ＨＥＲＯ

ワンパク王子、今日も元気いっぱい。
あっちでガッシャーン
片付けているそばから・・・イタズラ真っ盛り。
手を焼くこと、溜息が増える、このままじゃ自慢の黒髪に白いのが生えそうなワタクシです。
とほほ・・・

そんなあっくん。
昨日、保育園からの帰路、一通のメールがだんな様から届きました。

『あっくんに勇気をもらった気分です』

？

『今朝、保育園に着いて、いつものように男の子たちと遊んでいたところ、一回り大きな女の子がやって来て・・・』

まさか、その子を噛んだの？

『新聞紙を丸めて作ったバットを、それぞれの頭に振りかざし始め、再びあっくんのところにやって来た時・・・』

ワタクシのかわいいあっくんの頭を叩くなんて！！！

『すくっと立ち上がり、その子に向っていきました。』

お！

『しかし、相手は背の高さを利用し、新聞紙を奪おうとするあっくんを押さえ、隙を見てさらに叩き続けます。』

もう、許せん！

『その時・・・あっくん、相手の肩にガブッと噛み付きました！』

やった！

『ひるんだ相手は、他の子のところに、また頭を叩き始めます。しかし、怒りの治まらないあっくん。ようやく気付いた保育しが注意した際、新聞を取り上げ反撃！』

さすが我が息子

『叩かれ続けていたお友達に、拍手で迎えられていました。』

実は、以前から、あっくんが噛むということで、何度か保育園から情緒の面で、家庭に不安材料があるようなことを言われていました。
しかし、今回のことを聞くと！！！
同じように、だんな様も確かに何事もないような時に、噛む行為は許されませんが、今回のことはあっくんに非があることではないと。
だから、今度保育園から同じことを聞いても、その前後の関係をしっかり把握しなくてはとも。
そう、どうして噛む、噛まれたのか、その原因を掴まなくっちゃね。

それにしても、朝の数分の出来事とは言え、まさにヒーローに変身したわが子。
ほんと、格好良い！
家でも、皆に褒められ、はにかんだ笑顔。

そう、ワンパク王子も手がつけられない事ばっかじゃなく、こんな一面もあるんだと感心。
母も勇気をもらった気分です。

・・・でも、やっぱり母のお尻、カジらないでね