都営大江戸線と東京メトロ半蔵門線に「清澄白河」という駅があって、その駅名の“白河”という文字が何に由来するのか前から気になっていたのでアル。
で、深川江戸資料館に行くのに通りをぶらぶら歩いていて偶然見つけたのがこの石塔。「史蹟 樂翁松平定信墓」とある。
これを見て、地名が福島県の白河に関係することを確信した。
霊厳寺。
う～む、ここに松平定信公のお墓があったのか。知らなかった。
深川江戸資料館。
念のため、受付の女性に「白河」の地名の由来を聞いてみる。
受付の女性「ここに来る途中にお寺がありましたでしょう。そこに松平定信の墓があって、それが由来です。」
やっぱり。
この資料館、こじんまりしているが、江戸時代の風俗を忠実に再現していて、ゆっくり見学することができる。
見て回って違和感がないのは現代の生活と変わりがないから。
当然テレビもパソコンもないが、姿は変われど、庶民の生活はいっしょ。我らが当時の姿をしているに過ぎない。
古代であっても同じだったであろう。
民家の玄関の上に「疱瘡守」とある。
今でこそ予防接種で事なきを得ているが、その昔は恐ろしい病気であったのだね。
