虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

日本シリーズ展望

2009-10-31 07:30:00 | スポーツ
ついに今日から日本シリーズが始まります。

ファイターズvsジャイアンツの顔合わせは「後楽園決戦」と言われた1981年以来、28年ぶりの顔合わせです。
1981年は、ジャイアンツが4勝2敗で、V9(1973年)以来8年ぶりの日本一に輝きました。
あの時は双方が本拠地にしていた後楽園球場での戦いでしたが、実際はジャイアンツのALLホーム状態でした。
当時のファイターズは、後楽園球場におけるジャイアンツのB面状態だっただけに、とっても厳しい状況だったのです。

でも今は違います。
札幌ドームでは、4万人以上の観客がファイターズを後押しします。
事実、今年の交流戦でも、札幌ドームでのジャイアンツ戦では2勝(反対に東京ドームでは2敗)し、ホームアドバンテージがあったと思われます。

さて日本シリーズですが、質量とも実力ではジャイアンツの優位は揺るぎないところです。それだけジャイアンツの戦力は充実しています!
対するファイターズは、ホームで臨む1・2・6・7戦が重要です。
特に1・2戦で主導権を握れるかに、このシリーズのポイントが凝縮されているように感じます。
それに加え、今季は札幌ドームでの勝率が驚異的で6割5分を超えていますので「地の利」を生かせれば、近年最強と言われるジャイアンツを相手に互角の戦いができるのではないでしょうか?

そこで予想ですが、ジャイアンツの4勝2敗とみています。
やはりエース・ダルビッシュの見通しがつかないのは厳しいところです。
またジャイアンツの戦力面での充実ぶりは、ファイターズのそれより突出しています。
ファイターズは投手陣の奮闘、そして打線の爆発でエース不在をカバーできれば、地元での7戦まで行くことは充分に可能だとみています。

ポイントになる選手は、ファイターズが糸井と金森、ジャイアンツが亀井と越智になるような気がします。
このような短期決戦は、主力選手は徹底的にマークされるので、伏兵選手=ラッキーボーイの登場が勝利には必須です。

空中戦=ホームランならジャイアンツ、粘り強い戦いならファイターズに勝機があるのではないでしょうか?
注目の第1戦は、約10時間半後に試合開始です。