孫文の奥さんであった宋慶齢の住居を今回北京で見ることができました。
下町の胡同を三輪車でめぐるツアーに申し込みましたので、
日本語がわかるガイドさん付です。
友人のAさんと私にひとりのガイドさんがついてくれました。
宋慶齢は『宗家の三姉妹』の2番目。
お父さんの友人であった孫文の秘書となり、
その後,20歳以上も年上の孫文と結婚しました。
しかし,孫文とは10年ほどしか一緒に暮らすことができなかったと言います。
宋慶齢の邸宅は以前は皇族が住んでいたところ。
北京の后海のそばにあります。
柳の木や海堂の木があり、緑の芝生がきれいに整えられた
洋館です。
宋慶齢住居の中庭の海堂の樹
宋慶齢は88歳のとき、この自宅で亡くなりました。
大きな執務室兼ベッドルーム。
仕事をしては,ベッドで休み、隣の小さな台所で軽食を作って食べていたそうです。
もちろん,外国のお客様が来たり,政府の方が来たとき用の
大きなリビングもありました。
上海でも宋慶齢の住居を見学したことがあります。
そして,神戸の移情閣。
孫文の記念館になっています。
移情閣からみた明石大橋
このころの中国と日本の歴史がとても興味深いです。
趣味としてこれからもいろいろな文献を読んだり、旅行で訪ねたり
してみたいな~,と思います。