buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

30対6で、、、

2008年06月29日 | おもちゃ箱
『30対6で負けた~!』
ラグビーかアメフトかホッケーか
と思うような得点数、、、
実は野球の試合です。

次男の夏が始まりました。
全国高校野球選手権の東京都予選が目前に迫っています

次男の属する都立高校。
開校以来、悲願の1回戦突破を目指しています。
野球に情熱を注ぐ熱血青年教師(20年前のドラマの主人公のような先生ですが)の下、今年は部員が13名となり
毎日遅くまで練習を重ねています
なんと、顧問のS先生は練習スケジュールに『決勝』までの予定を書き入れています。

1回戦は14日
残念ながら、私は韓国への出張が決まっていて、応援に行くことができません。
代わりに同じ高校出身の長男が応援に行ってくれます。

とにかく、とにかく
全力でがんばってほしいです


またまた(元)学生の輪

2008年06月25日 | おもちゃ箱
先日、80年代に教えた中国人の学生が出世して日本駐在になった!
と書きました。

すると、その学生(といっても40を越えたおじさまたちです)が
またまた自分の友だちを連れてきました
今回は大使館勤務です

中国人はなんだかんだと人と人とのつながりを大切にします。
いい友だちが紹介した友だちは、やっぱりいい友だち。
いい友だちの輪が大きくなっていきます。

先生は普通の人より、もうちょっと得です。
一度でもその先生に教えてもらった学生は、一生先生を大切にします
(今はどうかわかりませんが)

実は以前貿易の仕事をしているとき、学生たちに本当に助けられました
『先生が困っている!近くにいるのはAだ、Aに助けにいくよう連絡しろ』
なんて、感じでサポートの手が伸びてくるのです。

さてさて私もこの年代。
これからどれくらい友だちの輪を大きくしていけるのか、
ちょっと挑戦してみようと思っています



ちょっと、ちょっとちょっとのことばの不思議

2008年06月22日 | 授業
翻訳の授業のとき

『ちょっと』という日本語を訳すのは ちょっと難しい といつも思います。

『陳さんの彼って、ちょっとね~』
『えっ、そうなの?!』

陳さんの彼について、否定的です。

また
『今度の世紀の美術展、イギリスとアメリカ、それに中国の美術館の合同展なんだよ』
『えー、すごい、こんなチャンス、これから先、ちょっとないかも』

これは「ちょっと」をつけて強調の意味で使っています。

ところが

『冷蔵庫にハムがある?』
『ちょっと、ない』

こんな会話、文法的に考えると変なのですが、成り立ちます
もともとは『少し(ちょっと)ない』ですから。

「ちょっと聞いたことがありません』
「わからないです~、ちょっと」

上記の3パターンは『言葉を柔らかくする』意味で使っています。
慣用的にお誘いの場でも使いますよね

『ちょっとお茶でも飲んで、休まない?』

『ちょっと』を付け足すことで、とっても柔らかいお誘いになりますよね。

他にもちょっとの意味はあると思いますが、
私の学生たち、この『ちょっと』の訳し方が難しいみたいです。

『ほら、ちょっとちょっと、そこの人、『ちょっと』の訳し方が「ちょっと」ね~
でも考えようによっては、それ、ちょっとない訳かもね、、」

もうお手上げです!





インディー・ジョーンズ先行上映

2008年06月15日 | 本・映画・音楽・美術のページ
インディー・ジョーンズ 「クリスタル・スカルの王国」先行上映を見てきました。

ハラハラドキドキの連続で楽しめました。
それにしても、あのハリソンフォードのパワフルな動き。
ちょっと還暦前後の人の動きではありません!
すごいな~

またインディージョーンズJr.の出現も『あっ』と驚きです
迫力満点、もちろん絶対にあたらない弾丸とか、敵がばたばたと倒れていくところとか
昆虫が出てきて人間をやっつけてしまうところとか、謎の暗号解きとか
いつものパターンもあるのですが、やっぱりおもしろいです。
今回は異次元の空間の設定もあり、広がりの深いストーリーだったような気がします。

さて、今年1月に立てた目標。
どんなに忙しくても月に2回は映画を映画館で見る!
この目標を毎月達成しています。
仕事をすっかり忘れて楽しむ、これがやっぱり大切ですね。

次回は『奇跡のシンフォニー』の予定です。




ザ・マジックアワー

2008年06月13日 | 本・映画・音楽・美術のページ
家の近くの映画館で、ザマジックアワーを見ました。

面白い、だけどちょっと漫画チック

佐藤浩市さんのファンです。
何だか、イメージ崩れる感じ。
でもそれが三谷さんの映画の魅力かも。

私としては「the 有頂天ホテル』の方がもうちょっと好きかな。

ところで、我が家の長男はマジック好きが高じて
とうとうマジック漫談のMさんのところに弟子入りしてしまいまいした。
毎日がとても楽しそうです
だけど、親としてはいいのかな~、、それで、、、って思うのですが。
今は学生とアルバイトとマジックの3本立ての生活です。

ザ・マジックアワーというのは一日のうちで最も美しい瞬間を表している言葉だそうです。
私はちょっと歳をとってしまったから、
一日じゃなくて、人生のマジックアワーを探しているのかな、なんて、
そんなふうに思ってしまいました。









真有口福

2008年06月05日 | おもちゃ箱
今日は久しぶりに友人と食事。

横浜中華街の名店『梅蘭』が渋谷に支店を出し、あっという間にそこが行列のできる店になってしまいました。
そこで、今日は2件目の支店、大崎ニューシティにある店に行きました。
お目当ては梅蘭特性の焼きそば。餡が中に入っていて、焼きそばが外側という絶品です。

『真有口福』
中国語でおいしいものを食べたときの表現です。
『本当においしかったです.ありがとう』とでも訳しましょうか、、、。

特に人から招待を受けたとき、この言葉で感謝の気持ちを表します。
ただ私は直訳の
『口が幸せ』の方が好きです。
何だか気持ちがストレートに通じます。

ということで、今日は梅蘭の焼きそばを食べることができ
「本当に口が幸せ」でした。
友人との久しぶりのおしゃべりも弾みました。

窮人家的孩子早当家

2008年06月01日 | おもちゃ箱
窮人家的孩子早当家

 『貧乏な家の子どもは若い時に自立する』という意味の中国語のことわざです。

ちょっともじって『不知道吃苦的人家的孩子不当家』と変えてみました。
『不知道』は日本語で『知らない』です。
『吃苦』は直訳すると「苦しみを食べる」つまり苦労する、の意味。
だから『苦労を知らない人の子どもはなかなか自立できない(大人になれない)』となります。

 そうしたら、私の中国人の友だちがそれは違う、変だよ!と言うのです。
親の気持ちとして、苦労を知っているから自分の子どもには苦労をさせたくないと思い、
手をかけ過ぎてしまうのだ、と。

 確かに!世話をし過ぎてしまうと、子どもはいつまでも自立できず、一方で親も子離れできない、ということになります。
 
先日、一人の成績出席不良の中国人学生と話しました。
学生の1ヶ月の生活費は親からの仕送りで約38万円。

その学生は日本語の『節約』という言葉を知りませんでした。
生まれてから20代半ばの今まで、一度も『節約』をしたことがなかったからです。

炒股(株を買ったり売ったり)

2008年06月01日 | おもちゃ箱
炒股

 株価が大荒れの様相ですねhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif
日本人の友だち、最近、中国株を買っていました。大丈夫かな?

 私の上海の友人、大学教授ですが授業もそっちのけで株にのめり込んでいるようです。
彼もだいじょうぶかな~?

 中国語で株は「股」株を売ったり買ったりすることを『炒股』と言います。
『炒』はもともと「チャーハン」=ご飯を炒めるの『炒』です。チャーハンを作るとき、忙しくフライパンの中のご飯をへらを使って焦げないように炒めますよね。
 その様子を思い浮かべてください。『炒股』は忙しそうに株を買ったり売ったりする(株を炒めちゃう!)、というところから来た言葉です。

 そう言えば、私の友だち、楊州チャーハンを作るのが、本当に上手でした。彼のチャンーハン、お米が立っていて、見た目も味も天下一品だったと思います。

今月半ば、仕事でなく上海へ行きました。

上海の発展は目を見張るばかりです。
私が初めて上海にたどり着いた80年代とは、とてもとても比べられません。