buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

梅とスカイツリー

2011年03月03日 | 授業


今日は学生たちと花王の東京工場見学、その後、亀戸天神の梅祭りを見学しました。
亀戸天神の梅とバックのスカイツリー、
寒かったけれど、青い空に映えています。

夕方、友人に会いました。
今日は友人の誕生日なのです。
場所は吉祥寺。

東京を横断してしまいましたが、今日はいい一日でした。



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若い学生にチョコ!

2011年02月09日 | 授業


留学生の学習の手伝いをしてくれる大学学部4年生の人たちの実習が
ほぼ終わりました。
今日はA大学の2人の男子学生が、留学生の卒業研究発表に立ち会ってくれました。

ひとりの学生は商社に就職が決まり、
もうひとりの学生は高校の先生になるそうです。
おめでとう!

いつもニコニコして、授業のサポートをしてくれました。
実はサポーターの役割は学生の支援をするだけでなく、
授業で孤独な教師のサポートもしてくれているのです。

二人がずっと来てくれたおかげで、どんなに励まされたか。
ありがとうございました。

二人の今後のご活躍を心から願っています。

今日は二人に心ばかりの小さなチョコを渡しました。
何年かぶりに若い男性に渡すチョコ、って、、、なにかいいですよね~。




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ダメだし、出直し

2011年01月22日 | 授業


日ごろ、学生に小論文の指導などを行っているのですが、
いざ、自分で書くとなるとダメですね~。

現在、25日締め切りのレポートを作成中ですが、
先週、1回目を提出し、すぐさま『大幅な修正』を
2人の大学の先生に指示されました。

でも、その指摘がまさに「しかり!」なのです。
やっぱり専門家のコメントは得るところ大です。

日ごろ、何も自己研鑽をしていない自分を恥じながら
今日明日、自分を追いつめて(?)がんばるつもりです。




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一見凡庸、、、

2011年01月02日 | 授業
上海から長男がお正月を過ごすため、戻ってきました。
中国は旧正月を祝うため、1月の休みは3日間だけ、+3日間自主休講です。

長男は21歳。
上海の大学で交換留学生として中国語を学んでいますが、
この大学の日本語学科2年生の作文の授業の先生(1週間に1コマ)でもあります。

実は最初は日本語科のアシスタントを1年間する、ということで
寮費が無料になる、とのことでした。
でも、上海の大学に着き、担当の先生のところに行ってみると
『はい、これがあなたのクラス、よろしくね。』と
20名の学生を任されたのだそうです。

この話を聞いて、日本の大学の長男を指導している教授は憤慨していました。
『中国語を学びにいったのに、教師なんて、、、』

去年のクリスマス、長男を上海に訪ねた時、日本語科の責任者の
A教授に挨拶をしました。
私としては大学2年生の長男が1年間日本語の教師を有名な大学でできるなんて
すばらしい(すばらし過ぎる)経験だと思うのです。

長男の話ではA先生は「ぼーっとしてる。緩い感じ。」との話でしたが、
確かにとっても穏やかな先生です。
でも、名刺をいただくと、中国の北京大学の出身で博士です。
日本の大学院でも研究員として研鑽を積んだ方です。

「留学生は留学生楼で中国人学生と交流することもなく、外国人の中だけで生活していますよね。
せっかく中国に来たのにもったいないと思うのです。
以前、日本の学生が留学を終えて帰国する時、ほとんど中国人の友だちができなかった、と言って
いたのが、心に残ります。
自分も日本にいた時、日本人と大学以外で交流する機会がとても少なかった。
だから、◎◎くん(長男の名前)たちには、中国人と交流する機会をどうにか作ってほしいと
思っているのです。」


このように、先生は話してくれました。

鋭いところをついていますよね。
さすがに留学の経験のある先生です。
実はこれは日本に留学している留学生も同じような感じですから。
特に内向的な留学生は、なかなか日本人と交流することができません。
家でも電話で中国語、学校では授業以外中国語、アルバイト先ではマニュアル的な会話だけ、
じゃ、いつ日本語を使うの?ということになってしまいます。

一見凡庸に見えるけれど、A先生の正体は、たいした先生、だということです。
息子は日本でも中国でも、いい先生に出会っています。







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写真は古い上海、新しい上海































追跡調査

2010年12月27日 | 授業
クリスマス、終わってしまいましたね。
26日に聴くクリスマスソング、なぜか感動がない、、、。
(でも、まだ聴いています)

年末、友人の大学の先生と一緒に
大学の学部、大学院で日本語教育を専攻し、ここ5年間の間、私の授業に参加してくれた
サポーターたちにアンケートをすることになりました。
短い人で3ヶ月、長い人で1年間、週1、2回授業に参加した人が100名を越えたのです。

授業では留学生、日本人の学生たちがそれぞれの役割を意識し、
問題解決能力、異文化理解力、言語の管理調整能力を含む『多文化共生コミュニケーション能力』
の向上を目標に協働活動型の教室活動を行いました。

大学を卒業し、ほとんどの人が社会人となりましたが、
日本語教育の世界に入った人は数えるほどです、、、、
参加してくれた人たちにとって、留学生と一緒に活動した時間は
社会人となった今、どのように自分の生き方に影響を与えているのか、
それを調べてみたい、と思っています。

追跡調査は辛抱強く、時間をかけて行うことが大切だと思います。
『毎年、もうやっちゃおうかな~。』と、せっかちな私には5年はとても長く感じられました。
やっと今年の3月、サポーター体験者が100名を越えたので、実行です。
(今年も押し詰まってこの時期ですが、、、)


みんな、どうしているのかな~、、、。
ひとりひとりの名前を見ていると、すごく懐かしい感じがします。

もしかしたら、このブログを読んでくれている卒業生がいるかもしれませんね。
もう少したったらアンケートが届くかもしれないので、ぜひぜひご協力よろしくお願いいたします。













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晩秋の浜離宮恩賜公園

2010年12月08日 | 授業




学生と一緒に浜離宮恩賜公園に行きました。
場所は汐留駅から徒歩5、6分。
都会の中の静かな公園です。









この公園は大名庭園で特別名勝として登録されています。
海水を引き入れた汐入の池や2つのかも場、そして300年の松が見事です。









すでに晩秋。
でも、まだまだ紅葉が残っていました。






ちょっとだけ残念なのは汐留の再開発地域。
公園の周りはぐるっと高層ビルが建ち並んでいます。







でも、ちょっといいお散歩ができました。









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究極の民主主義

2010年11月24日 | 授業



来年度卒業クラスのアルバム委員を決めました。
希望者なし。
アルバムを作るのは、少々手間もかかるし、時間もかかります。
ということで、恒例の『究極の民主主義』あみだくじで決めることになりました。
選ばれた人は、文句を言わずに全力を尽くすこと、これがルールです。

3名の人がラッキ-にも当選!
3名を除いたクラス全員が祝福の拍手をしました。

毎年、凝ったアルバムができ上がります。
偶然にも選ばれた3人に期待したいと思います。





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英語がすべてか?

2010年11月08日 | 授業

英語がすべてか?

中国語を専攻する者のひがみかな~、、、とも思うのですが、、、
今日は英語に関するお話です。

今年の春、私は留学生のキャリアに関する研究会に参加しました。
そこで、お隣に座ったA先生と知り合いました。
A先生は数年前、授業をすべて英語ですることを謳い文句に開学した
地方大学の教授でした。
この大学にはもちろん留学生の学部生、院生がたくさんいます。
でも、ほとんどの学生は日本語を話す事ができません。
日本語が話せなくても、大学内ではさほど、問題がないのです。
なんせ、みな英語を使っているのですから。

日本人の卒業生の就職はまあまあだったそうですが、
A先生に言わせると、昨年度、留学生の就職は一人として決まらなかった、
とのことです。

日本語がしゃべれない事がネックになって、就職の採用試験にがんがん
落ちたのだそうです。
よく考えてみれば、うなづけるのです。

アメリカのある大学で、日本語だけで授業をする学部を作ったとします。
先生もそこで学ぶアメリカ人もみな日本語で話しているのです。
そこには日本人もいます。
日本語だけで、アメリカで学ぶ事ができるのです。
この学校、
アメリカ人には圧倒的に有利。
アメリカにいてずっとネイティブの日本人と話せるし、授業も専攻している
日本語で、(日本に留学する事なく)学べるのです。
ところがここにいる日本人はどうでしょうか?
アメリカで就職する事ができるのでしょうか?
アメリカで英語の話せない日本人は仕事を得る事ができるのでしょうか?
日本人はちょっと可哀想な状態になりますよね。

さて、例のA先生の大学です。
就職試験でがんがんに留学生が落ちてしまい、やっと日本語の重要性に
気がついたようです。
(A先生はとっくに気がついていたのですが)

英語がすべてなのでしょうかね~。

今年、ハローワークに登録に行った私たちの学生
日本語はネイティブレベル
英語でコミュニケーションがとれ、
それ以外に1カ国語を要求されたそうです。
もちろんパソコンの技術、それ以外の資格があればもっといいそうです。


↑外国人への要求です。

今は本当に厳しい就職事情です。
日本で働くのに、英語だけでOKの時代はほとんど終わったといってもよいでしょう。
ただし、こてこての技術者は技術で身を立てていくので、日本語はそこそこでも
だいじょうぶみたいです。

ただ、昨日のブログに載せたような事態も起こりうる、、、
そう考えると、外国人には今も昔もあまり住みよいとは言えない日本ですね。




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普通の学生、エリートの学生

2010年11月07日 | 授業


日本語教育に携わる先生たちと数日、仕事をしています。
お昼は大学のキャンパスの中のカジュアルフレンチのお店へ。

そこで、ランチを食べながらの話題が『外国人(留学生)のお仕事』
のお話。

日本政府はほんの一握りの超エリートの就職を高度人材と言って
支援しているけれど、日本に来ている留学生のほとんどは
普通の学生たち。
どの大学でもがんばっている留学生の就職が決まらず、先生たちは
みな心を痛めています。

一方、私が現在関わっているエリートの某国のIT技術者たち。
母国では知らない人がいない超有名大学の院を終えた人たちで、
そのまま卒業と同時に日本に就職。
日本では誰もが聞いた事のあるシステムを開発しましたが、
ストレスをため過ぎてダウン。
大変です。
何しろ、日本語だって十分に話せないのですから、周りの社員や
上司とだってうまくいくはずがないのです。


普通だって、エリートだっていろいろ問題は山積み。
そんなことを話していたのですが、

日本語を教える大学の先生たちも、『キャリア』関係にはとても興味を
持っているようです
いい傾向ですよね。
たくさんの人が興味を持てば、留学生の就職、外国人の仕事の環境が
少しずつ変わっていきそうな気がします。






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留学生は母国と日本の架け橋、、、ブリッジ人材。
























スモモも桃も桃のうち

2010年10月09日 | 授業

「群読」という授業を3年ぶりに復活させました。

今日はトライアル授業で、学生たちがどんな授業をしているのか、
見に来る、そんなお試し授業です。

「群読」は、詩やエッセイなどの作品を、ひとりで読んだり、
グループで読んだりし、
作品を味わいながら、作者は何が言いたいのか、どこを強調しているのかを
探ります。

今日は
「すもももももももものうち」というセンテンスを
リズミカルに読む練習をしました。

実際は「スモモ も 桃も 桃のうち」なのですが、
学生たちは平仮名だけで表記すると、うまく読み切れません。
変なところで切って読んでしまい、意味が全くわからなくなったり
「も』がひとつ多過ぎたり、足らなかったりと
教室はみんなの笑い声がいっぱい。
久しぶりに声を思いっきり出す楽しい授業になりました。

おかげさまで大盛況。
定員14名のところ、40名の学生がトライアルに参加してくれて
刺激的な授業になりました。




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写真はピーチケーキ





お台場散策~レインボーブリッジを渡る

2010年10月07日 | 授業

今日は学校の校外授業でした。
場所はお台場。
基本的には現地集合ですが、これまで全員が予定通り集まれたことはありません。

今日も集合時間に数名が遅刻。
普通は待っているのかもしれませんが、私たちはさっさと出発。
遅れた人はとにかく連絡をつけて、どこかで追いついてね、
ということになっています。
それじゃないと、集合時間前に集まっていた学生から苦情が出てしまいます。

まずはフジテレビに向かいました。








初めての人もいれば、もう5回目、という人もいます。
フジテレビの球体展望台に登って、通訳練習をクラスごと、言語ごとに行い
その後、11時半に解散。
写真はフジテレビの展望台から眺めた第6お台場です。








13時にお台場ビーチのところで再集合して、お台場海浜公園や台場の歴史について通訳練習。

伊豆七島の神津島の白い砂を入れた浜辺は人も少なく、とてもきれいです。
海の水は澄んでいて、魚が泳ぐのが見えました。
10月半ばにはトライアスロンの大会が開かれるそうです。
こんなにきれいな海で泳いだら、ちょっと気持ちがよさそうです。






その後、第3台場(台場公園)まで浜辺を歩き、解散しました。

嘉永6年(1853年)の6月に、ペリー提督率いる米国艦隊が浦賀に現れたときに
江戸を守るため、品川沖に6つの砲台を持つ台場をつくったそうですが、
現在は第3台場と第6台場が国の史跡に指定され、残されています。
第6台場は植物や野鳥の宝庫になっていて、人の立ち入りは禁止されています。
写真は第3台場から撮ったレインボーブリッジ、壮観です。









台場公園は若い人でにぎわうお台場の対面にあり、来る人も少なく、自然がいっぱいの
お散歩コースになっています。








ここまでで、かなり疲れてはいたのですが、
ただ、さらに歩いてもいい、という人のために
レインボーブリッジを歩いて渡る、、、コース(希望者のみ)を加えました。
写真はレインボーブリッジ上から撮った隅田川方面です。









10名の留学生が参加、
私も生まれて初めてレインボーブリッジを歩いて渡りました。
(徒歩で対岸まで40分弱)










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今日はかなりの距離を歩く校外授業になりました。
一番最初の写真は第3お台場の草はら。
光が射してとても綺麗な緑に輝いていました。













アテスウェイのケーキ

2010年10月03日 | 授業


今日は1年に1度のT女子大学の教育実習報告会です。
私たちの学校で授業をサポートしてくれた10名ほか、
7つの日本語教育機関で教育実習をした学生たちの発表が
午後1時から3時間行われました。

私たちの学校に来てくれた学生たちは
授業の様子の写真、教室活動で作ったポスター3枚、
ビデオ、アンケートの集計、分析までを
パワーポイントにまとめて発表していました。
すばらしいプレゼンだったと思います。

その後、受け入れ機関の教師たちと大学の担当教員の懇親会。
ここでの話し合いは、例年
実習生がどのように授業に主体的に関わっていけるかを探る
とても貴重な意見交換の場になっています。

話し合いにはコーヒーとケーキの名店「アテスウェイ」の
スイーツが出てきます。

私にとっては、これもまた1年に1度の楽しみです。


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写真はアントニン・レーモンドが設計した東京女子大学礼拝堂(1934)
今日は青空に白井建物が映えていました。







未来への投資

2010年09月20日 | 授業

今日は朝から晩まで学生の小論文の添削です。
家にいると、いろいろな雑用が気になるので、
思い切って、カフェでお仕事。

レポートを読んでいると、みんな本当にがんばっていることがわかります。

勉強は「未来への投資」、、、。

まあ、確かにそうだけど、「未来への投資」は
きれいな言い方。
半端でない額を自己投資したのはいいけれど、
まだまだ就職が決まっていない人がたくさんいます。


このまま就職が決まらないと、未来への投資はずいぶん高くつき
元手が回収できないことも。
ただ、彼らの知的財産はどんどん殖えていると思いますが、、、。

このあたりが、実に難しいところですね。


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インターンシップ

2010年09月18日 | 授業


1週間に1回の翻訳の授業に
インターンシップの学生(大学4年生)を4名受け入れています。
うち、3名は来春大学院へ進学する学生たちで、日本語教育を専攻するのだそうです。

来年の2月まで、彼らはクラスのメンバーとして授業に加わり、
ある時はファシリテーターとして、あるときは生き字引のような存在で
留学生たちをサポートしてくれることになっています。
学生たちとのコミュニケーションがうまく進めば、
1、2回、1回20分程度で授業を担当してもらう予定です。

4人の学生たちはいつか、日本語教育の現場に立つであろう予備軍です。
少々日本語教育の現場の厳しい現実に戸惑いを覚えつつも、希望に燃えています。
がんばっている人たちを見ていると、とても励まされます。

でもね~、無理して日本語教師にならなくてもいいんですよ。
いろいろな道があるはずですから。

毎年、20名以上が3ヶ月から半年、私たちの学校でインターンシップをしています。
もう、延べ人数で100名以上になったでしょうか。
3分の2ぐらいはふつうに就職したそうです。
卒業後も日本語関係のボランティアを続けている人や
会社で外国人社員の教育担当になった人もいるとのことです。
つながっていますね~、、、。
よかった!

連絡可能なインターンシップを経験した(元)学生たちのその後を追跡調査しています。

職場や地域社会などで求められる能力(社会人基礎力)のうち、
対人関係力や問題を発見し解決する能力などは、学生時代の課外活動経験
ゼミなどの達成感のある活動型の授業、アルバイトなどで習得されるという報告があります。
私たちの学校でインターンシップを経験した(元)学生たちは
大学の3年次からその準備をしてきました。
インターンシップとその準備の授業は彼らの職場や地域社会で求められる能力に
どのような影響を与えたのでしょうか?

まだ調査途中ですが、今年中にまとめの作業に入る予定です。
結果が楽しみです。
もしかしたら、その結果は私の今後にもけっこう影響を与えるかもしれません。


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後期からはA大学から教育実習生が6名来る予定。
今度の水曜日はその打ち合わせです。

写真は教育実習生たちが作ったポスター











僅差にこだわる

2010年09月08日 | 授業
試験前です。

1点の差に非常にこだわるのが、最近の学生たちの特徴です。

「どうして、ここは-3点なんですか?」と
採点の理由や基準を問われることがよくあります。

入学試験と異なり、人を選抜したり、落としたりする試験ではありません。
以前と比べて自分自身がどれくらい伸びたか、それを自ら確認するのが
学期末の試験だと思うのです。

ですから、「うまくなった、のびのびとした、活き活きとしている」という
褒め言葉も必要なのですが、
「どこがどのように、いつのどんな基準に比べて伸びてきたのか」
わかるように説明してあげることも、教師の役割のひとつのような気がします。
大人の学習ですから、論理的な説明をしてあげることで、
勉強の計画が建てやすくなるのではないでしょうか。


でも、早起きが苦手で10回の授業のうち、
6回休んでしまった学生。
学生には学生の理由があるのですが、、、。
その対処に本当に困っています。

できる限りのアドバイスも注意も、ときに警告もしましたが、
やっぱり改善されない、、、。
話し合いの最後のことばは
「あとは自分の責任で、、、自分で何がしたいのか、よく考えてね。
あなたに任せます。」

先生だって、こんなことば、言いたくないんですけどね、本当は。

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教師になってわかること、、、哀しいけれど、教師の限界。