人待ち顔のでっかい犬が車の中に2頭。
足尾と言えば「足尾銅山」。
足尾銅山と言えば、世界遺産への推薦の動きがあるほどの産業遺構である。
一度ゆっくり見て回りたいのだが、なにせ公私共に忙しく、この日も駆け足であちこち巡り歩いたのであった。
まずは古河橋。
この橋、明治23年の架設で大変貴重な橋とのこと。文化審議会の答申もあって、近く国の重要文化財に指定される見通し。
明治23年と言えば今から123年前のことだが、造りがしっかりしているせいか、さほど古くは見えない。
今でも普通に使えそうだ。
建物もそうだが、安普請のものは長持ちしない。
ドイツ人の設計とのことだが、これだけのものを短期間で作り上げた当時の土木技術力はすごい。
周りの風景は変わったが、うちの爺さまが見た橋と同じかと思うと感慨深い。
この橋を渡ったあたりが足尾銅山古河鉱業所の中心地。
本山精錬所 この事業所では今何をやっているのだろう。
渡良瀬川の清流。鉱毒事件の頃の汚染は想像できぬ。
細かいところまで見て歩くにはやはりバイク。次はバイクで来てみようか。