buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

あすなろ

2008年10月29日 | おもちゃ箱

来週早々締め切りの発表の原稿ができません

仕事が忙しすぎて、まったく手につかない状態です

それに家に帰ると、なぜかやりたくない、、、
(家ではがっつり主婦です)
とほほ、、怠け者です

今回はパネル発表で、4人のチームです
私以外はがんがん進んでいる様子、、、

あ~、どうなっちゃうのかな

今日は夜、息子が借りて来たDVD『スウィニー・ドット』を見てしまいました
見てから、、(もちろん)後悔

もう明日、がんばろう!
明日がんばるしかない!





歯をくいしばる

2008年10月28日 | おもちゃ箱
どうも最近顎の調子がよくありません。
顎が口を開けたり閉めたりするごとに『カクッ、カクッ』と音がするようになりました
それで2週間ほど前に歯医者さんに行ったのですが

『歯を食いしばっていませんか?』との質問

自分では意識していませんでした

実は歯をかたく食いしばっている人は
歯ぎしりをしたり
顎関節症になったり
または頭痛がしたり、と
いろいろな症状が出てくるのだそうです
ストレスが原因の場合もあるそうですが、、、

それで、自分の生活を『顎』の面から、ちょっとだけ観察してみると
特に料理をしているとき
包丁を使って何かを切っている時に歯を食いしばっていることがわかりました

それから周りに『顎』が『カクッ』となっている人がけっこういる、と
わかりました 『顎』仲間の輪があるのです

幸いにも私の『顎』の音はレーザー治療一回でよくなりましたが
やっぱり固いものを食べたり口を開けたり閉めたりする時に
少し痛みがあります

その痛みが続くようなら、夜だけはめるマウスピースが効き目がある、と
やっぱり『顎』が『カクッ』となっていて、夜マウスピースを入れている
その歯医者さんが言っていました!







ネコ派、ふたたび

2008年10月28日 | おもちゃ箱

なにも書くことがなくなると
ネコの『ぶり』を頼ります

ぶりは
今日も家の中をゆうゆうと歩き回る「家ねこ」です

以前、高校生の時に飼っていた「みんみん」は庭や家庭菜園の畑の中を飛び回っていました
ご飯も、人間が食べるようなもの
ブリちゃんのようにキャットフードオンリーではありませんでした

みんみんは病院で予防注射をしたことがありませんでした
でも「ぶり」は定期的に病院で予防接種を受けます
みんみんは子猫の「ちび」を生みました
でも「ぶり」は我が家に来る時は避妊済み
みんみんは、5歳で死んでしまいました
でも『家ネコ』は10年ぐらいは平均的に生きるそうです

ペットを巡る時代も変わりましたね~

変わらないのは「みんみん」も「ぶり」も家族全員からかわいがられているってことでしょうか




ナベサダ with L.A.Friends @BLUE NOTE TOKYO

2008年10月27日 | おもちゃ箱
昨日のことです
午前から午後にかけて、まじめに
産業カウンセリング学会で
ライフキャリアについてのラウンドテーブルに参加しました

その後、うきうきしながら南青山のBLUE NOTE TOKYOへ
日曜日の夜7時からは
20年以上前にはまっていた『渡辺貞男with LA Friends』のライブがあったからです

当時「ナベサダ」は50代、音楽活動に脂の乗り切った頃だったのでしょうか、、
『オレンジエクスプレス』や『マイディア・ライフ』などの曲で
ヒュージョンミュージック(クロスオーバーミュージック)で一世を風靡しました
30代の私は、かなりの数のライブに行ったような気がします

さて、昨日の私の連れはいつもは忙しい夫
こちらは今でも1ヶ月に1、2回ジャズ(ぽい)バンドでベースを弾いている(靴職人)です
彼は昔からナベサダのグループのメンバー、ロスからやってきたベーシスト
『エイブラハム・ラボリエル』の大ファンです
実は20年前、エイブの出演するロスのライブハウス『ベイクドポテト』まで行って、彼の演奏をきいています

2週間前に昨日のナベサダのライブを知り、すぐさま予約
午後4時からよい席を取るため、ブルーノート前で並んでくれました
その甲斐あってか、昨日の席はテーブル自由席、舞台から2列目でナベサダやエイブと目の合う位置でした
(すごい迫力を感じられる特等席です)

ナベサダ、今年75歳だそうです
変わらない~、、、
今回のメンバーのキーボードはドン・グルーシン
ドラムとパーカッションの2人を除くと、老眼鏡が必要なメンバーたちです
白髪も増えました
でも、すごい!
昔と変わりません、嬉しそうに楽しそうに演奏します
お客も50代前後のカップルや男性が目立ちましたが、みなのりのりでした!

目をつぶると、音楽だけ聞こえてきます
なつかしい、、、
タイムマシンのように若い時代に逆戻りできる、そんな時間を過ごせたような気がします

最後、舞台を降りてテーブル席の間を通り、楽屋に戻っていくグループのメンバーたち
私はしっかり、ナベサダとエイブと握手

あ~、、、ほんとうにいいエネルギー補給のひとときでした
すごくすごく楽しかったです、、、。



線路に落ちた人

2008年10月27日 | おもちゃ箱
ナベサダ@ブルーノートの帰り
渋谷駅のJR山手線渋谷品川方面のホーム、6両目あたりで
線路を覗き込んでいる40代の男性
「あぶないな、、、だいじょうぶかな」と思っていたら

落ちました!
線路に。

その瞬間、20代から30代の男性が3、4人駆け寄って
彼が起き上がり、手を出したのを引っ張り始めました
5秒も立たないうちに
近くにいた駅員さんがマイクで『転落、転落』と叫び
緊急の信号を送ったようです
『だいじょうぶ、電車は止まりました!」と言いながら走ってきました
早かったです!

男性は2分後にはホームに引き上げられました
その後
引き上げた男性たちは、何もなかったかのように放り出した自分の荷物やかばんをひろい
どこかに消えていきました
残ったのは酔っぱらって引き上げられ、座り込んでいる男性だけ

電車は5分ほどの遅れでホームに入ってきました

映画のワンシーンのような出来事でした、、、が 
ナベサダのコンサートと同じくらい
私にはインパクトのある事件でした


資格と仕事

2008年10月25日 | 授業
産業カウンセリング学会の大会に参加しました

ところで
産業カウンセラーという資格ができたのは1992年。
私はその1期生です
当時は労働省管轄の試験で、私の合格証は当時の労働大臣藤縄さんという人の名前が入っています
私は大学で履修していた科目があったので、養成コースは免除、いきなり試験で費用は1万円でした

ところが現在は
養成講座が21万円
受験料が3万5千円です
試験の合格率は65%ぐらいですので、がんばればどうにかなる資格です
でも就職の方は、、、40社受けて1社受かるかどうか、というのが現状のようです
人事コンサルタントという名の派遣会社の相談員が多いとか、、、
どこもかしこも仕事を得るのはむずかしいですね
やりがいのある仕事ですが、自分に投資した資金を回収できるかどうか、、、

もうひとつ、総合国内旅行業務取扱管理者資格というものがあります
合格率23%ほど、難関です
養成講座にいくと、約20万かかります
私は15年ほど前に通信でこの資格を取りました

この資格を持っていると、就職率はどうでしょうか?
やっぱりあまりよくありません
この資格があれば、旅行業を開業できるのですが、このご時世、わざわざリスクを負うような
旅行会社の開業は、、、、できないですよね
そうなると、派遣で添乗員などをすることになります
時給1000円から2000円の世界です

日本語教師の講座はどうでしょうか
受講料はもしかしたら上記2つより高く、40万以上かかるかもしれません
それで、日本語教育能力検定試験に合格するかというと、こちらも合格率は20%ぐらいとのこと
また、合格しても就職先があるとは限りません

長男はホームヘルパー2級の資格を持っています
高校3年生のとき、費用1万円で学校で資格を取らせてもらいました
1回でも欠席をしたら資格がもらえない、ということで、熱が出ても授業に出ていたような気がします
でも、彼はこの資格を使っての就職もアルバイトもする気がないそうです
『実習に行って辛い仕事だとわかったし、、、ずっとできそうもないから』と言っていました

子どもが小学生のとき、家庭教師に4年も通ってくれた先生は
現在某医科大学の小児科医です。
私立の医大だったので、相当な学費(年間1000万円近く?)がかかったようです
我が家で払う家庭教師の指導料はその日のうちにコピー代に消えていったとか
1,2度、先生がインターンの時にご飯を一緒に食べたことがあります
過労死直前、1ヶ月で8キロもやせたとか、、、
『医者の不養生』とはよく言ったものです

このご時世、いったいどんな仕事がやりがいもあり、それに見合った収入がもらえるのでしょうか

昨日、今日、明日と産業カウンセリング学会の大会に参加しています
じっくりと『ライフキャリア』ということについて考えてみたいと思っています

(写真は職人の技:小龍包)





人生の皮肉

2008年10月22日 | おもちゃ箱
長男と私の中国語の先生は北京出身の女性です
先生は30代半ば
中国人の夫とともに日本で生活しています

先生の願いは語学教師ではなく、会社に勤め
日本と中国の間のブリッジ人材として働くこと
以前、北京の日系企業でばりばり働いていたキャリアウーマンですから。

履歴書を方々に送り、就職活動やる気満々のここ数ヶ月
私も自己PRや会社の志望書を直したり、添削したり、と協力しました
ところがどっこい、、、先月
妊娠していることに気がついたのだそうです
え~!!
信じられない、、、
うそ!

嬉しいような、残念なような、、、とは彼女のこころの底からの気持ち

人生はいつでもちょっとばかり皮肉です

(写真は長男が一番最初に使った中国語の教科書)





ムール貝の誘惑

2008年10月22日 | おもちゃ箱
友人と神田小川町の『シャンドゥソレイユ』http://r.gnavi.co.jp/g304600/
というベルギー料理の店にいきました
ここのおすすめは『ムール貝のワイン蒸し』
ワインとバターの風味がムール貝のオレンジ色を包みます
おいしい~!

ビールはベルギービール

日々の雑事に少々煮詰まった時
このような嬉しいアクシデントに遭遇するときがあります
もちろん今日は友人のごちそうです

ビールでちょっと口も軽くなり、陽気な気分。
心もお腹も満足する時間を過ごすことができました

明日は長い長い会議の日です
めげずにがんばろう!



なんて言ったってこのネコがすごい!

2008年10月20日 | おもちゃ箱

家族のこころをひとつにまとめる
ネコです

なんて言ったってこのネコがすごい

猛烈に忙しい靴屋の夫
愚痴の多い教師の私
自称天才マジシャンの長男
13対1で野球の試合勝った!相手が、、、という高校野球児の次男

この自分勝手な家族ひとりひとりの愛情を受け取って
(寝ているところを起こされたり、ぎゅっと抱きしめられたり)
それでも、悠々と過ごしている

このネコはすごい! と私は思うのです




お菓子と安心感

2008年10月19日 | 授業
『安心感』のある教室環境作り
非常勤のA先生を中心に、2002年頃、以前在籍した学校で、そんな試みを始めました

授業の方法ではなく、
誰でもが安心して自由に話せる環境を作る、ということを目指しました

その時は、教室の改善を目的にしていましたが、別に教室でなくてもかまわないのです
先生たちの集まる研究室も同じです

新学期が始まり、20名以上の先生が入れ替わり立ち替わり、研究室を使います
新しく採用した先生2名、返り咲き(1年に半期のみの授業)の先生2名も加わりました

研究室ではA先生を中心に華やかににぎやかにいろいろなテーマで
みんなが話をしています
授業の研究あり、最近のニュースに対する意見あり、今晩のおかずの話あり、、、

先生たちの関係って複雑でビミョーだと思われがちです。
実際にそうかもしれません
しかし、私たちの科では
多少ユニークなことを言ってもきっと受け止めてくれる、
誰かがサポートしてくれる、
そんな『安心感』がただよう研究室であるようにと、思っています

この雰囲気作り(ある人は風土作りと言いますが)を主に任せているのが
非常勤のA先生です。
非常勤でも教師研修プロジェクトのヘッドです
専任よりも非常勤の先生に責任を持っていただいた方がうまくいっているように感じます

さてさて、私の役目は、何かと言うと、
やっぱりおやつの差し入れかな~?
研究室の大きなテーブルの上にアクセントのお菓子があると、みんなこころがもっと軽く楽しくなるようです
お菓子の効用、甘い物好きの私にはよ~くわかるんです

(写真は郡山の銘菓:ままどおる)




数学は美しい

2008年10月18日 | 本・映画・音楽・美術のページ
イギリス人のAさんは私の以前の学生です。
エジンバラ大学で数学を専攻しました。

『数学は美しい』

それが彼の口癖でした
数学嫌いの私にはちょっと信じられないことばです
Aさんは
日本語で『博士の愛した数式』という本を読んでいました。
そして、「先生、やはり数学はすばらしいです、人の人生を色彩ります」と
目を輝かせて語っていました

「数学は美しい」
彼にとっては数学はきらきらと輝いているのですね、きっと


先日、『容疑者Xの献身』という福山雅治主演の映画を見ました。
容疑者(天才数学者)の台詞の中に
『その証明は美しくない、だからもう一度検証しているのだ』ということばがありました。

魅力のある台詞ですね。
数学者の哲学が感じられます

『容疑者Xの献身』なかなかいい映画でしたよ!





人の輪 

2008年10月18日 | おもちゃ箱
自分のブログを振り返ると
私はいかに多くの人に支えられているかがわかります
時々厳しい意見やアドバイスをいただきますが、、、
時間を経れば、それがみなぴかっと光るサポートとなっていることが多いのです

私は今、語学教育の世界で生活の糧を得ています
私の仕事です
しかし
語学の世界はもちろんのこと、別の分野で活躍する人とのつながりを増やすこと、
これが自分にとっての更なる成長の助けになるのかもしれないな~、と
今日は改めて思いました


お知恵を拝借

2008年10月18日 | 授業

A高校のB先生と会いました。
いつも貴重なアドバイスをしてくださる先生です。

食事をしている時の話題は
私が先日参加した日本教育工学会の大会の発表についてでした。

小学校の先生が『PISA型の授業』について発表しました。
小学生を主体的に学習させた実践研究のいい発表でした。
発表後、ある大学で教育学を教える先生が質問しました。
『採用時には向上心に燃えていた教師たちですが、何年かたつと
先生のような授業ができる人とできない人に分かれてしまう
その原因(その差)は何だと思いますか』というような問いでした
発表された先生が答えに詰まっていると
「先生はなぜそのように手間のかかる授業ができるのですか」と
切り口を変えました

小学校の先生は
「たぶん、私がこのような授業に興味を持っていて面白いと思っているからだと思います」
と答えました

『PISA型の授業』あるいは『総合』のような授業は指導する先生の
力量、また専門外の知識、ソーシャルスキルなどが求められるそうです
そのような知識や経験を活かせる教師、その授業を面白い、と思って
広げられる教師が少なくなっている、とのことでした

B先生によると
『教師になりたい人』と『教師になれる人』は違うのだそうです。
教師になったあと、どこまで学生と一緒に成長していけるか
学び合いができるか、
また学生の発想から学べるのか、ということが大切とのことでした

そして若い先生のやる気をつぶさないよう、周りのサポートが必要と
最後に結んでいました

いつもはこんなまじめな話はなかなかしないのですが、、、。
明るく優しい先輩先生です
私もB先生に「ほめられて」成長させてもらっています









こころの色

2008年10月17日 | 授業
別の学校での出張授業
技術アート系の学校の留学生への授業です。

日本語のレベルはある人は上級、ある人は中級
レベル差があるクラスです。
でも、彼らの芸術的なセンスは抜群!
もちろん、それが好きで日本に留学した人たちですから。

こころの色、というアクティビティーに取り組みました。
ハート型が書いてある紙。
そこに自由に自分自身の「いま、ここ」の色をつけていきます。

さすが、アート系『おっ』と目を見張る作品の連発です。
単純さの中に、センスがきらりと光ります。

そして、こころの色付けが終わると、プレゼンテーション
きらりと光るこころの色にはどんな意味や願いが込められているのか、、、

アクティビティーはメインの授業のためのアイスブレーキングです

今日の授業はさらに、学生を現実に戻し、
日本での就職と向き合わなければならないもの。
でも、何だかほっとする時間を過ごしたためか、その後の授業も活発に
意見が出ました

写真は私のこころの色
やりたいこと、夢はいっぱい、だけど一抹の不安あり
茶色で表してみました









選択科目大抽選会

2008年10月16日 | 授業
新学期が始まって、学生たちは必修科目の他、選択科目を10科目選び
登録を開始しました。

どこでもそうですが、ある科目に学生が集中します
そこで、どうしても人数を調整できない場合は抽選となります

今日はその大抽選会でした

箱に○を書いた紙と白紙とを入れ、
1人ずつひいていきます。
今回は30名を15名に減らす授業の抽選が一番白熱しました。

『運が悪かったら、来年またこの科目にチャレンジしてね』などと
予防線を張りながらの抽選、、、
必ずあとで苦情が出て来るからです

「あたった~!」
『キャ~、残念~』などと
会場は大騒ぎで、中国語や韓国語が飛び交い、大いに盛り上がります。

でも公開の抽選は公平。
今年は意外にも苦情が1件のみ。
お祭りのように盛り上がって、さーっとひいていった学生たちでした。