武道・禅の心で臨床を読み解く(武道、禅、心理療法、ボディワークを学ぶ理学療法士)

21年間の運動指導・700冊の書籍からリハビリ・トレーニングを読み解きます。
良書の書評、稽古・訓練方法、研修報告など

仙骨操作(ボディーワークと武術の違い)

2011年05月10日 | 合氣道

 合気道の稽古で胡坐(あぐら)姿の統一というものがあります。ただ胡坐をかくのではなく色々な方向から押されてても崩れない、というものです。

 先日、その稽古がありはじめ上手にできませんでした。しかし、仙骨を立て地面と坐骨結節との接地感を大切にしながら行なったところうまくいきました。仙骨操作は色々な所で言われていることで別に真新しいことではなく、しかも文章に書くといとも単純です。しかし、体感し理解できた事は奥深く大きな収穫に大満足でした。この一週間はその収穫を味わいながら身体を操作しています(また動作分析能力がアップしました)。

 今まで、ボディーワークによって身体が軽くなることは度々体験してきていたのですがどうしても改善できなかったのが地面とのコンタクト、重心を落とす、そして対人でのワークです。

 対人でのワークは対人稽古をする武道・武術の方がすんなり納得できることが多い気がします。

 これって多分ボディーワークと武道との成り立ちやニードが違うからだと思うのですがこのあたりの私なりの仮説は追々武道PT勉強会で取り上げていこうと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿