buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

原作を超える映画があるのだろうか?

2010年07月02日 | 本・映画・音楽・美術のページ

今日は授業で『間宮兄弟』という映画を見ました。
ふ~、、、。 学生も教師も原作を読んだ時点ではかなり期待していたのですけどね~。

Aさんは、先週までに完読できず、今日の授業の前に、あと16ページというところまできていました。
彼女、ちゃっかり映画が始まっても読み続け、15分を経過したところで、完読。
しかし、その後映画を見ながらいつの間にか爆睡。
彼女としては『完全読破』できたところで大満足だったのでしょうね。
アルバイトで疲れていてるうえ、暗い教室。心地よい室温。ちょっと眠くなる映画の展開。
もう『爆睡』の条件は全部揃ってしまいました。


『間宮兄弟』を見ながら、一部分、眠ってしまった人、数名。
やっぱり、原作の「ふつうのふつう、だけどちょっと変わったモテない兄弟」を表現するには
映画では難しかったのか、、、という感想です。
配役も兄が原作よりかっこよすぎる佐々木龍之介でした。
筋肉隆々ではちょっとね~。

あ~、原作を超える映画って、本当にあるのでしょうか?

作家の思いが凝縮された作品を映画で描ききれるのか、
映画製作者の力量が問われるのだと思います。


間宮兄弟 江國香織著 小学館文庫
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