赤い実

今週、夜空を賑わせたオリオン座流星群。
連日、瞬きをするのも惜しいほど、夜空に釘付けになっていました。
昨夜もしっかり着込んで準備万端。
でも、雲のカーテンは開けることなく・・・。
後ろ髪をひかれながら、寝不足の身体を労わりました。

収穫の秋。
珍しく紅玉が手に入りました。
小ぶりでありながも、その艶やかな赤は、子供が描くリンゴそのもの。
一口かぶりついたら、その酸味に目が覚めそう。
でもこの味こそ、紅玉。
アップルパイを作る予定ですが、もう暫くはテーブルの上で鎮座していただきましょう。

赤い実というと、小ぶりで可愛らしい・・・赤すぐりや、姫リンゴ、
さくらんぼもそうかな・・・を思いつきますが、リンゴもそうですね。
この何年かは、大きくて酸味よりも甘みの強いのが多くみかけます。
確かに、ふじは一個でも十分食べ応えのある大きさ。
おまけに値段の安さも、嬉しいものです。

でも、気付くと身の回りにある果物は、どれも甘いものが多くなり
ミカンでさえ、

「すっぱい！」

というのも、少なくなりました。

他にも、【トロ～】とか、脂ぎった食材なども多く、本来の味を忘れかけてしまいそう。


こんなに酸っぱいのにもかかわらず、赤いものが好きな弟くん。
さっそくぱくついていました。
吐き出しちゃうかな・・・と思ったら、
なんと完食！
でも、もう一つちょうだいとは言ってこなかったので、満足（納得）したのでしょう。

小さい子がリンゴをもってる姿って、なんとも可愛らしいものです。
大切な収穫を抱えるリスのようです。

艶やかなリンゴは、まるでクリスマスのオーナメントのよう。
恵の秋に感謝です。