半年前から休業してるらしい温泉旅館。肌がつるつるになるということで女性に評判だったそうな。
その道の反対側に清水が湧き出ていたのだが、水を汲む人がいなければ気が付かなかった。
水を汲む人に話を聞いてみた。
かつてはここに水を求めてたくさんの人が来ていたのだが、震災を機に激減したのだとか。
みな放射線を心配したんだろうとのこと。
安達太良山の伏流水と思しきこのような水は、地表に降った雨が100年の時を経て地表に現れるというからそう心配する必要はないと思うが、地表に出てからが心配なんだろうな。
でも、水道水だって川から取水したりする訳だし、さほど変わりはないような気がする。
人の心配とは無関係に水は滔々と流れてゆく。