ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

象印、自動ホームベーカリー、パンくらぶ BB-HA10。

2006年09月25日 | blog
「ニューマシン」とは、パン焼き器でした。

水と、小麦粉と、バターと、砂糖と、塩と、
ドライイーストと、スキムミルクを、
正確に計量してお釜に入れて、スイッチを入れるだけ。
3時間でパンが焼けます。

ほんとうの焼きたてパンは、文字通り焼きたてで、
熱くて触れないんですね。

お釜の底には「餅つき器」そっくりの羽根があって、
その羽根が、「たね」をこねて、そのまま焼き上げるので、
パンのおしりに、鍵穴のような穴があきます。

お釜はおもったよりもちいさくて、
焼き上がるパンのサイズは、そうねぇ…
1斤の食パンに対して、0.7斤くらい?

あつあつの焼きたては、たしかにすごくおいしい。

でも冷えると、案外平凡。

口当たりは、「ぱっ」と華があるんですけどね、
その奥のもうひと味、が足りないような。

お店のパンと、何がどう違うのか?
や、家庭用パン焼き器で、
名店のパンと張り合うのもおこがましいですが、
でも、材料をちょっと変えただけでも、
その違いがダイレクトに現れて、これはなかなかおもしろい。

いままで素通りしていた、富沢商店の小麦粉売り場で、
迷うのが楽しくなりそうです。