buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

警告あり

2009年09月30日 | お仕事いろいろ
学校が編纂する『紀要』
今年の2月、執筆者のひとりになりました。
でも当時は書きたい人が多かったので、私は補欠みたいなもの。
できれば「原稿を出す」、ということになっていました。

ところが、今年3月に執筆予定の非常勤の先生が退職
5月に同じく執筆予定の先生が産休に入ることが判明
そして、先週、さらにもう一人の先生が多忙を理由に辞退。
とうとう
紀要編集委員より『警告』が、、、
「絶対書いてくださいね!」

ということで、4日前から毎晩1時、2時までがんばって
今日の午後の締め切りに間に合わせました。

間に合わせた『紀要』の原稿、、、
本当にこんな感じでよいのでしょうかね~、、、。
よいわけないか、、、

にほんブログ村
FC2ブログランキング

頭脳労働には甘いものが必須 ~ベイクドケーキ~






男運のなさ

2009年09月29日 | おもちゃ箱
友人からメールがありました。
『再婚します』

1回目は盛大な結婚式を挙げました。
300人ぐらいはお客様が来ていたでしょうか。
3年で離婚。
2回目は会費制結婚式
5年半ぐらいもちました。
しばらく独身生活を楽しみ
今回はメールでのお知らせのみ。

彼女曰く『男運がないのよ』

そうなのかな~、、、。
でも、3回目の結婚相手は彼女の8歳年下。
実は幸せな人間かも。
3回も結婚できて若いご主人がいて、、、。
男運があるのかもしれませんね。

なんと
彼女の職業は『日本語教師』
夢も花もある充実した日々を送っているようです。

にほんブログ村
FC2ブログランキング



ほめる、ほめる

2009年09月28日 | おもちゃ箱
誰でも褒められると悪い気はしないものです。

翻訳の授業でダントツの95点をマークしたAさん
今年3月の学年末試験の時と『同じ人』とは思えないほどの躍進ぶりです。
素直にほめました。
「すごい!ホントによくがんばりましたね」

とっても気持ちがよかったようです。
『翻訳の授業が一番好きだ』と他の先生に話していたとか、、、。

ちょっぴり苦手な人から
『素敵なスカーフですね』とほめられました。
実はソウルの明洞で買った、日本円に換算すると400円のウールのスカーフです。
人は単純です。
褒められるといい気分、
つい言わなくてもいいことまで口から出てしまいます。
『これソウルで400円で買ったんです』
あ~、、はっきり言っておばかです。

保育園時代の長男。
テレビゲームをうまくクリアして大人たちに褒められました。
「天才だ、すごいね。だれもかなわないよ」
本当に自分を『天才だ』と信じた長男。
壁(クリアができない)にぶつかったとき
泣きながら叫んでいました。
「ぼ、ぼくは、ちっとも天才じゃない!天才じゃないんだ~」

過度の褒め過ぎは注意です。

にほんブログ村
FC2ブログランキング

写真:『よくこんなところで寝られるね」とネコをほめる





地域活性なるか、街道宿場祭り

2009年09月27日 | おもちゃ箱

写真の黄門様、宿場祭りに登場したA区のB区長、、、だと思います。
毎年、黄門様は区長が扮する、と決まっているみたいなので。

今年の街道宿場祭りはお天気にも恵まれ、大盛況。
片道一方通行の旧街道は人、人、人の波。
露天や地域の人たち、商店街の人たちの出した出店も大にぎわいでした。
小学校、中学校の父母たちの出した店の周りは、にわか『同窓会』も出現。
実はこの街道沿い、C幼稚園、C小学校、C中学とみなみな同じ学校へ行くのです。
もちろん高校は違ってしまう場合が多いですが、800年近くの歴史を誇るだけあって
結束が強い地域です。
ただ、最近は商店街に元気がありません。
閉店する店も増え、経営は大変そう。

でも今日一日は本当ににぎやかで華やかな街道がよみがえりました。

私も大好物の焼き団子、焼きそば、やきとり、
近くの7つの有名ホテルが出すグルメな露天でいろいろ味見をし、
フリーマーケットで出たかわいいお皿3枚を買って、家に戻ってきました。
抽選会は豪華景品が当たりますが、欲が深過ぎて参加賞!
やっぱりダメです。

とにかく一日、太鼓や笛の音がひびき、ちょっとわくわくしてしまう(←なぜ?)
日曜日でした。

にほんブログ村
FC2ブログランキング


不思議な少年

2009年09月26日 | 本・映画・音楽・美術のページ
大学生の時に読んだマーク・トウェインの『不思議な少年』
大きな衝撃を受けました。

『不思議な少年』はマーク・トウェインの晩年の作品で、
私が子どもの時にドキドキしながら読んだ『トム・ソーヤー』や
『ハックルベリー・フィンの冒険』の楽観的な作品とはかなり異なります。

マークトウェインは晩年に近づくにつれ『ペシニズム(悲観主義)』に傾倒したといいます。
不思議な少年(THE MYSTERIOUS STRANGER)は
楽観主義的な作風から始まりペシニズムにたどりついたマークトウェインの作品の
集大成だと言われているそうです。

物語は
16世紀、オーストリアの小さな村に
美少年『サタン』という少年がやってくるところから始まります。
サタンは村の3人の少年に、人間はとるに足らないもの、『人間の愚かさ』というものを語り続けていきます。
そのことばは辛辣。
ただ、的をえているため、人の心に深く残るものがあります。
サタンはその不思議な力で小さな村の人々の運命を大きく変えてしまいます。

物語の中で
彼は友人ニコラウスの運命を「良く」してあげる、と言います。
実はニコラウスは溺れかかった友だちのリーザを助けたことで重い病気になり
全身不随の寝たきりの一生、死ぬことだけを望む日々を送ることになる、、、
はずだったのですが、、、
サタンはニコウラウとリーザへの救助をほんの少し遅らせ、二人とも溺死するという運命に変えてしまいます。
サタンは問います。
一瞬の英雄的な行為のために、長い間の苦しみに苛まれるのと、苦しまずに死ねるのと
本人にとってどちらが幸福なのか、と。

この小説は落ち込んでいる時には絶対読まない方がいいとは思うのですが、
それでも、人間のあり方や生き方に考えが及ぶような時には
様々な示唆を与えてくれる一冊だと思います。

ところで、マークトウェインはハレー彗星が現れた年に生まれ、再びハレー彗星が現れた
75年後の1910年に亡くなったそうです。

彼こそ『不思議な少年』だったのかもしれませんね。

にほんブログ村
FC2ブログランキング

不思議な少年 (マークトウェイン著 中野好夫訳)岩波文庫

不思議な少年

AとS

2009年09月24日 | 授業
意味深なアルファベットではありません。

成績の『A』と『S』です。
私たちの科では成績評価がSからCまでが合格 59点以下がFで再試験になります。
ところが昨今、成績評価に対してとても敏感な学生が出てきました。
以前はAが最高の評価だったのですが、99点の人も80点の人も、みんな『A』なんて
おかしい、、、というたくさんの学生の要望で『S』ができました。
エクセレント、スペシャル、、というような意味で、各クラスで本当に優秀な人、1~3名を
Sにすることにしました。

ところが、今回のテスト評価に『S』を量産する先生がいて、少々混乱が起きています。
ある専門授業のクラスでは、なんと60%が『S』になってしまいました。
『A』が30%いるので実にクラスの90%がSかAなのです。
いくらなんでも『出来過ぎ』

もしかしたら(もちろん憶測ですが)試験が学生の現状に対し、簡単過ぎたということではないでしょうか?
テストを作るとき、もちろん全員がパスできることが目標ですが、
新規の問題は出さなかったのでしょうか。

あ~、、、なんだか学生から苦情が来そう、、、
何で、あのクラスの人はみんな『S』ばかりなのか、、と
評価が公平ではない、、とか
ちょっと心配です。
来学期からは先生方と評価の方法について、更に検討したいと思っています。

にほんブログ村
FC2ブログランキング

写真はオーストリアのお菓子『ザッハトルテ』
ウルトラ『S』クラスの半端じゃない甘さです。
チョコスポンジの上に杏ジャム、その上にチョコをコーディング
純粋な生クリームをたっぷり添えていただくそうですが、、、
カロリー軽く500を越える『強者』です。








国際結婚あれこれ

2009年09月23日 | おもちゃ箱
今日は私の元学生のAさん(韓国人)とBさん(オランダ人)の日本での結婚お祝い会。
二人はすでに韓国で結婚式を済ませました。
AさんとBさんの母語はそれぞれ韓国語とオランダ語(英語)、二人は日本語学校で知り合いました。
現在、日本に在住。家庭の中での共通語は韓国語でも英語でもなく、日本語です。
まさに国際的な結婚ですよね。

今日集まったメンバーは
Aさん、Bさんに続いて、7月にイギリスで結婚式を挙げたイギリス人と日本人の新婚夫婦
それに続けとがんばっている(?)マレーシア人と韓国人、台湾人の若い人たち
みな、日本が大好きで留学し、そのまま日本で仕事を見つけた人たちです。
日本人は外国人学生たちを積極的に応援してくれる企業の部長さん、役員クラスの人たち+教師たちです。

お祝いの会は
初めの挨拶、乾杯、真ん中の挨拶、歌、みんなのスピーチ、質問ゲーム、プレゼント、終わりの挨拶
内々の会ですから、それぞれが役割分担して、すごく和やかに楽しくプログラムが進みました。

何人かのスピーチやコメントを紹介します。

『何か苦しいことがあったら、いつでも相談してください。人生の先輩、結婚の先輩、仕事の先輩、それに
語学の先生もいるんですから』

『文化や習慣が異なるのは当然のことです。でも、何があっても二人が喜怒哀楽を共にし、
相手に寄り添うことを続けていってください』

『地球の裏側の国の人と結婚するとは思わなかった、、愛の力の吸引力はすごい』

などなど、、、です。優しい温かい言葉ばかり。

さて、私たちの会は小さなかわいい集まりですが、日本で就職を考えている外国人たちを、
外国人・日本人それぞれが相互に支援しています。
今日は日本で先に就職した外国人に現役の留学生を紹介し、今後のアドバイスを頼みました。
同じ境遇にあった先輩が後輩にアドバイス。先輩たちはピアサポートのロールモデルです。

緩やかなピアサポートを目指したネットワーク作り。
実はこれが私のライフワークのひとつともいえるかもしれません。
自分自身は万年幹事ですが、やりがいのある役割だと思っています。

もう一人の幹事さん、お手伝いのみなさま、本当に本当に今日はお疲れさま。
ありがとうございました。

Aさん、Bさん、末永くお幸せに、ね。
元の担任教師として、今日はふたりの明るい表情と姿を見て、とっても嬉しかったです。
ありがとう。

にほんブログ村
FC2ブログランキング

写真はハッピーウエディングプレート


職員室文化

2009年09月21日 | お仕事いろいろ

友人から日本語教師を辞める、というメールをもらいました。
外国人と接するのが大好き、欧米にあこがれて日本語教師になったのに。

日本語教師になる動機は十分です。
そんなものです、みんな最初は。
でも、そのあとの広がりはすごかった、、、。
外国人学生の日本語教育にそれこそ情熱を注いでいたのです。

どうやら日本語学校の中の人間関係に疲れ、グループ間のいざこざにはまったようですが、、
それは私の想像の範囲、、、。
もっと早く相談してくれればよかったのに。
私に手伝えることは少ないけれど、何かおしゃべりしていて、いい案が浮かぶかもしれなかったから。

このように、もう何人の教師が学校を去っていったのでしょうか。
ある人はどうしても生活が立ち行かなかった、、
土日も他のアルバイトをしていて、結局派遣の仕事に転職しました。
ある人は専任や経営陣と合わなくて、、、

以前在籍した日本語学校の校長、A先生が学校には先生たちの『職員室文化』というものがある、
時にすごいプラスのパワーを発揮するけれど、
先生たちの負のエネルギーが爆発してしまった時には
学校が分裂するほどの破壊力がある、、、と言っていました。

今いる科を立ち上げたとき、教室も職員室もオープンにしてしまいました。
教室を誰が見学しても参加してもOK
そのような授業をしてください、そのような授業ができる人を採用します、、、
やりたい授業をやってみてください、アイデア大歓迎!
なんて、大上段に構えて言ってしまいました。

実は前の学校でA校長に『責任は私がとります、だから好きなようにやってみてください』
と言われたことがありました。
背中を押された感じ。
すごく嬉しかったことを覚えています。

私はその校長先生のようなことが完全には言えない立場です。
なぜなら、(言い訳になるけれど)私は組織に属しているから、、
校長先生は自分の経営する学校でした。
それでも、できる限りプラスのエネルギーが発揮できる職員室の環境を作るのが
私のやるべきことのひとつだと思っています。

友人は、これからどうするのでしょうか、、、。
しばらく休む、と言っていました。
心配です。

にほんブログ村
FC2ブログランキング

写真は『オープンな教室』






始まりはささいなこと

2009年09月21日 | 本・映画・音楽・美術のページ

映画『20世紀少年最終章ぼくらの旗』を見てきました。
第1部は劇場で、2部はテレビ放映されたものを、3部は劇場です。
原作のマンガを読んだことはありませんが、、、

事件の始まりは、ほんのささいなこと、、、
それがある人にとっては大きな分岐点だったり、障害になったり
ある時は大きなエネルギーを作り出したり。

人は複雑です。
映画の登場人物にもまして、私は複雑な人間だな~って思うけれど、、、
私だけそう思っているのでしょうかね~、、、。

映画は2時間45分。
よかった~と思うのですが、その長さにちょっぴり疲れました。

にほんブログ村
FC2ブログランキング






教室の中のアジア

2009年09月20日 | 授業
教室の中にはアジア人がたくさんいます。
まじめで気のいい人たち、日本語も日本での就職を目指す人たちですから上級超級レベルです。

でも、ちょっと油断をすると、日本に留学しているにもかかわらず
教室の中は小さなアジア(母国)になってしまいます。
つまり、誰もが自分の母語を話し始めてしまうってことです。

母語は『速く深く』コミュニケーションが取れ、便利だからです。
ちょっとだけの油断は積み重なると大きなマイナスになってきます。
せっかく日本に留学しているのに、日本語をほとんど使わない、という環境ができあがっていきます。

こんなことを少しでもなくそうと
4年前から大学で日本語教育を専攻する学生たちに『サポーター』として
クラスに参加してもらっています。
時に、ファシリテーター、リーダー、時に教師のアシスタント、グループワークではメンバーであり
クラスのクッション役です。
年間を通して40名以上を受け入れています。
教室環境の改善は教師の役割ですが、それをどう活用するかは学生たちの問題。
また、教育実習生にとっては現場でどう学ぶか、それは私たちが手取り足取り教えるものではなく
基本的には教育実習生自身の問題です。
ただ、どこかに互恵性があるのか、学生にも教育実習生にも概ね満足を得ています。
(↑よかった~!)

最近中国への出張はめっきり減りました。
前回、中国語で話していたら、現地の担当者に『日本語で話しましょう!もっと深く話せるから』なんて
言われてしまいました!
『すみませ~ん、じゃ、そうしてください』
恥ずかしいけれど、便利で早い、、、
あ~、学生に言っていることと自分のやっていることが矛盾している~、、、

にほんブログ村
FC2ブログランキング








花の名 

2009年09月19日 | 授業

日々、いろいろありです。
それでも人生は続いていく、、、。

韓国出張中に自動的に入ってしまった携帯メール
『家庭の事情で休学』し、台湾に帰国する学生から
『先生、本当にいろいろお世話になりました』と、、、
そういえば、最後の日、忙しくて挨拶ができませんでした。
何か、哀しくて。
本人は勉強したくて勉強したくて、、、実は、泣きながらの帰国です。

先日の学校説明会
どうしても私たちの学校に進学したい、という韓国の学生。
お金の工面ができません。
1年は続けることができても、2年目のめどがつかない、とのこと。
でも、勉強したい、、、。

生きていくって、本当に大変です。

花の名

中華ケーキの作り方、、、という試験

2009年09月19日 | 授業

「中華ケーキの作り方」という中国語の文章を日本語に訳す問題を
期末テストに出しました。

1 まずボールの中に卵を入れ、泡立器でよくかき回します。
つぎに小麦粉、水、スキムミルクを順に加え十分に混ぜ合わせてください。

というようにケーキの作り方(中国語文)なのですが、中国語の『盆』(←今回はボールと訳してほしい)
ということばひとつを見ただけでも

1 鉢の中に卵を入れ/盆の中に卵を入れ/鍋の中に卵を入れ/皿の中に卵を入れ/茶碗の中に卵を入れ
  たらいの中に卵を入れ/碗の中に卵を入れ/ボールの中に卵を入れ 、、、と8通りの答えが出てきました。

 ボールという外来語がほとんどの人の解答から出てきませんでした、、、。


その他 黒砂糖→赤砂糖 (赤砂糖は日本では聞いたことがないのですが、中国語では「紅糖」)
ベーキングパウダー→醗酵粉、酵母粉、ふくらし粉、イースト菌 など、みんな本当によく考えつくものです。
ちなみに翻訳の試験ですから、もちろん辞書持ち込み可です。

昨日、学生たち数人に話を聞いたら、
自分たちで書いた答えがやっぱり『可笑しい』らしく、
何を書いたか、笑いながらあっけらかんと言い合っていました。
さすが、、、。

でも、辞書ありの試験なのだから「たらい」はやめてもらいたいな~、、、、お願いしますよ~

にほんブログ村
FC2ブログランキング

官僚との待ち合わせ

2009年09月18日 | 旅のお話
表題の件、
ちょっとかっこいい感じがするけれど、
実は友人(官僚)との待ち合わせです。

私は羽田空港17時55分到着のアシアナ航空
友人は羽田空港18時45分着の日本航空

久しぶりの再会なので、お互い少々疲れているけれど、食事を一緒にすることにしました。

ちょうどこの日は鳩山内閣の新閣僚が発表されました。
ほとんどはお互いの共通の興味キャリアコンサルタント関係、
『キャリア教育』についての多方面からの意見交換でしたが、、

「今度の大臣が急激な改革をするより、徐々にうまく官僚を使っていってくれたら、、、」
なんて事も話していました。

友人は中堅どころの官僚。
今後、もっともっと偉くなるのでしょうか。
私としては、彼の活躍がけっこう楽しみです。

にほんブログ村
FC2ブログランキング







がんばれ、東京オリンピック

2009年09月17日 | 旅のお話

がんばれ、東京オリンピック

『東京オリンピック』を絶対に誘致してくださいね、、、、と
韓国のJ日本語学院の院長先生に檄を飛ばされました。

東京にオリンピックがやってくれば、
韓国にも日本語を媒介にした雇用が生まれる、
それが一時的であってもいいのだ! というのです。

『それにしても東京人のオリンピックに対する関心のなさ』が心配、とのこと。
確かに私の周りでも全然盛り上がっていません。

地球の裏側のリオデジャネイロに持っていかれるより、
東京で開催した方が絶対に経済効果が高い、とJ日本語学院の院長先生。
『先生も、いろいろな方に東京オリンピックを宣伝してくださいね。』と
ソウルでだめ押しされました。

昔、東洋の魔女が金メダルを取る瞬間
私の母がもうお布団で寝ていた、子どもの私を起こし、
「ほら、見ておきなさい。オリンピックで日本人が金メダルをとるところよ」と
テレビの前に座らせたのを思い出しました。
その頃の盛り上がりは、確かに感じられませんよね。

でも、考えてみれば
私たちの学校の通訳翻訳を専攻する韓国人にとっても、東京オリンピック開催は
チャンスかもしれません。

明日から、職場の先生たちにJ学院の院長先生のお話を伝えていくことにします。
がんばれ、東京オリンピック!です

にほんブログ村
FC2ブログランキング

写真は東京代々木公園の1964年東京オリンピック当時の選手宿舎跡。