Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

Monkey Majik『Monkey Majik × Monkey Magic』(2007)

2007-06-30 11:20:01 | 日本のロック・ポップス
Monkey Majik
『Monkey Majik × Monkey Magic』(2007)

Monkey Majikは、仙台を拠点に活動している、カナダ人とニッポン人の混成バンドだそうです。アタシャ、迂闊にして、このヒト達のことは全く知りませんでしたが、結構、売れているんデスね。

メンバー編成的には、Vo&Gが2人と、B、Drの4人編成だそうで、もう、典型的なロック・バンド編成ですが、サウンド的には、カッディングの気持ちよいギター・ロックと、ソウル・ファンクのハイブリッド、というのが持ち味っぽい。

で、このEPは、ソウル・ファンクの色が強い。
ドラムも居るバンドなのに、ココでは打ち込みでやっていて、生感覚、汗臭さが薄いです。でも、別に、ソレ、悪いコトではナイ。カラっとしたギターとソウル・ファンクのミックス感覚は、なかなかエエで~。
ソウル・ファンク・ミーツ西岸海洋性気候。
と言った感じですね。

楽曲は、バンド名での縁で始まったのか知らんが、TVドラマ/映画『西遊記』とのタイアップ曲。ゴダイゴの名曲のカヴァーもしてますね。その、カヴァーでは「Monkey Magic」が秀逸。リハーモな伊豆・・・。頼むで、ことえり・・・。ハイ。気を取り直しまして、えぇ、その、リハーモナイズね。原曲とは異なるコードでやるコトですが、ソレが、なかなか気持ちよく決まってましてね、原曲より横揺れの振り幅を大きくした感じデス。エエで~。
二曲目の「Pretty People」は打ち込みリズムと、アコギのベストマッチ。ドゥービー・ブラザーズをサンプリングして、打ち込みリズムに載せたような感じ。リズムは、打ち込みと言えど、デジタル臭の薄い、パーカスを多用したリズム。気持ちエエね~。ヴォーカルもドゥービーより乾いているし、その分、爽快度はもっと高いかもしれないッす。
「Around The World + Go!空」は、香取慎吾氏がセリフで参加していて、ってか植木等的に暴れていて、なかなか面白いデス。楽曲的には、ポップ・ロックにソウル・ファンク的な意匠を施した感じ。あくまで、根っこはロック的な方向にある感じで、クラブ・ミュージック的な意匠を青空に解き放っちゃったような感覚。どっちかと言うと、西岸海洋性気候ミーツ・ソウル・ファンク、なのかもしれんデスね。

ジャケットは、香取慎吾氏が書いたそうな。

バンドについての情報は、Wikiなどで見て下さいね。

7月25日にはニューアルバムも出るそうで、コレは、要チェックかもしれない。(予算があればデスが・・・)

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