Cのぶらぶら歩き

ツーリング記事を中心に

羽州街道を走る 2

2012年05月27日 | Weblog

「旬の市 七ヶ宿」 



「わさび漬け」を買う。

本物のわさび独特のツーンとする辛さ。1個300円。お昼過ぎには売切れてしまうようだ。

日が経つと辛さが薄れてくるので、数日のうちに消化する必要がある。



湯原宿。









スイセンの花が綺麗だった。



この花、久しぶりに見たような気がする。





米沢に向け飛ばしているうちに何軒か食堂を見かけたものの、何げに通り過ぎてしまい、結局昼メシはセブンのおにぎり3個であった。

5分くらいでワーッと食って、南へ向かう。

我ツーはいつもこんな感じかなあ。




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羽州街道を走る

2012年05月20日 | Weblog


今日はあまりの天気の良さにじっとしていられず、思わずバイクで飛び出した。

向かうは宮城・山形方面。

旧街道を走るのだ。旧街道は交通量も少なく、マイペースで走れるのでアル。

福島県北部の伊達市をぶらついたあと、桑折町に入る。



ここは奥羽街道と羽州街道の分岐点。

古い道にはなぜか柳の木が似合う。





左は羽州街道とあるが、行ってみたら右方向の道に戻ってしもた。

現在の道はとりあえず右に行って、先を左へ曲がるルートとなるのだね。



先を行くと道は傾斜の度を増してゆく。

今でこそクルマとかバイクで坂をぐいぐい登ってゆくけど、その昔はさぞかし難儀したであろうな。



しばしバイクで走ったので、のどが渇いた。

ゴボゴボ音を立てて湧き出す弘法清水をゴクゴク飲む。

こういうところで飲む清水はまた格別の味わいだ。動画を初めてアップしてみたりして。



峠の頂上は近く、眼下には盆地が広がる。



峠を下って宮城県に入る。



しばらく走ると、茅葺屋根の民家が並ぶ古い集落が目に入る。「下戸沢宿」というらしい。

今日はバイクで来たので、すぐに停まってあたりを見回してみた。

バイクのいいところは、道のスペースを取らないので、後ろを気にせずにすぐに停まれるところ。

クルマだとそうはいかない。往来の激しい所ではなおさらのこと。



この集落、なんかすごく懐かしい雰囲気。

母の実家の集落が昔こんな感じだった。



そばを小川が流れ、集落の人たちが洗い物をしていたのを思い出す。

小川にションベンして今は亡きジジに叱られたな。

あれは我がガキの頃。今はもうコンクリの側溝となり、昔の面影はない。








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2012年05月19日 | Weblog


「よみがえる大王墓 今城塚古墳」 森田克行著 新泉社刊 1500円+税

真の継体天皇陵とされる今城塚古墳

「真の」というのは、宮内庁が現在に至るも別の古墳を継体天皇陵に治定しているから。

治定を変えない理由は知らないが、組織の論理のようなものがあるのかも。

この古墳からは日本の兵馬俑と言われるほど大量の埴輪が発掘された。(こちらのサイトが詳しくリポートされている。)

特に家形埴輪は見事なもので、素人目にも当時相当高度な建築技術があったということが分かる。

兵士や力士・巫女、牛や鶏の姿も見える。牛は農耕とか輸送用か。

で、埋葬施設であるが、古墳に収められていた家形石棺は熊本宇土産馬門石が使われており、はるばる熊本から海路搬送されてきたそうな。

この時代の航海技術や輸送能力は大したことないというイメージを抱いていたが、これを見ると陵の造成には遠方から大量の資材が搬入されており、それは綿密な計画と多大な労力を費やして実現したと考えられるのだという。

当時、自分がイメージしている以上に高度に栄えた文化があったようだ。
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菜の花

2012年05月14日 | Weblog


花が綺麗な季節になった。

田舎道をだらだらとクルマを走らせていたら、道端に黄色も鮮やかな菜の花が。

ちょいと停めて眺めてみた。

周りは水田。

この風景を見るのは随分昔のような気がするが、去年も目にしていたはず。

去年の今頃は、周りの景色を眺める心の余裕もなかったってことか。




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GWの思ひ出

2012年05月13日 | Weblog


GWに福島市の中野不動尊に行ってきた。

ここは例年滝修行が行われるところでもある。

滝修行って寒そー



わたくしには滝修行なんてムリムリ。 

寒いとか冷たいのはチョー苦手なのです。



随分前のことだけど、会社の寮のボイラーがぶっ壊れて、仕方なしにクソ寒い中水風呂に入ったことがある。

あの時はほんとに気合を入れて水をかぶったもんね。水をはった洗面器を両手に持って「ハーッ!」とな。

あれは、寒さに耐える以外には大して意味のない“水行”であった。



このお寺には洞窟があって、中に小さな不動明王とか安置されている。中は鍾乳洞のように暗くてひんやりしていた。

なるほど、一見の価値はある。こちら参考

他ではあまり見られないなかなか面白いお寺であった。
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2012年05月12日 | Weblog


「大和の豪族と渡来人」加藤 謙吉著 吉川弘文館刊 1700円+税

先日借りてきた本のひとつ。

古代に大きな権勢を誇った蘇我一族には以前より興味があって、ときどき本を買ったり借りたりする。

著者は、蘇我一族の系譜に朝鮮風の「韓子」とか「高麗」の名が見えることについて、蘇我氏の出自には関係なく、渡来系氏族との親密な交流の結果ではないかと見ている。

本の中で目を引いたのは、渡来系氏族である葛城氏の本拠地にあるハカナベ古墳が、蘇我馬子の墓といわれる石舞台古墳と築造技術が酷似するというくだり。

この古墳は被葬者を特定できないものの、発掘品からみて相当高位の人物とみられるという。

蘇我氏との関連が注目されるところだ。

葛城氏蘇我氏のつながりにも触れている。

一度蘇我氏にまつわる地をバイクで訪れて、じかにこの目で確かめてみたい。

距離感とか方角とかは本を読んだだけでは分からないものである。


                                                    






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2012年05月06日 | Weblog


「斑鳩に眠る二人の貴公子 藤ノ木古墳」前園実知雄著 新泉社刊 定価1500円+税

GWはあちこち出かけて少々疲れ気味ゆえ、昨日は地元図書館でしばしのんびり。

目についた古代史関係の本を2冊ほど借りてきた。返却日は2週間後なので、この程度の冊数が無難であろうな。

さっそくこの本を読んでみたが、「藤ノ木古墳」の事前調査から被葬者と発掘物の分析まで詳細にリポートしている。

ネットでもそこそこ調べられるが、この本を読むとやはり紙ベースの資料は重要だと思う。

本だから、すぐに気になった箇所へ戻ることができるし。

で、自分が初めて知ったことは次のようなこと。

● 現代の石工に見てもらったところ、石棺は製作に当ってあまり時間をかけておらず、割と急いで仕上げたらしい。

● 葬られた2体のうちの1体は近畿現代人の平均身長を大幅に超えるが、全体としては華奢な体格であるらしい。
  また、血液型は2体共に同じ。

● このお墓は、少なくとも平安時代末期から江戸時代後期までは手厚く守られてきた。

などなど。

著者は、藤ノ木古墳の被葬者として、蘇我馬子の命により殺害された穴穂部皇子とその翌日に殺された宅部皇子の可能性を述べている。

確かに、通常一人用の石棺に大の大人が二人、しかも共に男というのは普通ではなく、非業の死を遂げて慌しく埋葬されたという状況が想像出来る。

他にも興味深いことが数多く記載されていて、蔵書に加えたい1冊である。

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風力発電所へ

2012年05月06日 | Weblog


別宅での更新です。
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