Cのぶらぶら歩き

ツーリング記事を中心に

鏡清水へ

2012年06月30日 | Weblog
前から気になっていた宮城県七ヶ宿町の鏡清水に行ってみた。

こちら動画。

この清水、峠を通るお姫様が顔を映す鏡代わりにしていたことから名付けられたとか。





どれどれ、そんではオレもと鏡を覗いてみる。





あ、いたいた どこにでもいるような顔したオジが。

う~む、ちょっと疲れたような顔してるかな。





川の源流部だけあって、周りは静か。


ハチがブンブン飛び回る。

花が咲き、鳥が鳴く。カエルが鳴き、セミが鳴く。

清水があり、そこにオジがたたずむ。

なんか、とっても原日本的な風景と思うのであった。







もうちょい先に行くと、そこは宮城県と山形県の県境。

金山峠か。




江戸詰めの武士が峠から故郷を見下ろす気持ちが分かるようだ。

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林道を走る 2 JR奥羽線赤岩駅付近

2012年06月23日 | Weblog
で、びっくりしたのが、このあとのこと。

道は荒れる一方だし、帰るのにえらく時間がかかるんじゃないかと不安になって、引き返そうかと思ったその時、急に視界が開けてきた。



見えてきたのは線路と使っていないトンネル。

なんじゃ、こりゃと驚いて写真を撮っていたら、我の方にカブが倒れこんできて痛いのなんのって・・・。

けっこう勾配のきつい坂道だった。



このトンネル、一瞬自衛隊の秘密基地かと思ったが、調べてみれば、スイッチバックの時に使っていたものだという。



この山中にJR奥羽線が走っていたのだね。



さらに進むとJRの変電所が見えてきた。



とにかく、人の気配がしてホッとした。

で、両脇に草が生い茂る道をさらに進むと駅のホームらしきものが見えてきた。



やっぱり駅だった。

それにしても、この駅スゲーところにあるな。

あの道を見たら、誰だって先にこんな駅があるとは思わんぜよ。



屋根はないけど立派なホーム。



このホームにスーツ姿のリーマンやOLがたくさんいたら、絵になると思う。



う~む赤岩駅か。奥羽線乗ったことないからピンとこないが、ちゃんとした駅があったのだね。



あたりを静寂が包む。なんか、ここにいてはいけないような雰囲気を感じた。

オヤジが一人でいたら不審人物と思われるかも。電車が近づいてきたら、どこかに隠れようか。



この駅、ホームは綺麗に整備されているが、ここに来るまでのあの道がすごくアンバランス。

ここに来るには基本オフロード用のバイクだろう。カブでも大丈夫。街乗りのスクーターではタイヤが小さいのできついか。

乗用車じゃ絶対とはいわないが、かなりムリ。

道路は荒れているし、ところどころ濡れているのでスリップして動けなくなる。車で来るなら4駆のクロカンだろうな。

自宅に帰ってこの駅を調べてみたら、日本の「秘境駅」の第12位にランクされていたのね。

なるほどと納得。



山形新幹線が通過していった。乗客の皆さんはこの駅に来るまでの大変さを知っておるのかのう。

別の方がこの駅をリポートしていて、ここで降りようとしたら、車掌さんに「ほんとにここで降りるの?」と言われたとか。



ホームの入口近くに物置風の待合室があった。



小さいが中は綺麗。女子高生が書いたような絵があったから、普通に使われているようだ。

それにしても、この駅の利用者はあの道を通ってくるのか。

道はあれ1本しかないが。

あれ?椅子に青いプラスチックBOXがある。何が入っていたのだろう?



さて、来た道を帰ろう。



道は険しく長・・・くもないか。人里まで歩いて30分程度とみた。



人里に戻ってひと安心。



wikiの中で気になったのは、この里が“限界集落”と看做されているというところ。

福島市街まで車で30分もかからないが、確かに廃屋が多かった。

これからこのような集落が増えるのだろうか。
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林道を走る 1

2012年06月23日 | Weblog
バイク乗りの楽しみの一つは林道を走ること。

思いついて、福島県北部の林道を走ってみた。

いつものように地図はない。あてずっぽに走るだけ。



まずは水力発電所が目に入った。



原発事故以来、こういうのがもっとたくさんあればと思う。

原発に比べ発電量は小さく効率は良くないかもしれないが、メンテ費用は少ないのではないか。



導水管の中から水の流れる音が聞こえる。



一度、発電機そのものを見てみたい。



林道ゆえ道幅は狭い。ところどころに車が交差するための避難箇所があるが、そもそも交通量が少ないので、通行に難儀することはなさそうだ。



この林道は本当に水が豊かだと思う。ブナ系の広葉樹林帯だ。

針葉樹林帯は見通しがよく静かだが、まず生き物の気配が感じられない。

水の流れも見えないということは、林自体に保水力がなのだろう。



しばらく走るとT字路にぶつかったので、そこを左に曲がってみる。



2,3民家が見えたが、廃屋も同じくらいある感じだ。この集落は何人くらい住んでいるのだろうか。

で、またT字路にぶつかったので、今度は右に曲がってみた。



道は舗装からダートになる。



道がけっこう荒れてきた。カブで大丈夫だろうか。

だんだん不安になってくる。
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清水

2012年06月17日 | Weblog



栃木県那須町の旧街道沿いにある初花清水。





こちら動画





清水にも歴史あり。

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星雲

2012年06月16日 | Weblog


昼間の激務で疲れた夜、久しぶりにGoogle skyを眺めてみた。

最近の注目はやっぱこれですかね、アンドロメダ銀河。「アンドロメダ大星雲」の方が親しみありますね。

先日、これが我銀河系と40億年後に衝突すると発表されました。こりゃ大変! どうしよう

とは言っても、我等は化石にでもならないかぎり、な~んも残らないでしょうけどねぇ。



それにしても美しい形だこと。



ここに我とウリ二つの変った人間がいるかも。

会社辞めて行ってみたい。











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ツリー

2012年06月09日 | Weblog



いま話題の東京スカイツリーに行ってきた。

といっても、自分ではなく、うちの子が。

東京在住のYご夫妻のご好意によりチケットをゲットしたのである。

ご夫妻にはうちの子が何かとお世話になっている。

機会があったら、一度お目にかかりたいものだ。





さて、このスカイツリー、さすが世界一の高さというだけあって、この写真だけでも相当遠くまで見渡せるというのが分かる。

理論的には福島県の一部からも見えるのだとか。でも、よほど空気が澄んだ日で高い山の上からじゃないと無理だろうな。

しばらく混むだろうから、我らが行くのは来年か。






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2012年06月08日 | Weblog


「ルポ 貧困大国アメリカ」堤 未果著 岩波書店刊 700円+税

初刊の時に話題となり、読みたいと思っていた本のひとつ。

この本を読んで、まずはアメリカの医療費の高さに驚いた。以前より高いとは聞いていたが、これほどとは。

中間層でも医療費が払いきれずに自己破産しているという。

もう8年前のことになるが、身内が生きるか死ぬかの大病をしたことがあって、今でも思い出すとゾッとする。

あの時は自分も仕事を頻繁に休まざるを得ず、勤務先には多大な迷惑をかけた。

結局のところ、設備の整った病院と腕利きの医師に恵まれて助かったが、いずれにしてもカネの心配をする必要はなかった。

公的医療保険でほとんどカバーされることが分かっていたから。

この本を読むと、今の日本の公的医療保険制度は療養が必要な人に手厚いことが分かる。医療費の自己負担は以前の1割からいつの間にか3割になってしまったが、これが更なる負担増あるいは医療保険制度自体がなくなってしまったら大変だ。

この本は、貧困と兵役の関係にもふれている。

前にNHKでも放送されていたが、貧困から抜け出す方法の一つとして軍に志願する構図とか。

産業空洞化もその要因の一つで、アメリカの地方の若者の就職も大変なようだ。このあたりは日本も他人事ではない。

近未来の日本を考える上で、かなり参考となる一冊であった。
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出羽三山神社を歩く

2012年06月06日 | Weblog



別宅での更新です。



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笹巻きを食す

2012年06月03日 | Weblog


先日買ってきた“笹巻き”を食してみた。

笹巻きとはもち米を笹で巻いて煮たものだそうな。

笹巻きというから、おにぎりを笹で巻いたものだろうと単純なことを考えていたのだが、これを作るにはかなり手間がかかるようだ。



で、パッケージを見てみたら「常温保存」とあるので冷蔵庫には入れておかなかったのであるが、この暑い中5日経っても腐敗せず、食味に全く問題なかった。

これは考えてみるとすごいことである。

もち米を煮ることによって雑菌を死滅させ、笹の葉の殺菌力で腐敗を防いでいるということなのだろうか。

冷蔵庫のない時代、旅路の必需品だったろうな。一度これを食いながら長距離を歩いてみたいものだ。

買ったものにはきな粉がついていて、甘くして食すのもよいが、のりたまのようなふりかけをかけても美味い。


                                                        おわり

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羽州街道を走る 3

2012年06月02日 | Weblog


七ヶ宿ダム。

裏道というか目に入った脇道を走っていたら、このダムの山側に出た。

バイク乗りは見かけなかったから、このルートは意外と知られていないのかもしれない。



ダムに出るまでのトンネルの中が真っ暗で焦った。

走っていていきなり真っ暗闇に飛び込んだ感じ。それほど長くはないが、中でカーブしているのか出口が見えない。

まあ、バイクの前照灯は昼夜関係なく点いているので前が見えないということはないのだが、外の明るさに目が慣れてしまっていて暗闇に慣れるまで時間がかかるのだ。

トンネル内のランプが全く点いていないというのは危ないと思う。ここを通る人はわずかのようだが。



よい眺めでアル。





クルマが2台交差するのは厳しいかも。ところどころに待避所がある。

バイクは道幅を気にする必要がないので、快適に走ることができた。



「旬の市 七ヶ宿」で買い物と昼メシ。笹巻きを買ってみる。

この日は食堂が空いててよかった。



旬の市定食 600円 野菜がたっぷりで、健康によさげであった。



メシを食った後、白石方面に向かって走り出した。

ちょっと行った先で道標のようなものが見えたので、すぐに停まってみる。

「左ハ旧七ヶ宿街道」とな。



「道路」という感じがしない。人が歩く道だ。



道は石畳。

バイクで走ってはいけないような気がして、エンジンを止めて押して歩く。



道のところどころに草が生えている。ここを通る人はほとんどいないようだ。

クルマだと通り過ぎてしまうんだろうな。入口はよく見ないと気がつかない。



ここに水車があったのだね。水車の軸と樋がある。



長さ100メートルちょっとであるが、旧街道の雰囲気を実感できる。


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