Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

私と手芸

2010年06月08日 | 手作り
いよいよ梅雨入り?
そんなシトシト雨の朝からスタートです。

いつもくすっと笑っちゃたり、ほろっと泣かせてくれる、そんなコメントをくれる
あさこさんの昨日のコメントを読んで・・・
ふと、子供の頃を思い出しました。

なので今日は、作文風にちょっと綴ってみたくなりました。

【手芸】に触れたのは、たぶん年長ぐらいの頃。
大好きだった着せ替え人形遊びで、そんなに持っていなかった替えの洋服。
昔は、誕生日・クリスマス以外におもちゃを買ってもらえることなんて
そう・・・殆どなかったから、苦肉の策で“作る”ということを思いついたのです。

母が持っていたスワトウのハンカチーフや、家にあった布を
その当時はまだ縫うというか、人形に巻きつけるか、テープで止めるぐらいしか
思いつきませんでしたけど。
それが針を持てるぐらいになった頃、もう人形遊びはしなかったけど
僅かなお小遣いで買った布でちくちく拵えて、
自称デザイナーになった気分でいました。

その頃は、実は棒編みにも目覚めていて、やはり小さなモチーフや
マフラーもどきとかも編んでいました。
リリアンやミサンガが流行ったから、綺麗な糸も集めたり。
その頃から、集める楽しさも知ったのかもしれません。

あと、【手芸】ではありませんが、作ることでもうひとつ好きだったのが
お菓子作り。
今はなくなってしまった【雄鶏社】さんからでていた、“ぶきっちょさん”シリーズは
大好きで、唯一本は欲しい時に買ってもらえたので、よくおねだりしました。
作らないと食べれないような、当時は目新しいお菓子の数々。
子供でも分かりやすい工程とか、メルヘンチックなところに
はまったのでしょうね。
プリンじゃない、“ムース”というのもその頃知りました。

母親が保母だったからか、当時には珍しいジャノメの最新のコンピューターミシンが
あったり(お遊戯会の衣装とか縫っていたようです)
色んな意味で機会があったのもあるのでしょう。
でも、母には一度も教えてもらった事はありません。(笑)

・・・と、何だか拙い文章になりましたが
きっかけは、「買ってもらえないから作る」というところなんでしょう。
今は、「買えるけど作る」です。
たまたまその行為が苦痛ではなく、楽しみに感じることが出来たから
きっと今、こうしてまた作ることをしているんだと思います。
子供たちにもそう思えることが出来るのを、見守りたいと思います。



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2 コメント

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ルーツ (あさこ)
2010-06-09 23:04:05
なんだか私が「コメント師」みたいでお恥ずかしいです。くすっと笑わせ、ほろっと泣かす・・・寅さん?(違)

かーかんさんの手芸のルーツはお人形遊びだったんですねぇ。ふむふむ。

今は「買ってもらえない」ていうのは、こんなご時世ですからなかなか難しい状況ですよね。105円あればお菓子でもおもちゃでもなんでも買えちゃうお店もあるし。私も含め、そういう意味では物には恵まれてはいなかったけれど機会には恵まれていたんですね、まだ。(ああ、なんだか歳とった気分)

私はなにしろ小さい頃は母の手作り洋服ばかりで、それがみんなとは違うっていうのが嫌でしょうがなくって(オーソドックスなデザインや、子供っぽい柄だったりしたので)ある日手作りのスカートを投げ捨てて「こんなみんなとちがった服なんて嫌だ!」と泣き叫んだ子供ですから。

因果応報。今もいろいろ子供には作っていますけど、きっといつか投げ捨てられる日がくるに違いないと肝に銘じながら作っています。

かーかんさんとこは、あんまりそんな心配なさそうですよね。

ちなみに私は寺村輝夫さんの「こまったさん」シリーズが大好きでした。
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師匠 (かーかん)
2010-06-09 23:32:18
あさこさんから寄せられるコメントを、私以上に楽しみにしている人がいるんですよ。
真っ先に、私のアップよりもコメント欄をチェックしてます。
あさこさんはコメント師匠です☆

柄に似合わず、私、バービー人形が大好きで・・・。
(当時は、ジェニーじゃなくて、バービーでした。本家が上陸して名前が変わったのかな?)
色んな人形を持ってて、自分の着るものより、人形の服を所望してたぐらいです。

手作りの子供服の話し。
今思えば母心だったんだろうと、反省もこめて感謝をしますが、子供はストレートですよね。
周りの子の服との差とか、今じゃあノーブランド服なんて見向きもしないご時勢・・・

家でも、お姉ちゃんは喜ばなくなってきてますし。
ええ、家でもそうです。
『そごうで売ってる○○って言うネームの服が欲しい』なんて、のたまっていますもの。
ネームですよ、アパレル関係者じゃあるまいし。プンプン

「こまったさん」
それぞれ好きな本があった雄鶏社。
無くなってしまったのは、今も胸が痛みます。
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