武道・禅の心で臨床を読み解く(武道、禅、心理療法、ボディワークを学ぶ理学療法士)

21年間の運動指導・700冊の書籍からリハビリ・トレーニングを読み解きます。
良書の書評、稽古・訓練方法、研修報告など

1月2日(水)のつぶやき

2013年01月03日 | コラム

明けましておめでとうございます。私は今日が仕事初め。今年は数え年で前厄らしい。40代は陰陽のバランスを取り無理せずゆっくりといきます。

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「新年を引き締める想いを「100歳の現役サラリーマンから学ぶ」」 goo.gl/XoOFu


blogに100歳現役サラリーマンの話をアップしました。この時代、必要なのは【葉隠】のような今日明日死ぬ覚悟と100歳まで生きる覚悟の併存かと思います。blog.goo.ne.jp/budoupt


仕事初め終了。今日は業務後、誰もいないリハビリ室で木剣と杖(じょう)の独り稽古初め。中心軸、腰椎前弯そして呼吸を意識しながら。


足裏の二点識別覚の感度と閉眼片足立ち時間は相関がある。足が冷えると足底のメカノレセプターが機能しなくなり転倒しやすくなる。冬場や冷え症の方は転倒注意!NHK【ためしてガッテン】より


年齢を重ねると歩行時の足底グランドクリアランスの再現性が低下していく。2~3cmのわずかな段差は高い段差と比べ予め段差として準備しないから転倒しやすい。【ためしてガッテン】より⇒何もないとこでつまずく方は注意!


転倒・転落による死者数は交通事故を上回る。考え事をしながらの転倒が多い。【ためしてガッテン】より⇒脊髄にある歩行発生回路(CPG)に乗っかり移動しているだけの現代人。40歳過ぎてから転倒増加するのも頷ける。心を落ち着かせ歩きましょう。


【ためしてガッテン】で取り上げた動力なしの受動型歩行モデル。下肢の自重の振り子作用だけで歩きを再現。⇒現代人はちんたらした受動的な歩行が大半。地面を積極的に捉える能動的歩行なら足趾は自然と活性化し足部温度は上がりメカノレセプターも活性化する。


先程、足裏の二点識別覚の話をしたが、体幹の識別覚も大切。腰痛患者などはてきめんに悪い。脊柱は24個の椎体から構成されている。脊柱をしなやかに動かせるかどうかで各感覚の情報収集量も大きく変わるのだ。足裏や脊柱で感じよう、呼吸しよう。



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