虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

ノムラの考え

2009-10-05 08:29:09 | スポーツ
3日、東北楽天ゴールデンイーグルスが、埼玉西武ライオンズを14-5で下し、球団創設5年目で悲願のクライマックスシリーズ進出を決めた。

そして、監督の野村克也が4日のサンケイスポーツで「ノムラの考え・特別寄稿」が載っていた。

その中の一節より、
いまの日本を見ると「便利は弱い」と痛いほど感じる。便利なものが売れて、弱いものが消えていく。人間が育たない。育つまで待ってくれない。そんな時代、人間形成に役立つのは野球をはじめとするスポーツだけだ。だから私は「努力するチームをつくりたい」と訴え続けてきた。
…と記されていた。

とくに前半の「便利は弱い」という部分には共感せざるを得ない。
自分自身もその「便利」さを享受しているから、偉そうなことは言えないが、その「便利」さによって、現代の人間が自堕落してしまっているように感じる。
もちろん、私自身もだが。

やはり、便利なことに甘んじることなく、目標に向かって継続的に努力することの重要性は将来のために訴えていかねばならない。
また、同時に努力するものが報われる社会でなくてはダメだ。

そのような社会になる(していく)ため、自分に何が出来るか真摯に考えたいと思う日曜であった。