『そうだ、山に行こう!』と4月30日に思い立ちました。
場所は清里『清泉寮』
一度泊まってみたかったところです。
今までは車ですーっと通り過ぎたり、ジャージーソフトクリームだけを食べに寄ったり、、。
観光地のお土産屋さん、レストランと思われがちですが、
『清泉寮』は地域に根ざしたコミュニティーです。
清泉寮のホームページによると
もともとはアメリカ人宣教師『ポールラッシュ博士』が第2次世界大戦で破綻した日本を再建するため、
八ヶ岳山麓の農村をモデルに、酪農を中心とした高冷地農業を全国に広めたそうです。
この事業は清里を拠点に、Kiyosato Educational Experiment Project (清里教育実験計画)と命名され、
その頭文字をとってKEEP(キープ)となったとのことです。
清里清泉寮の広々とした牧場から八ヶ岳の山々が見わたせます。
清里駅から清泉寮に向かう道の門塔には下記のような聖書のことばが書いてありました。
私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
詩編121
さて
今回はたまたま見つけた『サンライズハイク』午前3時45分集合に参加することが
大きな目的。
当日になってみないと、どんな人が参加するのかはわかりませんが、
『絶対にマニアックな人が集まってくる!』に違いない、、とは想像していました、、。
今日の明け方、清泉寮新館のフロントに集合したのは
八ヶ岳自然ふれあいセンターのスタッフSさんとIさん、そして私たち夫婦2名のみでした。
出発は4時(写真)
牧場近くの駐車場まで車に乗せてもらい、そこから暗い中を懐中電灯を持って歩きはじめました。
30分も歩くと、目も慣れてくるし、うっすらと明るくなって来て、懐中電灯は必要なくなりました。
Sさんから、ケモノ道を教えてもらったり、しかの鳴き声を遠くに聞いたり、
けっこうわくわくするハイキングです。
途中で見た月。
細い枝のすき間から優しいまるい光が届きます。
午前5時頃、すでに日の出はすぎてしまったのですが、
ちょっとかすんでいる雲の間から日の出が見えました。
日の出そのものは見られなくても、満足満足!
途中、100頭ほどの鹿の群れに出会いました。
八ヶ岳が自分の庭のようだ、と言うガイドのSさんも
ここまでの群れを見たことがない、と驚いていました。
きつねも猛スピードで牧場を横切って行きました。
明け方の森や牧場は動物たちの活動の場です。
午前6時40分、清泉寮に帰着。
こんな早起き、滅多にすることはないとは思いますが、すごく刺激のある
サンライズハイクでした。
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たまにはね、こんな時間がないと、毎日の雑事、やってられませんよね。