buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

ここはボクの国

2010年07月24日 | 食いしん坊
週末、友人と高田馬場のミャンマーレストランへ行きました。
山手線と西武新宿線の高架の間の細い路地を入り、
古いビルの地下にある『ヤンゴン』というレストランです。
山手線の線路下の植え込みには雑草がはえていて、まさに高架下の路地裏、
一杯飲み屋がちょぼちょぼと並ぶ「怪し不思議な雰囲気」の場所です。

ところで
私が一番最初に留学生に日本語を教えたのは、高田馬場のある専門学校でした。
もう20年以上も昔のことです。
そこにはミャンマーから来たミン君がいて、中国人や韓国人に混じって勉強をしていました。
ミン君は家族とともに日本に来た難民で、
パスポートは日本政府にとりあげられている(本人の弁)のだそうです。
『外国へも母国へも行くことができないんですよ。』と言っていました。

ある日、日本人の学生とともに『戦争』についてディスカッションをしました。
いつもは教師に協力して(?)意見を出し、ディスカッションを盛り上げてくれる
ミン君がその日は静かでした。
授業が終わってから
『今日はあまり意見を言わなかったね.』と声をかけると

『先生、本当に人が死ぬところを見たことがありますか?
ボクはたくさん見て来たんですよ。
だからね、クラスメートの想像の中での「戦争」には、とてもついていけないんですよ。』
と、言っていました。

、、、ことばなし、です。

ミン君は学校を卒業すると、IT技術者になりました。
その後、日本人の女性と結婚して、子どもがふたりうまれ、幸せに暮らしている、と
高田馬場でミャンマーレストランを開いたミン君の弟さんから聞きました。
(残念ながらそのレストランは閉店してしまいましたが、、、)


さてさて、路地裏のビルの地下一階にある『不思議怪し』の空間の
ミャンマーレストランのお話にもどりますが、そこで食べたのは
『お茶の葉サラダ』(独特の食感!お勧めの一品です)
『アブラ麺』(汁なしですが、鴨の肉がのった麺、食べても食べてもなくならない量)
『マンゴーカレー』(マンゴーが入ったちょっと辛いカレー)です。
滅多に食べられないミャンマーらしい料理をお店の人に推薦してもらいました。


週末の金曜日の夜、日本人のお客さんは私たちと、ほか1名。
9時を過ぎた頃に、たくさんの若いミャンマー人がやってきました。
とても楽しそうににぎやかに自分たちのことばで話しています、、、。

レストランはいつのまにか小さな『ミャンマー』に変わっていました。

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写真は品川・御殿山にあるミャンマー大使館。桜の名所です。













子猫といっしょ

2010年07月24日 | ねこ(ぶり)といっしょ


次男が拾って来た子猫が元気になりました。
足の傷もかなり回復。もちろんまだまだ痩せっぽちのネコですが、
生後1ヶ月、よく生きのびたと、ほめてあげたいです。

3匹目のねことして、すっかり家族の一員になりました。
心配してくださった方々にご報告と感謝!です。
ありがとうございました。

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