今月のイベントの最後を飾るのは・・・




今回の演目は【ドンキホーテ】から。
前回とは違って、いくつかのパートを演じることになりました。
幕が上がり、緊張の面持ちが伝わります。
でも、音楽が鳴ると同時に美しく伸びた手、そして軽やかにジャンプ。
そのあとも、ターン、パ・ド・ブレ、アラベスクと見せ場が決まりました。
群舞でも、練習では皆息が合わず、コーチに叱られていたのが・・・
美しい連帯を見せることができました。
会場に響く沢山の拍手が、子供達を包んでいました。
実はこの日。
お姉ちゃん、アレルギーの発疹が出ていました。
インフルに罹ったあとだったこと、連日の練習や疲れもあったのでしょう
体中に発疹が広がっていました。
家を出る時間まで、どうするか話し合い、本人の意思を確かめました。
心配でしたが、本人の気持ちに賭けてみる事にしました。
遠い席からでも、頬の赤らみが分かります。
発疹が出ているときは、だるさと、痛痒いのもあって、いつも辛い様子です。
でも、私たち親の心配を拭うように、高く、高く舞うその姿。
無事にフィナーレを迎えました。
2回目の参加となる今回。
娘の成長を知ることができた、感慨深い舞台になりました。
本番に力を発揮できたこと、何よりも、そのバレエへの情熱を知ることができ
これからも続けさせてあげたいと思いました。
きっと娘にも、得たものがあったと思います。
まだまだテクニックは未熟ですが、この日のことを忘れずにいれば
いつの日かステキなバレリーナになれるはず。
私は、そう信じています。
胸に残る温かな感情・・・
感動をありがとう。
2人の弟もちゃんと鑑賞できました。
心配だった1歳児は騒ぐことなく、お姉ちゃんの姿を目で追っていました。
そして、われんばかりの?拍手を贈っていました。