昨日の物凄い地震に、子供たちはもちろん、大人も不安な面持ちで
一晩を過ごしました。
今まで味わったことのない強い揺れと、繰り返される大津波警報のサイレン。
本当に怖い、怖い一日でした。
実は昨日は、お兄ちゃんのお別れ遠足で、だんな様には休みを取ってもらって
娘以外のみんなで参加していました。
行き先は箱根・・・
しかも、電車での移動だったのです。
たまたま、帰路の小田原で予定よりも早い電車に乗ったのが幸いでした。
最寄り駅に着いて、駅前で買い物をしようかとスーパーに入ったところ・・・
「ん?めまい?」
と一瞬思ったのも束の間、身体を横に揺さぶられるような揺れ。
お店に入るのに下ろした弟君を急いで抱え、店から出て、
周りを確認して街路樹にしがみつきました。
そのすぐ後に、近隣の建物から一斉に人が飛び出てきて、一時騒然とした状況でした。
だんな様とお兄ちゃんは、途中のお店に入ったまま。
またすぐ次の強い揺れが来たときに、人だかりの後に店から出てくるのが見えて一安心。
すぐ傍に古い建物(通り道側に一面ガラス張り・・・)があるので、お互いにそこを避けて、
安全な場所で治まるのを待ちました。
無事に自宅に着いて、つけたテレビに唖然としました。
そして、電車が全線止まっていると・・・
もしあの時、予定通りの電車だったらと思うと、昨日は帰れなかったかもしれません。
そうしたら、お姉ちゃんはどうしていたか。
結局、学校からは何の連絡もなく、一人で帰ってきたのですから。
親がいない家に一人で置いておく状況なんて、携帯も全く通じなかったので
今回の学校の対応には、問題や不安が残りました。
防災頭巾も被ってこなかったし。(被らずに帰るように指示されたそうです)
近所のスーパーは、非常時の備蓄指定ということで、どこも閉鎖され
唯一買い物できるところは長蛇の列でした。
分かっていても、備えをしていなかったことに反省です。
市内では、断水や停電の地域があるようですが、ここはまだ大丈夫なので
今のうちに水の確保と、充電できる物は全て行い、
ご飯を余分に炊いています。
ワカメや大豆製品は、放射性物質や電磁波の吸収を和らげる効果があるようなので、
買い物に行けるようなら、余分に買っておきたいと思います。
まだまだ安心できる状況ではないので、引き続き気をつけて
今後の情報に注意したいと思います。
でも、それが良い方向に転んで本当によかったです。
うちの学区の小学校では、非常時の場合は児童は保護者が引き取りにくるまで学校に待機、という取り決めがあるらしく、地震直後の余震も冷めやらぬ中「子供を小学校に迎えに行くのー!」と必死の形相で自転車をこいで小学校に向かっていくお母様方の姿がそこかしこで見受けられました。
でも、子供を預かる機関として、その対応は普通ですよね。
でもちょうど低学年は下校時間だったらしくて、ほんとうに最初の地震直後には一人でそのまま帰っている子とか何人かいました。あと、中学生とかも4時過ぎには普通に帰ってましたね。
いまは余震より、原発の様子が気になります。テレビをみてたら不安を煽る映像・言葉の羅列なのであまり見たくないんですけどね。(ちなみに、東京電力では計画的停電の予定があるとか)
結局、本当に必要な時に役に立たないというのが、いろいろあるというのが分かりました。
ここへきて、急激にチェーンメールが増えています。
政府の発表が必ずしも正しいとは限らないのは頷きますが、悪意あるものに振り回されるのは、本当にこんな状況時にと苛立ちが起こります。
輪番で停電になるそうですから、楽しみのネットも暫くは我慢です。