牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

焼肉 とと/toto (牛込柳町)

2005年10月16日 | 食べ歩き (牛込界隈)
柳町の交差点のすぐ近く、99ショップの手前の路地を入ったところに7月末に新規開店した焼肉店「とと/toto」です。

オーナー店長は、近くにあった焼肉牧場 玄武で8年修行して独立されたそう。つず久で飲んでいるときにお会いしたのですが、非常に人柄がよく、気さくな方です。

店内はこじんまりとしながらも、黄色を基調にして明るく清潔です。

メニューはどれも比較的リーズナブル。店長イチ推しの近江牛の上リブロースは、脂の入り方やわらかさともに最高。上タン塩、上カルビも試してみましたが、どれも美味しかったですね。

近所で納得できる焼肉がリーズナブルに楽しめることがわかり、うれしい限りです。

スパイスキッチン モティ (曙橋)

2005年10月15日 | 食べ歩き (牛込界隈)
曙橋駅前に7月20にオープンしたレストラン「スパイスキッチン モティ」です。
あけぼのばし通り商店街の入口にある、本屋の向かいのビルの半地下にあります。

メニューはインド料理をベースにしたものが中心で、カレーやタンドリーチキンなどスパイスを効かせた本格的なもの。
店内は決して広くはありませんが、気持ちよく食事ができる空間です。

今回いただいたドライカリーのヘルシー丼は、ジューシーなドライカリーとサラダをベースにした創作メニューで、とても美味しく満足できるものでしたが、それがたったの680円。多少、ボリュームは軽めですが、それにしても、値段はきわめて良心的でした。

あまり混んで欲しくはありませんが、繁盛し長続きしてもらいたい店ですね。

元祖一条流がんこ 十六代目 (高田馬場)

2005年10月14日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場駅から直帰する際、21時まで開いているつけめん屋「べんてん」に立寄ることが多いのですが、閉店近くでも行列が絶えないことが多く、なかなかありつけません。
そんなときは神田川を渡って、新目白通り沿い、明治通りとの交差点「高戸橋」の手前にある「元祖一条流がんこ 十六代目」に行きます。

こだわりがあるというか変わった店構えで、看板もなく窓には黒い目張りがしてあり看板もありません。営業中はノレンの代わりに大きな「牛骨」がつるされているだけなので、事情を知らない人は奇妙な店だと思うでしょう。
三角の狭い敷地に建っているので店内は奥行きもなく細長くて、カウンターで8席しかありません。

こだわりのラーメンはしょうゆ味の支那そば系。背脂の量で、こってり、中間、サッパリの三段階を選ぶ方式です。
非常に繊細なスープ、つるつるとした食感の黄色い細麺、やわらかなチャーシューなど、ラーメンを構成する要素のひとつひとつに作り手のこだわりを感じさせます。

営業時間は18時頃から深夜まで。通りがかりで入ることはまずありえない店なのですが、いつ訪れても繁盛しています。この繊細なラーメンのとりこになったファンの多さゆえなのでしょう。

もんじゃが食べたい ほんま (荒木町)

2005年10月13日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
なんだか無性にもんじゃが食べたくなったのですが、月島までクルマを飛ばすとアルコールが飲めないということで、地元で店を探すことに。
そこで、西早稲田にあるお気に入りのカレー屋「YAMITUKIカレー」の姉妹店、荒木町の「ほんま」に行きました。

場所は、荒木町の車力門通り、新宿通りからみずほ銀行の脇を入って3本目の路地を右に入ったところにあります。

店内は、YAMITUKIカレー同様、アジアンテイストを活かしたインテリア。照明も落としてあり、もんじゃ屋というよりは落ち着いた居酒屋といった空間。
もんじゃやお好み焼き以外のメニューが充実しており、今回いただいたノルウェーサーモンとアボカドの本間自慢のサラダのような創作メニューや、からすみや長茄子のわさび漬等の酒の肴もなかなか美味しかったです。

もんじゃやお好み焼きも、明太子+もちのような定番から、タルタルソース、トムヤムクン風スパイスなどの要素を取り入れたもの、トマトやゴルゴンゾーラチーズ等のもんじゃらしからぬ食材を使ったものなど、オーナーの工夫が見られます。
お好み焼きは焼き方にこだわりがあるらしく、店の方が焼いてくれます。
まず片面に火が通ったら、端を内側に折り込んで四角くし厚みを持たせます。それをひっくり返して時間をかけて焼くので、表面カリッと、中はフワッとした厚焼き玉子のような厚みのある四角いお好み焼きになります。

値段もそれほど高くはありませんし、満足度の高い店ではないかと思いますね。

高級中国四川料理 登龍 (麹町)

2005年10月12日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
新宿通りの麹町4丁目交差点の角にある、高級中国四川料理 登龍です。

高級と銘打っていることもあり、お値段も高級。メインのコースは12,000円から30,000円。ランチも定食が2,100円、麺類ですら1,700円です。
しかしながら、ここの坦々麺はなかなかのもの。実際のところ、ランチ時には客の半数くらいはこの坦々麺を注文しているのではないかと思うほどの人気です。

具は挽肉・茹でたほうれん草とシンプルですが、ゴマが強く効いたスープは辛いながらも深みがあって、ひとつ上の味わいがあります。
唐辛子とラー油系のかなりの辛味が後を引きますね。

個人的には、曙駅前のてんぐやのような、もっとゴマがどろっとした、日本風にアレンジしたラーメン屋の坦々麺が好きですが、坦々麺フリークであれば、1,700円出しても一度は食べてみた方がいいのではとオススメできます。

LIVESTRONGのリストバンドとTシャツ

2005年10月11日 | 日々雑感
癌との闘病を克服し、自転車ロードレースの最高峰「ツール ド フランス」で1999年から2005年と前人未到の7年連続総合優勝を達成した鉄人、ランス アームストロング (Lance Armstrong )
彼ががん患者を支援することを目的として設立したランス アームストロング財団が募金活動の一環として行っているのが、黄色いリストバンドや関連スポーツウェアの販売。これらのグッズには、「LIVESTRONG (強く生きろ)」というタグラインが入っています。

今や社会現象になっているこの黄色いリストバンドですが、本来の趣旨を通り過ぎて、1本=1US$の定価のものを楽天等では300円だの500円と法外な値段で販売しているのを見ると腹立たしいことです。そんなこともあり、数ヶ月前にランス アームストロング財団オンラインショッピングのサイトをのぞくと、リストバンドよりTシャツベースボールキャップの方が気に入ったので、思わず購入しました。

しかしながら、購入申込み後、決済に指定したAMEX GOLDが認証できないということで2回もエラーになり、3回目のVISAでやっと決済完了。配送には安い便を指定したため、忘れた頃に届いたわけです。

サイトにはAMEXが使えると書いてありましたし、なぜ使えないのかが不思議です。
話によると、住所を記入する際にハイフンを入れるか入れないかとか、表記を「Tokyoto」か「Tokyo-to」かの違いで、カード会社に登録してあるデータと一字一句同じでないとエラーになることもあるらしいです。
やはりカードはVISAがいいのかしら。

ソニー スゴ録 RDR-VH93

2005年10月10日 | 散財日記
久々に実家の母からメールが入り、以前プレゼントしたVHSが昇天したとのこと。
これを期に自宅にハードディスク搭載DVDレコーダーを導入し、使っているS-VHSを実家にお下がりにしようかと思ったら、「さすがにそれはお義母様に失礼だろう」と家族の反対にあいました。

というわけで、実家用に何を買おうかと思い、いろいろ調べてみるとずいぶん手ごろな値段で高機能なHDD搭載DVDレコーダーが出ており、買い物好きな私としてはうれしい限り。

母に「いまさらVHSはないんで、電子番組表で予約も簡単だし、テープもいらないHDDレコーダーにしよう」とアドバイスしたところ、一旦は納得したものの、後になって「今までと同じVHSでいいから」と不安をもらしてきました。
そこでHDD/DVD/VHSが一体型になった機種にすることに。
ビックカメラとさくらやをはしごして、買ったのがソニーのスゴ録 RDR-VH93です。
ビックカメラでの価格は、価格.comの平均値より2,000円くらい安かったので、まぁ納得でしょう。
びっくりしたのは、ポイントの5%で5年間の長期保証がつけられたこと。
HDDが5年間クラッシュしないと保証しても大丈夫なのかなぁ、と妙に感心してしまいました。

この商品、SONYブランドとはいえ中身はシャープのOEMとのこと。ただしリモコンのインタフェースは同性能のシャープの機種よりもわかりやすくなっていました。
値段もさることながら、母が使うのでユーザーインタフェースが選択のポイントです。

それにしても、わが家のハードディスク搭載DVDレコーダーはいつになることやら。まずは薄型テレビから何とかしたいと、物欲がふつふつと沸いてきてしまいました。

じゃがいものおひたし

2005年10月09日 | 趣味の手料理
わが家定番の「もう一品」メニュー、じゃがいものおひたしです。

つくり方はきわめて簡単。
棒状に切ったじゃがいもを水にさらし、塩を加えた湯で30秒くらい茹でてざるにとります。
味付けは、出汁と酢を等分に混ぜたものに砂糖と醤油を加えたものをボールに入れ、じゃがいもが熱いうちに混ぜるだけ。

仕上げに白ゴマを散らすと味、見栄えともに良くなります。

ちょっと固めに茹でるので、ポクポクとシャリシャリの間くらいの食感がよく、簡単にできる割には満足感の高い一品です。

えぞ菊本店 (西早稲田)

2005年10月08日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
東京における札幌ラーメンの先駆けとして有名な「えぞ菊」の本店は、明治通りと諏訪通りとの交差点、諏訪町の信号近く明治通り沿いにあります。

学生時代から食べ続けてきた味ですが、ここ最近は新規のラーメン店を食べ歩くことが多く、少しご無沙汰していました。
以前は早稲田通り沿いにある戸塚店に行くことが多かったのですが、本店と戸塚店では味が違うとの噂を聞きつけ、ここ最近は本店に行くことが多くなりました。
私の舌では違いはわかりませんでしたが。

ゆでる前に釜の蓋の上で麺を蒸すこと、生のままの大量のもやしをさっと炒めてからスープで煮込むことなど、その工程は以前と変わりありませんでした。

最近は豚骨や創作ラーメンを食べることが多いのですが、えぞ菊のラーメンをたべると、昔ながらの食べなれた基本の味を思い出すような気がします。

クローネンブルグ (Kronenbourg)

2005年10月07日 | お気に入りの食材
1664年創業のフランスの名門クローネンブルグ社のビールです。

フランスのビールづくりは、ドイツ国境のアルザス地方とベルギー国境のノール地方が中心とのこと。
クローネンブルグはアルザス地方のビールの代表的銘柄です。
アルザス地方といえば、中学の英語の教科書で学んだ、ドーデの短編「最後の授業」が思い出されます。
戦争でドイツに負けたフランスが、アルザス・ロレーヌの領土とフランス語を奪われ、教師が最後の授業で黒板に「Vive la France!」と書く、話だったかと記憶しています。
そのドイツ統治時代の名残りから、ビールの製造もドイツの影響を受けているそうです。

色は金色に近いラガー。非常にスッキリしていて飲みやすいビールでした。
主張しすぎない味は、どんな料理にも合いそうです。

日本で買うと330mL瓶が約300円。本国では500mLで1ユーロもしないので、100円ちょっとでしょうか。
日本の酒税もどうにかならないものですかね。

赤坂ラーメン (赤坂)

2005年10月06日 | 食べ歩き (その他)
赤坂での打合せの後、すぐにタクシーで社に戻らなければならないほど仕事が詰まっていたのですが、どうしてもジャンクなものが食べたくなりました。
そこで、外堀通り沿い、山王パークタワーの向かいにある「赤坂ラーメン」に行きました。

東京とんこつの先駆け、ちょっとこってり目の屋台の味が売りだけあって、タクシードライバーや身体を酷使する職業の方も多く訪れます。

今日のメニューは、とんこつに小豆島の樽仕
込み醤油を効かせた「赤坂小町」。

平日の昼間は特に食べた後の口臭が気になりますが、コテコテの味もいいですね。

カリーライス専門店エチオピア (西早稲田)

2005年10月05日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
駿河台下にある「カリーライス専門店エチオピア」の高田馬場店が、早稲田通り沿い、明治通りとの交差点より少し早稲田寄りにあります。

ジャンルでいうと洋食のカレーをアレンジした部類なのかもしれませんが、スパイスがかなり効いているので、その点でインド料理に近いかもしれません。
辛さはスパイスの量で、中辛に相当する標準の0倍から70倍まで用意されています。
私は3倍くらいがちょうど良いのですが、この点では、辛さに麻痺している方も満足できるでしょう。

頼んだのは、ビーフ+野菜カリー。大き目の牛肉と茄子など野菜がたくさん入っています。
ルーはスパイスがふんだんに使われた、スープに近いサラサラした感じ。
香辛料が苦手でない方であれば、最初のひとくちで「おおっ」と口に運ぶスプーンに加速度がつくことでしょう。

ただ、最初の1/3位までは夢中になって食べられるのですが、後半戦はライスがルーを吸ってしまうので、美味しく食べるにはスピードが大切かもしれません。

パティスリーマザーリーフ (喜久井町)

2005年10月04日 | 食べ歩き (牛込界隈)
夏目坂通りがカーブしているところ、喜久井町の交差点にある洋菓子店「MOTHER LEAF(マザーリーフ)」です。

これ以前にはローソンがあったのですが、ちょっと立ち読みするだけで客を厳しく注意するような店で、案の定、早期に廃業しました。その後、サッカーの欧州ナショナルチームやセリエAのレプリカを売る店ができたのですが、あまりにもあやしかったのでしょうか、これも間もなく閉店しました。

その後できたのが、MOTHER LEAF(マザーリーフ)
モスフードサービス新規事業でスリランカから直輸入した摘みたて紅茶や、スイーツ類を提供する店。
喜久井町にあるパティスリーマザーリーフはテイクアウトのみの店舗です。

ここのケーキは値段が手ごろな割には美味しいので、自宅用には、よく利用する店です。
牛乳ジャム(練乳?)とカスタードの2種のクリームが入った定番の夏目坂シュークリーム(ミルキーシュークリーム)がお気に入り。水曜日だと50引きの150円ですが、さすがに平日だと買えませんね。

豚肉のガーリックソテー

2005年10月03日 | 趣味の手料理
河田町の三徳で「越後もち豚」が安かったので、ガーリックソテーを作りました。

日経新聞の土曜版 NIKKEI プラス1の「かんたん美味」で紹介されたレシピです。
とんかつ用の豚ロースの筋を4、5カ所切り、すりおろしたにんにく、酒、しょう油で下味をつけて焼くだけ。シンプルな調理法だけにカロリーもそれほど高くなく、ヘルシーです。

グリルパン チャーグリラーで焼いたので、余分な油がつかず、あっさりと仕上がりました。

つけあわせはまいたけのソテーとマッシュポテト。
マッシュポテトには、粒マスタードとナツメグ、粉チーズで味をつけました。
粒マスタードの味付けは初めてでしたが、さっぱりとして美味しかったですね。

Donkey/ドンキィ (荒木町)

2005年10月02日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
荒木町の車力門通りにある焼肉屋。
予約専門、外観は場末のスナック風。
メニューはなく、おばちゃんの指示に従って焼くスタイル。
何もかもが普通でないものの、焼き肉通を黙らせるほどの旨さ。

そんな噂を検証すべく、一度行ってみたいと思っていた「ドンキィ」に行きました。

メニューがないところ、おばさんの指示通りに焼くことなど、すべてうわさの通り。そして味も評判以上でした。タン塩、塩ロースはさっとあぶった後に塩こしょうでいただくのですが、特に塩ロースの肉質は特筆モノで、Veryレアで口に運ぶとまさにとろけるような旨さ。
タン塩は、脂の少ないものから多いものへと盛り付けられており、少ないものから食べるようにと、おばちゃんに指示されました。これもうわさどおりです。

キムチは韓国料理というよりも、かなりあっさりした味付けで、主張しすぎないところがまさにサイドメニューといったところでした。

ただし、お値段のほうもそれなりで、一人あたり飲み物込みで1万円を軽く越えました。
確かに美味しいのですが、自腹であればその半分以下の予算で楽しめる「正泰苑」の方がオススメですね。