面影

１月もはや後半。
凍てつくような寒い日と思えば、今日のような暖かい日があったり
今年の冬はいつもと違う感じがします。
それでも、梅の枝には可愛らしい花が咲き始め、草木は変わらず
季節をはこんでいます。

成長著しい１歳児の弟くん。
この頃は、お兄ちゃんのおもちゃに釘付けです。
沢山のプラレール、電車の本、ウルトラマンの人形の数々・・・。
気付くと、おもちゃの山になっているなんて日常茶飯事。
そして、お片付けは、連帯責任でお兄ちゃんも手伝うはめに。
写真は、そんな一場面です。

この頃はこの兄弟、仕草や雰囲気が似てきました。
後ろ姿なんてそっくりです。
一番上のお姉ちゃんと、真ん中のお兄ちゃんが弟くんと同じ頃は、
そう思うことが少なかったのに、３人兄弟になって、みんな良く似ていることに気が付きました。
弟くんは、お姉ちゃんとも良く似ているのです。

お姉ちゃんには一番上の子の宿命でしょうか、無我夢中の日々でしたから、
正直、私は記憶が曖昧なことがあります。
写真を見れば思い出しますが、なかなか・・・。
そんな時に弟くんの仕草を見て、お姉ちゃんの懐かしい頃を思い出すのです。
懐かしい面影を小さい子の中に見つけ、私はなんだか切ない思いになるときも。
大切なことを忘れかけている・・・。
そう気付くのです。

元気いっぱいの弟くん。
ワンパクさは、お兄ちゃん以上になりそうな予感・・・。
だって、お兄ちゃんの振る舞いをしっかり見ているのですもの。
先が思いやられます。
元気いっぱいの男の子育児は体力勝負。
もうあの頃のような若さは持ちあわせていない母ですが、今日も公園で
走り回る子の捕獲作業に頑張ります！

走る姿はお兄ちゃんにそっくり。
でも、途中で振り返るのはお姉ちゃんと同じ。
頭の良さは、お兄ちゃんより上かもしれません。