ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

産後抄。

2009年01月02日 | blog

あけましておめでとうございます。

子供が産まれてからのいろいろを書いてゆきたいのですが、なかなかむつかしいです。
まとまらないので、備忘録的に、いくつか箇条書きにしてみます。

・親になるのが、この歳でよかった。もうすこし若かったら、悩んだり不安だったり夫婦喧嘩になったりして、つらかったとおもう。

・いろいろ大変だ!という噂は、すべてほんとうだった。でも、どんなにたいへんでも、子供がむちゃくちゃかわいいのでへっちゃらだ。だから怖がることはない。

・インターネットがあってよかった。妊婦・産婦の経過のいろいろや、育児の悩みは、あらゆる事例がインターネット上にある。もし、インターネットがなかったらとおもうとぞっとする。

・インターネットがあってよかった。ネットスーパーで買い物はできるし、子供服やベビー用品は、中古がオークションに溢れている。ネットオークションがプロ級の妻は、今日も獲物を狙っている。

・街で小さい女の子がいると、ガン見してしまう。娘がいなかったらやばいひとだ。妻が妊婦のときは、妊婦をみかけるとやはりガン見。

・てきとうになった。細部の厳密性や正確さについて、考えられなくなった。先輩パパの同僚も、程度の差はあれ、そういう傾向があるとおもう。仕事の内容によっては、つらい人もいるんじゃないかな。

・予想はしていたが、自分の子供はかわいい。あんまりかわいくてびっくりした。あたりまえだけれど、自分に似ているとかわいいし、配偶者に似ているとかわいいし、そして、小さいからかわいい。と、理屈をつけてはみるものの、正直、ワケわかんなくかわいい。

・出産後、女性ホルモンの効果で、奥さんの肌がプリプリツヤツヤになるのはほんとう。寝てないし、這って歩くほどよれよれなのに、お肌だけはつるピカ。

・子供を見て、「あばばばば」とヘン顔してしまうオトナは、子供の気を引きたいというよりは、子供のヘン顔につられている。

・笑うとたまらん。なぜ笑うのかはわからん。

・乳児の白目はものすごく白い。ちょっと青いくらいだ。いちども充血したことがないからだとおもう。

・歯がないのに可愛いのは今だけだとおもう。

・子供が産まれるというのはすごい。皆に「おめでとう」と言われるだけのことはある。そのすごさは圧倒的だ。都会では、家族の形が変わって、なかなか身近に体験しづらくなっているので、想像とのギャップがものすごい。もちろん、いい意味で。


今年もいろいろ書いてゆく所存ですが、新しい視点が開けてゆくとおもうので、我ながら楽しみです。
今年もよろしくお願いいたします。