牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

EATALY/イータリー (代官山)

2009年02月13日 | 食べ歩き (その他)
代官山に所用があったので、以前から興味があった「EATALY」のイートインコーナーで昼食をとりました。

代官山駅すぐ近くにある商業施設に昨年の9月末にオープンした、イタリア食材の専門店で、カフェやイートインコーナーも併設されています。

思いおこせば、代官山は旧同潤会アパートがあった頃に来て以来、ゆっくりと訪れることのない街だったので、その変貌ぶりに改めて驚きました。
いつでも行けると思うと、案外と行かないものです。

食事をするつもりで入ったのですが、見るからに美味しそうな食材がたくさん並んでいて、仕事中だというのに、思わずお買い物モードになってしまいそうでした。
気を取り直してイートインコーナーに席を確保し、ピッツァとサラダのセットを注文しました。お値段は1,980円と、この手の店にしては少々高めです。

テーブルの上には、ワインのボトルのようなものが置いてあったので、ミネラルウォーターかと思ったらエキストラバージンのオリーブオイルでした。
お通しで出されたパンにつけていただいたのですが、ひと口食べて「降参しました」というほどの美味しさでした。
好物のパンだけに、ピッツァを頼んだことを忘れ、思わず一気食いです。

新鮮なハムと旨みが凝縮されたチーズが惜しげもなくたっぷりと使われたピッツァは、まさに贅沢な味わい。さすがに最後はお腹がいっぱいになり、飽き気味になりましたが、価格相応の満足感は得られました。
とはいえ2~3人で訪れて、いろいろな種類のパスタやピッツァをシェアするのが正解でしょう。

何度も頼まないと水も入れてくれないような店員のオペレーションが今ひとつなことは気になりましたが、話題の店だけに顔を出す価値はあるかと思います。

ただ、背広を着た本社のスタッフと思われる男性が周りに気をつかわずにうろうろしていたことが少々目障りでした。
ここを訪れる人々にとっては、EATALYは半ば非日常なイタリア食材を体感するテーマパークのようなものなので、背広の存在は楽屋裏をみせるようなものでしょう。

このあたりの気の遣いようが、商売の成否につながるような気がしました。