buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

マザーツリーに向かう旅

2009年07月30日 | 旅のお話
明日から夏休みに突入です。
今日は朝から会議、打ち合わせ、椅子の移動、また打ち合わせと続きましたが、
明日から休みだと思えば、なんのその、です。

最近、打たれ弱くなりました。
何だかへこむ、、ことが多いのです。
中国と日本を行ったり来たりして、貿易の仕事をしていた時と比べれば(比べようにも違いすぎるのですが)
今は何だか夢のように気が楽かも、、少なくともストレスで胃潰瘍になったりはしません。
自分の持てる究極の力を吐き出した『中国貿易』の日々、、
もうほとんど『大変だった~』ということしか覚えていないんですよね、、、。
でも、今はいろいろなことが複雑になりました。
人間関係も仕事も、、、。
がむしゃらに進むだけではうまくいかない現実

だけど、、そんなことは忘れて、、、夏休みです。
明日は朝6時半の北に向かう新幹線に乗り、ブナの大樹『マザーツリー』を見にきます、、

年に1度の自分回復の旅に出発です

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昔は△×◎だった、、、

2009年07月29日 | おもちゃ箱
昔はハンドボールの選手だった。
それもキャプテンだった。
昔はバンド活動をやっていた。
ロックも好きだった。
昔はバタフライで25メートル泳げた。
資格を取ってライフセーバーのアルバイトをしていたんだよ、、、

と言うと、子どもが笑う。

でも、そうだったのだ、、ほんとうに。

スコット・マーフィー『乾杯』




雑木林の残るキャンパス

2009年07月29日 | 授業

今日はA大学のインターンシップ報告会で、府中市にあるキャンパスまで出かけました。
(写真は大学の講義棟前です)
キャンパスは広々とした敷地の中に雑木林が一部残っていて、緑がいっぱいです。
私の属す学校は都市型の高層ビルキャンパスですから、この大学を訪れるたびに、
『すごくいい環境!』とうらやましくなってしまいます。

インターンシップ(教育実習)に参加しているのは
B先生が責任を持っている特化コース(5年間で修士まで修了)の学生さんたちです。
今年で3年目。

教室のドアを開けると、今年インターンシップに来た学生をはじめ、3年前の学生、去年の学生、
十数名がいて本当に懐かしかったです。
私たちの学校の授業にサポーターとして参加し、それぞれ何か新しい発見をしてくれたようです。
よかった~、、、。
みなさん、改めていろいろとありがとうございました。

私の属す科の授業は全て(希望者がいれば)公開となっています。
もう何年も続けているので、先生たちも学生たちも慣れたものです。
今後もインターンシップや教育実習に来てくれる大学生たちを受け入れ
教室の環境を整備していきたいと思っています。


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公的ワーキングプア

2009年07月28日 | お仕事いろいろ
昨日は学校にキャリアコンサルタントの方々数名をお招きして、
エントリーシートの確認や履歴書のチェック、進路就職相談などを
していただきました。
いつも接している教師に「相談」するのとは異なり、
1回限り、今日だけということで、学生たちはいろいろな相談ができたようです。

私はこの「キャリアコンサルティング」という仕事にとても興味を持っている一人です。
経済不況の中、ハローワークや民間の人材派遣、就職紹介の会社などで、職を求める人の相談相手として
キャリアコンサルタントはますます活躍の場を広げているように思います。

ところが、ところが、、、昨晩見たテレビ番組の特集では
ハローワークで「求職者」の相談に当たるキャリアコンサルタントのうち、
約60%強の人たちが「公的ワーキングプア」に該当する、非正規雇用の職員だということです。
年収は200万円から250万円。

雇用の問題は昨今深刻な状況ですが、
相談に当たる人たちの多くが、非正規雇用の職員とは、、、。
何だか矛盾していますよね~。

キャリアコンサルタントの人たちの仕事に対する真摯な姿勢を知っているだけに
今の現状がとても残念です。
どうにかできないものでしょうか、、、。

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靴職人の勉強方法

2009年07月26日 | 授業
人はどれくらいで熟練した仕事ができるのでしょうか?
私の夫は靴職人です。
ドイツのゲゼレ(職人)という資格を持っています。
このドイツ整形外科靴職人(ゲゼレ)になるには、ドイツ国内で見習い職人として3年以上の修行をし
(整形外科靴マイスターの下で靴作りの下働き)仕事の基本を学びます。
靴だけでなく、ハムやソーセージ、大工さん、鞄職人など、ドイツのデュアルシステムは伝統と改善の中で
しっかりと確立されてきました。

それでは3年が過ぎれば、靴職人としての技術が熟練するか、というとそうではないようです。
3年目が始まり、という言い方をした方が逆にいいのかもしれません。

主人は今でも週に1回、日本人の70代の靴職人(親方)のところに靴の作り方を習いに行っています。
親方の靴工房で、指導を受けながら自分で靴を作ります。
親方の指導の方法は2つ。

1)しっかりと説明してから、自由に作らせる場合 と
2)難しいところや覚えなければいけない技術を実際に見せて示す場合

聴いて、見て、学ぶ、、、職人の世界はやはり「自律・自立」が基本のようです。

語学の学習も『職人』の世界に共通しているようなところがあるかもしれません。
1)きっちり教えてモデルを示し、2)主体的(自立・自律)に学習(応用)させる、、、。
教室の環境によって異なるかもしれませんが、私の属す学校の外国人学生には
意外に「職人型」が合っているような気がします。


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フットケア・オーダーメイドシューズ・和功堂

過剰包装

2009年07月25日 | おもちゃ箱

主人と父がバス旅行に
写真はそのお土産。
八ヶ岳のチーズケーキ
とっても大きい外箱の中に発泡スチロールの箱
その中に外箱の4分の1のかわいいチーズケーキ。

冷蔵庫から取り出して、箱を開けていった時の長男の顔
どんどん小さくなる中味に
「ひどいよ~、これ」

味は、、、う~ん、可もなく不可もなく、、、かな

教室で闘っている人、潤っている人

2009年07月24日 | 授業
「教室は学習者を支える場ではなく、ともに闘う場なのだ」という意見を読みました。
http://archive.mag2.com/0000079505/20090718193910000.html

そんなことを考えたことがなかったので、素直に驚きました。

もともと
私は教室活動で闘っているなんていう感じはまったくしないのです。
環境の違いでしょうか、、、。
その場(あるいはそこの環境)では闘うことがきっと必要なのでしょう。

人に支えられ、支えている自分を感じます。
非常勤に支えられ、サポーターに支えられ、上司に支えられ、学生に支えられ、、。
でも、自分がその人たちを支えている、こともよくわかっています。

『双・』
両方が潤う、利益を得る、満足を得る という意味の中国語です。
教師も学習者もサポーターも学校もそれぞれが『潤う』

私の専門は中国語なので、このあたりのことばで教室活動を表しておくのが
一番無難かもしれません。

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事件は会議室の中で起こっているんじゃない

2009年07月24日 | お仕事いろいろ
私たちの科では年に数回、企業の人事、教育、広報関係の役員の方々をお招きしてワークショップを
開いています。

2年ほど前、ある人材派遣会社のばりばりの女性課長を紹介され、『外国人の就職』について
お話ししていただいたことがありました。
とてもきれいな方で、女性から見ても魅力がいっぱい。
更に、会社内での様々な競争に勝ち抜いて来た『できる』女性です。

ところが、授業でのお話は専門用語が多く、具体性に欠けているような感じ。
また少々、上から目線で、、、
学生の中には、つまらなくなって(またはちょっと反抗的になったのか)
意識が飛んでしまう(寝てしまう)人もいました。

授業が終わってから、研究室で講師の方とお話をしましたが、、、。
「今日は話の途中で寝ている人がいて、ちょっとショックでした。
やっぱり外国人にしっかり日本のマナーをわかっていただかないと、就職というのは
難しいかもしれませんね~。」

正論です。
本当にそうなんですが、、、、

話し手の彼女には足りないところがなかったでしょうか?

会社関係の研修では聴き手は会社の指示に従って参加しているのだから
もちろん、みな、つまらなくても何でも一生懸命聴こうとしています。
話しやすいと思います。

ところが、学校の学生は会社員ほど礼儀正しくはありません。
授業料を払って聴いています。
また授業だから(しかたなく)聴いている人もいます。
つまり面白くなければ、聴かない、という選択もできるはずです。

話し手の講師は今日の相手(聴き手)はどんな人たちなのか、会社員と何が違うのかを
把握していたのでしょうか?

その点から見ると明らかに、彼女は準備不足。
寝る人だって出てくるのではないでしょうか。  
きちんと講師料を払ったのに、すべてを聴衆のせいにしてしまいました。

でも、彼女を選んで招いた私の責任も大きいですよね。

何故か、かの織田裕二さんの名台詞『事件は会議室の中で起こっているんじゃない』
ということばを思い出しました。

現場はいろいろ、いろいろあり、なのです。

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ヤキイモジュース

2009年07月22日 | おもちゃ箱
さくらももこの「もものかんづめ」というエッセイ集の中から
『意図のない話』を授業で読みました。

その中に『ヤキイモジュース』の話があり
学生たち、大いに盛り上がりました。
炭酸入りのヤキイモジュースと普通のヤキイモジュースがあったようですが、、、、
やきいもの味に炭酸って、、、絶対合わない!

ところが、ネットで検索していたら、こんな商品が5年ほど前期間限定であったことを知りました。
http://blog.goo.ne.jp/kazumucha/e/f997597c62a6488a0e66a0ed2b6aa604

飲んだ人の話によると、『もう笑うしかない、、やきいもそのものの味』、、なんだそうです

もうない、と言われると、飲みたくなっちゃいますよね、、、試しに!

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夕食に誘われると、、

2009年07月21日 | お仕事いろいろ

かつての上司から何度か食事に招待されたことがあります。
食事は豪華、、、食いしん坊の私には魔力のような誘惑です。
でも、決まってそのあとには『お願いごと』が、、、。
『◎◎の資料を××日までに翻訳してくれないかな、、、頼むよ』なんて感じです。

食事に招待されて何か頼まれると、引き受けざるを得ない場合が多いですよね。

来週ですが、A常任理事から食事に誘われています。
理事は私の上司の上司、学校の責任者でもあります。

科の運営はうまくいっています。
もちろん小さな問題はあるけれど、、、。

何らかの『頼まれごと』があると踏んでいるのですが、
もしかしたら、学校内での人事移動かも

なんだか『会社員』のような教員生活を送っています。

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ストーリーで語る

2009年07月20日 | 授業
先日お招きした外資系企業の人材開発部の部長Aさんによると、
面接の時に自分自身のことを『ストーリー』で語れない人が少なくない、ということでした。

ストーリーで語る

これはトレーニングしていないと、なかなか難しいものがあります。

そういえば、やはり外資系の大手企業の部長Bさんも
一連のトピックスを順序立てて語ることの大切さを、昨年のワークショップで話していました。

AさんやBさんの話の中に、外国人、日本人の分け隔てはありません。
応募してくる人の性別や国籍、年齢、未婚既婚などは関係ないそうです。

昔と違って、今は個人のエンプロイアビリティー(企業に雇われる能力)が問われる時代なんですね。

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『ユニーク』『個性的』あるいは『変』

2009年07月19日 | 授業
大学生の時の話ですから
もう30年ぐらい前のことです。

Aさんは丸顔のかわいい女の子でした。
ある日、大学のキャンパスの中でワンピースのような服を着て、ジーンズをはいていました。
今で言うチュニック風のスタイルです。
私の目には『なぜ彼女はスカートとジーンズを同時に身につけているんだろう?」
と、すご~く不思議に映りました。

キャンパスは今でこそ東京の郊外に移りましたが、当時は原宿竹下通りから2、3分入ったところにありました。
(30年前も)若者ファッションが渦巻いているあたりです。
社会福祉系の単科大学で、学費は国立大学と同じ、私は年額3万6000円を払っていました。
地方出身者がかなりの割合を占め、どちらかというと場所に似合わない(社会福祉やカウンセリングなど)
地味な学問を専攻する地味な学生たちが集まっていました。

Aさんの服装は、私が今属しているファッション系の大学や専門学校なら、画期的であったに違いありません。
ユニークで斬新、、、、。
しかし30年前の私にはちょっと『変』という感じがどう考えても拭いきれませんでした。
ただし、Aさんとは親友とはいかないまでも『いい関係』だったので、
私の中では彼女の服は『とても個性的』というように表現を変えていました。

『ユニーク』『個性的』などのことばは裏を返せば『ちょっと変』

私がもし、Aさんと敵対関係にあれば「ナ~ニー、あの変なかっこう」ってなっちゃっていたかも。
当時、まだまだ何も知らない大学生でしたが、相手との関係によって、ことばを使い分けていたんですね。
(私にしては上出来!)

Aさん、何をしているのかな?今頃。
私の友人たちは圧倒的に公務員になった人が多かったのですが、、、。

『チュニック』の流行、で思い出した懐かしい「事件」でした。


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時屋のどら焼き

2009年07月16日 | おもちゃ箱
教育実習生の実習が今日で終わりました。
今日は最後ということで、留学生とお散歩に出かけた実習生たちが
『時屋』のどら焼きを買って来てくれました。

彼女たち曰く
西新宿にある甘味処『時屋』のどら焼きは
あの『ドラえもん』の大好物の『どら焼き』のモデルなんだそうです。
作者の藤子不二雄さんのスタジオが『時屋』のそばにあり、よく『どら焼き好き』の藤子さんは
『時屋』によくどら焼きを買いに来たとか、、、

どら焼き、ボリュームたっぷりで、とってもおいしかったです。
実習生にごちそうになり、さらにさらにハッピーな気分になりました。
ありがとうございました。

実習中は本当に学生ともども、お世話になりました。
今回の経験が少しでも社会に出てからのプラスになってくれるといいのですが、、、。
これからのみなさんの活躍、期待していますね。

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