武道・禅の心で臨床を読み解く(武道、禅、心理療法、ボディワークを学ぶ理学療法士)

21年間の運動指導・700冊の書籍からリハビリ・トレーニングを読み解きます。
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日野武道研究所ワークショップ「Real contact」参加報告

2011年09月19日 | 研修報告
 今日は日野武道研究所主催ワークショップ「リアル・コンタクト」へ参加してきました。

 参加人数は30名程度だったでしょうか。今回はダンサーや役者と思われる女性が半数近くでした。

 今回も胸骨操作から様々な動作をしていくワーク(身体操作)が行われました。様々な気づきと自分の課題が具体的に見つかり大満足でした。

 そんなワークだけではなく日野先生の一言もずっしりと重い。
 「動作をいくら知ってても、いくらイメージしてもそれはただの『幻覚』まぼろしや。人の身体は実際に(感覚器から)刺激が身体に入り、実際に動き、それを身につけるまで反復しなければリアルではない。」

 セラピストは「やれ、運動プログラムだシークエンスだイメージだ、○○野だ、○○筋だ」とすぐに言いますが(職業上必要だから)、そこからリアルに体現(もしくは評価)できているか?と言われると大抵のセラピストはできません。できないことにすら気づいていないのです。

 今日は胸骨や骨盤をバキバキ言わせながら、うんちくとリアルの狭間が埋まるように頑張ってきました(笑)。


 ピリリとスパイスの効いた日野晃先生のワークショップ。武道やスポーツの経験があるセラピストは是非行ってみて下さい。

 今日の成果は臨床や稽古にも活かせそうです。この収穫は10月30日の武道PTワークショップで療法士的解釈を添えて紹介していきます(^O^)/

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