今日は、鉄道の話題から・・・
先月の１５日に、文化審議会が鉄道車両「キハ４２０５５号」が重要文化財に指定するよう
答申されたとのニュースがありました・・・
この気動車は、かって昭和４４年当時に九州の豊後森機関区の扇状庫で出会った懐かしい車輛です！
当時は、キハ０７ー４１の名称で、先頭部分が６面の窓で構成された目につく気動車で
湯前線で活躍していました！ またその横には、古豪のＤ６０が並んで佇んでいます！
（この気動車は、現在九州鉄道記念館で保存展示されています）
なお、この機関区のＳＬは、手入れが行き届いていて黒光しているのが印象的でした！
また、豊後森駅は久大本線にあり、沿線の湯布院のＳＬなどもご紹介します！
扇状庫にて佇むキハ０７－４１とＤ６０蒸気機関車
豊後森機関区のターンテーブル
由布岳をバックに、ＳＬの客車がやってきた・・・
湯布院駅に到着するＳＬ（Ｄ６０）客車列車・・・
（参考）キハ42055号は、1937年に製造された気動車で、現代の気動車で主流となっている方式（液体変速機）とは異なり、
クラッチを用いて変速する「機械式」の気動車として残存していることが珍しいわけです！
文化庁では、車内外の多くに製造時の姿をとどめ、昭和初期の旅客車の現存例として重要であること、及び
機械式の変速装置が残っている唯一の同型車両であることから、日本の気動車史において貴重な車両であり
今回の答申に至ったとされています！
北は北海道、南は九州と、昔からフォト取材の行動範囲は、
相当広範囲だったのですね！
昭和44年と言いますと、半世紀以上も前で、
当時、写真を撮られる人は現在のように、
まだまだ一般化されていなかったと思います。
昨今の言葉で言いますと、ぽっぽちゃんさんは
列車撮りに関しては、ある意味「レジェンド」と称しても
不思議ではないような気もしています。
ところで、気動車とありますが、
動力が特別なものなのでしょうね。
重要文化財の指定になったので、日本の宝、同然だと思いますので、
ぽっぽちゃんさんがお撮りになられた画像も、
貴重なものになってくると思います。
これが、先見の明があるということだと思います。
何時もコメントありがとうございます！
若い時は、ＳＬを求めて北は北海道から
南は九州まで出かけました！
しかし、多くの先輩諸氏に比べると
まだまだでした！
只、鉄道が好きだっただけのことです！
この気動車の動力伝達方式が機械式で
珍しく残存しているので重要文化財になったようです！
池さんのプログで水野美術館の緑鮮やかな
庭園を楽しく拝見しました！