街なかをぶらぶら歩きするのが好きです。
この町にはお寺や重厚な建物が目立つ。
戊辰戦争で負けたこの町の歴史の跡ははそこかしこに見ることができる。
会津藩の戦死者の墓を見たことがあるが、新政府軍(こちらでは“西軍”と呼ぶ)の戦死者の墓と比べればまことに粗末なものであった。
それも戦争が終わって数年後に建てられたもの。
新政府に遠慮していたわけだ。
戦死した会津藩士の亡骸は葬ることすら許されず、しばらく路上に放置され、町中には腐臭が漂っていたと聞く。
嘆願を重ねた末の死者埋葬。
140年経った今も旧長州藩に対するわだかまりが残るのは、その時の遺恨によるものだ。
140年前のことでさえそうなのだ。
この前の戦争は、終わってまだ60数年なんだねぇ。
町方伝承館に立ち寄ってしばし休む。
1階は売店で、2階は展示室。ここは入場料無料。
お茶をいただいたのである。
町を歩くとミシン屋さんが見えた。
古いのを逆手にとったわけか。
観光客がよく写真を撮るとのこと。オレもそのひとり。
そういえば、ミシンなんてあったのはガキの頃だなあ。
ミシン屋さん頑張ってくださいね。
味噌屋さん。というか、金物屋さんが本業なのかな?
この味噌買ったことあるけど、本物の作りだ。
香りが全く違うし、なにより美味い。
しかし、塩分に対する警戒感が高まってから味噌の消費が落ち込んだとも聞く。
というより、味噌汁を自分で作る人が少なくなったのかもしれんね。
いわゆる“八百屋さん”ね。
野菜が安い。
「雪の下キャベツ」とか「甘~い」なんて書いてあるとつい買ってしまうんだよね。
時計屋さん。
そろそろ買い換えてみっかあ。
手巻きの時計欲しいんだけど、いい値段するんだろうなあ。
うちはエンゲル係数高いのでちとガマンね。
何書いてんだ~?
ウ○コの絵とか書いてあるのはどこでも共通だねぇ。
でも、いい試みだと思う。
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ぶらぶら歩き おしまい。