牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

タンメン/中華料理 大宝 (南麻布)

2008年12月19日 | 食べ歩き (その他)
久々に「中華料理 大宝」に行きました。

正午近くに行っても閉まっていることが多く、遅く開店する割には14時になると、さっさとしっかり暖簾を片付けてしまうので困ったものです。

この店に来れば頼むものはひとつ、タンメンです。
カウンターに座るとつぶしたニンニクの香りがぷんぷんと漂って来るので、いやがおうにも期待が高まります。美味しさの素だとわかっていても、食べ終えた後には大変なにおいがするのでしょう。

4人分を一気に作っていたのですが、大量のもやしやキャベツがあっという間に調理されていきます。ご主人の脇では時間を測ったように奥さんが麺をゆでており、その手際とタイミングのよさに、夫婦が積み重ねてきた時間を感じました。
まさに夫婦瑞祥です。

後を引くようなスープの美味しさ、つるっとしたのど越しのよい麺、シャキシャキ感を残した野菜、その全てが調和しているようでした。

見渡せば渡し含めた8人の客すべてがタンメンを堪能していました。
みな、この味の虜になっているのでしょうか。