この前の日曜日、福島県伊達市で「伊達ももの里マラソン大会」が開催された。
Doblog時代からお付き合いのある東京在住のDご夫妻がこれに参加するということで、自分も参加することにした。
クルマで現地に先に到着したので、お二人を保原駅に迎えに行ってみる。
駅前では和太鼓披露の最中で、大会の雰囲気を盛り上げていた。
8時すぎ、マラソン参加者と思われる多くの乗客がぞろぞろ降りてきて、その中に都会的雰囲気を漂わせる見慣れたお姿。
お二人ともお元気そうだ。1年ぶりの挨拶を交わして会場へ向かう。
奥様はまたひと回りお痩せになったご様子で、聞けば数キロダイエットされたとのこと。
すごいなあ。我も真剣に見習わないと。
今回初対面のうちのヨメをお二人に紹介し、受付に向かう。長い歴史を持つこのマラソン大会。地元テレビ局も取材に来ている。
主催者の挨拶の中で今年の参加者は4000人以上とか。去年よりは少ないような気がする。
やはりあれだけの大地震、例年の参加者で被災してマラソンどころではないという方も少なからずいるのでしょうと、Dさんと話す。
参加したコースは前年に引き続き5キロ。今年は昨年より涼しく、コンディションはよさそうだ。
去年は異常な暑さで、走り出して1キロ持たずに歩き出す人が続出していた。我もその一人。今年はなんとしても完走しないと。
昨年と違うのは、隣にDさんがいること。なんかウキウキ気分。
スタートの合図と同時にぞろぞろ走り出す。
走り出して間もなく坂道に差し掛かって、Dさんから「坂道では手をよく振って・・・」とアドバイスを受ける。
大会出場が豊富でスポーツクラブに通っておられるお二人、やはり違う。原始的な我の走方に比べ、キレのある走りだ。
走り出して最初は楽かなと思ったのであるが、折り返し点に近くなってから俄然苦しくなってきた。暑さがだんだん効いてきたのだ。
前を走る人たちの息も荒い。
苦しくなってそろそろ歩こうかと頭をよぎるも、Dさん夫婦も頑張っておられる。途中給水所があったので、マラソン選手のマネをして水をかぶってみた。体が冷えて多少楽になるというのを実感。
苦しいながらも、Dさん夫妻の頑張りと沿道の声援に背中を押され、なんとか完走できた。30分は切れなかったかな。
まあ、それでも満足。ゴール前の高校生たちとのハイタッチは爽快で、疲れを吹き飛ばしてくれるものであった。
大会へお誘いくださったDご夫妻と地元の皆様に感謝。