
こんな時だけど、子供の大事な記念を残しておきたい。
長男が無事に、卒園式を迎えました。
連日続く余震と、大人の不安が強くなっていく中、もしかしたら式は延期かもと
覚悟をしていたのですが、
「こんな時だからこそ」
と、園が挙行してくださいました。
例年の時間よりは短めに、その後に予定されていた謝恩会は中止になりました。
質素だけど、園長先生が証書を渡してくださる時に、子供に掛けてくださる言葉に
胸が熱くなりました。
もしかしたらを思い、晴れ着を着せるのもギリギリまで悩みました。
自分も、ヒールで逃げれるかとか・・・
でも、この日のために用意したもの(もちろん自分のも)。
それはそれで、万一の時の念のために、手提げの中に靴と簡単な着替えを持って、
一張羅を息子も私も、もちろんパパも(弟くんも)皆でめかしこんで
行きました。
園庭に咲く春の花々を活けてくださり、3年間過ごした思い出の教室での式。
普段の子供たちの様子が伝わるようでした。
ここで過ごした息子の毎日は、キラキラと輝いていたことでしょう。
幼児期の大切な時間をここで過ごせた事は、彼の人生にとっての
大切な基礎となったことでしょう。
遠く離れた地でも、募金活動や支援活動が行われているのですね。
早くそのお気持ちや物が、被災された皆さまの元に届くのを願っています。
夫の友人の奥様の実家が気仙沼で・・・
津波が押し寄せる映像を観て、胸が苦しい毎日でした。
幸いにも、ご家族の無事が確認されたようですが、それでも不自由な避難生活が報道され、
この地で生活できることへの申し訳なさ、
買占めを目の当たりにするたびに思う嫌な感情・・・
色々な感情が湧く日々です。
そんな中、息子の卒園が無事に行えた事は、本当にありがたいことでした。
今は、時間を見つけてはアルバムの整理をして
この3年間を思い返しています。
こんな時でも子供は笑顔を見せてくれる・・・。
子供って素晴らしい存在ですね。
G君も私達も、今回の地震を受けて
園が子供たちに伝えてくれたこと、
沢山の暖かなものがあったことを、改めて知る
ことになりましたね。
暫くはまだ、不安の中に子供たちをおくことになりますが、
この経験も無駄にせず、封じ込めず
しっかり子供たちを守っていきましょうね。
我が家でも・・・
お兄ちゃん、“メトロ大学の聴講生”です。
最近はあまりせがまないけど、この数日
外遊びも出来ない日が続き、私がPCをつけるたびにやってきます。
断られ続けて・・・創作が好きな彼は、スケッチブックに描いて自作しています。
3年間、思い出を刻んだ園での卒園式は感慨深いものが
あったのではないでしょうか。
まだまだ不安な日々を過ごされていますが、僕の住む
町でも、募金活動や、消防職員の派遣などの支援を
させていただいています。
「頑張って下さい」
と簡単に言えるようなことではないかもしれませんが
でも、被害に遭われた方々には頑張って下さいと
それしか言えません。
かーかんさんご一家も、これからも力を合わせて頑張って下さい。
色々と考えることは尽きませんが、
「こんな時だからこそ」
そうですよね。
そしてそれが感謝の気持ちになり、
その気持ちが生まれたことにより、
他の人にも優しくなれる・・・
私たちに必要なことのひとつだと思います。
まだまだ不安定なことが続きますが、お互い頑張りましょう!
やっぱり、こんなときこそ「いつもの日常を」維持することこそ、デマや煽動に惑わされない、見失わない、大事なことなんだろうと思いました。
幼稚園での3年間はあっという間というのは、本当ですね・・・。
そういえば入園式には、お腹に弟君がいたんですもの!
その彼も来年はたぶん入園。
そのせいか、園とここでお別れになる他のママとは違い、まだ気持ちの余裕があります。
大きく変わる環境の変化で、ずっと不安定だったお兄ちゃんですが、この地震で覚悟を決めたのか、より強いストレスを抱えているのか・・・
今は夜泣きが治まっています。
しかし、仰るとおり、まだまだこの余波は続くでしょうから、
暫くは気を配らないといけませんね。
きっとお兄ちゃんにとっては(いろいろな意味で)思い出深い式になったんではないでしょうか。でも、本当に無事に送り出せてなによりです。
4月からの新しい生活は、今回の震災のことも加わって、なかなか慣れていくのには苦労するかもしれませんが、園での生活が心のエネルギーになって無事に乗り越えていければいいですね。
(と、1年生から新生活になじめずに1週間くらい不登校になってた私が語る)
うちの園では今週末に卒園式が行われる予定です。(やっぱり謝恩会は中止)