buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

ここまでやれば、、、。

2010年07月21日 | 友だちの友だち


今日は東京都立中央図書館へ学生たちと一緒に出かけました。
外は炎天下。
何でまたこんなに暑い日に出かけるんだ、、、と学生たちはぶーぶー!です。

中央図書館は日比谷線広尾駅から歩いて10分ほど。
有栖川宮公園の中ほどにあります。
周りは樹々がいっぱい。蝉の声も東京にしてはうるさいくらい、
ここは自然にあふれています。

さて
この図書館にはとっておきの特別文庫があり、江戸時代から明治にかけての貴重な絵を
直接手に取って見ることができます。

ただし条件あり。
前もってe-mailにて申し込むこと。
絵を見ている時に、話してはいけない。
受け取った通りに元に戻すこと、などです。
やはり貴重な本は手に取ったりするだけで、痛んだりするようです。

教師2名、学生3名で見た絵は
江戸名所百人見女 三縁山増上寺
橋本周延(ちかのぶ)画 千代田の大奥 猿若狂言
お染久松色読本 歌川国丸 画

そして最後に加賀文庫の和菓子のデザイン。
実は江戸時代の和菓子の商品カタログのようなもの。
何ページめくっても(和紙です)干菓子のデザインが描いてあります。
ここまで描けば、たいしたものです。
美しい色彩で丁寧に描かれています。
おいしそう、、、というより、よくぞここまで詳しく載せた、と感嘆。

今日見た作品は
本来はガラス張りの展示台に置かれているものかもしれません。
手に取って間近に本物を見られ、
ちょっとだけでも歴史の息づかいに触れられる、というのが
この特別展示室のすごいところです。

東京都立中央図書館 http://www.library.metro.tokyo.jp/12/

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中央図書館のお隣はふたりの息子が生まれた『愛育病院』
15年ぶりに外観を見ました。