牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

元祖一条流がんこ 十六代目 (高田馬場)

2005年10月14日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場駅から直帰する際、21時まで開いているつけめん屋「べんてん」に立寄ることが多いのですが、閉店近くでも行列が絶えないことが多く、なかなかありつけません。
そんなときは神田川を渡って、新目白通り沿い、明治通りとの交差点「高戸橋」の手前にある「元祖一条流がんこ 十六代目」に行きます。

こだわりがあるというか変わった店構えで、看板もなく窓には黒い目張りがしてあり看板もありません。営業中はノレンの代わりに大きな「牛骨」がつるされているだけなので、事情を知らない人は奇妙な店だと思うでしょう。
三角の狭い敷地に建っているので店内は奥行きもなく細長くて、カウンターで8席しかありません。

こだわりのラーメンはしょうゆ味の支那そば系。背脂の量で、こってり、中間、サッパリの三段階を選ぶ方式です。
非常に繊細なスープ、つるつるとした食感の黄色い細麺、やわらかなチャーシューなど、ラーメンを構成する要素のひとつひとつに作り手のこだわりを感じさせます。

営業時間は18時頃から深夜まで。通りがかりで入ることはまずありえない店なのですが、いつ訪れても繁盛しています。この繊細なラーメンのとりこになったファンの多さゆえなのでしょう。