Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

お父さんのお好み焼き

2012年07月16日 | タイガーマスクのあんちゃん

3連休、梅雨明けを思わせる気温と快晴が続きました。
快晴というと聞えはいいけど、既に猛暑。
日焼け止めを塗っていても、じりじりと差すような陽射しに
うっすらTシャツ焼け。
先が思いやられます。

この連休中は、夏休み前の行事の詰めで忙しく、殆ど留守にしていました。
家事・子育ての一切をだんな様に任せ、おかげで、何とか大役をこなせそうです。

さて、留守中のことで、いつも気になるのが子供たちの食事のこと。
口うるさいのがいないときとあって、即席めんや変り種が好きなだんな様は
これ幸いと、子供たちを仲間にすべく・・・
と、変なものを食べさせているのではと思っていました。

ところが、子供たちに聞いてみたところ、

「お父さんのお好み焼きが美味しいんだよ~。」

どうやら、粉ものLOVEのだんな様は、子供たちの食事によく作っているようです。

だんな様の粉ものへの愛着は、出身地の北陸の“あるもの”に始まります。

“どんどん焼き”

初めて聞いたとき、関東圏の私には、1月の行事で神社のお炊き上げの火で
あぶって食べるお団子(色とりどりの)だと思いました。
同じ名前のそれが違うと分かったのは、結婚して随分たったあとですが・・・

さて、子供たちのお気に入りのお好み焼きは、キャベツに干しえび
(高いのに、いつも沢山入れているらしい)、豚肉が無いときはウィンナーだったり
バリエーションが日々変わって、一度として同じものが作れないのだとか。
男の料理ですね。

一度くらい食べてみたいものだと話してみたら、早速今夜の献立に
加えてくれました。
突然だったので、ありあわせ(いつもそう)でしたが、それはそれで
美味しく頂きました。
(実は、今夜は市販のミックス粉を使ったので、本人曰く、自分の味ではないらしい)

子供たちは、料理に限らず、お父さんのすること成すことすべてが
面白くて、楽しくて、興味津々です。
それを形にしたひとつ、お好み焼きは、子供たちのソウルフードとなっていることでしょう。

母の細やかな配慮なぞ、一気に吹き飛ばすそれ。
悔しいけど、使った後の食器を片付けてくれているので、今しばらくは
2番手に甘んじておきます。



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2 コメント

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どんと焼き (あさこ)
2012-07-17 23:50:06
広島出身者ですが、同じ光景を思い浮かべました。もっとも、こちらで焼くのはただの白い餅、おまけでおしるこがあるくらいでしょうか。あ、あと焼き芋も。(かーちゃん、それただの焚き火や)

広島の粉ものといえばお好み焼きですが、この3連休中は材料を切るところから炒めるところまで全部子供たちに任せたホットプレート焼きそばとかそういうものを食べていました。我が家の父親の味はコンビニ弁当やせいぜいが冷凍食品のチャーハンどまりなので、かーかんさんのお宅がうらやましいです...。しかも、食器洗いまで!

ああ、もうすぐ夏祭りシーズン到来ですね。
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かーかん (風土)
2012-07-18 09:17:23
あさこさん、コメントありがとうございます。

“どんどん焼き”
呼び名は違えど、似たような風習があちこちであるようですね。
ちなみに、1月14日頃の行事です。

“お好み焼き”
に関しては、あさこさんに叱られそうですね。
夫のそれは、いわゆる“うどん粉の固まり焼き”
とでも言ったほうがいいでしょうか。
あの、広島のお好み焼きには遠く及ばず、
でも、あれを家庭で作るのは、やはり至難の技ですね。

家は、長女にアレルギーがあるので、どうしても私が細かくなりすぎで、また、昨年からは産地の問題もあって、冷食はもってのほか!
でも、そういうものに限って、子供たちが好きな味なんですよね。

たまになら、良いのでしょうが、ここ最近の夜の会合率には参っています。

夏休みに入ったとたん、大きな行事がやってきます。

今年は、夏祭りという言葉や字が、恨めしく思えます。
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