした。
養育係の祖母、祖父、父親。
この祖母の評判は大変悪いものです。
だんな様も実際に対峙し、それ以上だと判断しています。
世間で言われる、甘やかされ育った子、孫可愛がりの祖母と言う悪循環でしょうか。
大人に囲まれ、震える子。
緊張していることがヒシヒシと伝わってきます。
ワタクシ達の前に突き出されたことが、怖かったのでしょうね。

普段、ワタクシはあっちゃんが言うことを聞かなかった時や、約束を守らなかった時、すぐに怒ります。
叩いたり、怒鳴ったり。
怒りの感情に任せてなんて、当たり前でした。
だから、ワタクシが大きな声をあげると、あっちゃんはビクッとさせます。

怒ること=恐怖を植えつけること

怖がらせることで、抑制をしようとしていたのです。
もちろん、その度ごとにだんな様に注意をされてきました。
でもその時は、そんなの耳に入らないのですけど。

しかし、今回の事件を受け、少しずつ自分の気持ちに変化を感じ始めたのです。

『頭ごなしに怒ったり怒鳴っても、実はそんなに相手には残らない。』
だんな様に言われてきた言葉です。
怒るとは、一時的な感情のぶつけ合いに過ぎない。
だから今回は、感情をありのままに出さず、言葉を選び、相手に聞いてもらいたいのです。

どれだけワタクシが怒っているかを、ちゃんと伝えるためにも。

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子供の心

2008年07月02日 | 子育て日記
昨夜は眠れない夜でした。

あっちゃんの通う小学校で、昨日、あることが起き、その被害者の保護者として
色々考えていたからです。

被害者・・・そう書くと、とても大きな事件が起きた印象ですが
でも、そうかもしれません。

昨日、昼休みの時間。
あっちゃんたち女の子グループがいつものように遊んでいたら、上級生の男の子3人が持っていたカッターナイフを使って脅し、刺すようなマネをしました。
あっちゃんは、本当に刺されると思ったようで、随分怖い思いをしたみたいです。

その男の子たちは、学校では問題児・・・と言う注意を貼られていて、ここまでのことは初めてらしいのですが、何件か事は起こしていたようです。
でも、保護者に話したのは、この事を受けて・・・。

昨夜のうちに、担任と母親に連れられて、子供たちは謝罪に来ました。
でも、それは、ワタクシには形式上(パフォーマンス)にしか見えず、
子供達が本当に反省しているのかは、不明です。

学校の対応にも、疑問が多く残っています。
これでお仕舞いにしたい様子が、窺えるからです。
仕事でどうしても立ち会えなかっただんな様と、話し合い、自分達が思うことを
きちんと学校に伝えるべきと判断しました。
一緒に被害にあった子の、保護者にも連絡を取って、一緒に話し合うことにしました。

たかが子供の起こしたこと・・・
そう思う一面もあるかもしれません。
でも、『人を殺す』と簡単に言ってしまう子供の心をみて、
これでお仕舞いにしてはいけないと思うのです。

また、謝るという事。
自分が求めるものとの違いは、他人だからあるでしょう。
でも、子供だけに謝らせて、自分は蚊帳の外と決め込んだような態度。
結局、母親達は一言も謝りませんでした。

ワタクシは、もしこれが反対の立場だったらと、つくづく考えさせられました。
子供の前で謝る姿。
情けなくって、苦しくって、これ以上ないほど辛いことの筈。
でも、その姿こそ、子供に見せなくてはいけないことだと思います。
親の姿こそ、子供の心に一番残るはず。
親も、叱る側も、それを踏まえたうえで、子供のしでかしたことを
初めて分からせることができると思うのです。

何事も、感情が先に立つワタクシですので、話し合いの場はだんな様に任せることにしました。
冷静に、かつ的確に物事の本質を突くだんな様。
きっと、納得のいく結果を持ち帰ってくれることと信じています。


コメント (4)
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