ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

ライブカフェ

2006年08月12日 | Weblog
ライブカフェは六本木のアマンドを見下ろすところにあった。
窓からは東京タワーが見える。
少し暗くなり始めた六本木の町を見ていると
自分が都会人に思えてくる・・・勘違いなんだけど(笑)
娘1号の幼馴染の彼女は音楽大学に通っている。
小さい時からバイオリンを習っていて
オシャレで可愛い女の子だ。
小学校の時引っ越してしまったが
親同士の付き合いが未だに続いていて
コンサートや演奏会があると連絡をくれる。
すると私はいそいそと見に行く。
唯一私がクラッシックに触れる時だ。
最近は演劇とクラッシックの融合に挑戦していて
大学の仲間といろいろ活動をしている。
陰に隠れて演奏するのではなく
舞台の演出の一部としてそこに居て
舞台音楽を奏でるのだ。
今日のステージは
小さなカフェのテーブルがひとつだけ
そのテーブルで繰り広げられる
短い4つのストーリーの芝居だった。
どれも面白くてゲラゲラと笑えた。
演劇が好きで好きで
一生懸命頑張っている感じが伝わってくる。
ライブハウスでライブをしながら
芽が出るのを待っているミュージシャンのように
小さな劇団で芝居をしながら
チャンスが巡ってくるのを待っているのだろう。
エネルギーに満ち溢れていた。
音楽でも演劇でも
その空間を共有する事で
何かが伝わってきて
何かに心揺らされる
そんな瞬間が好きだ。
演奏はカルテット編成で
彼女は第1バイオリンを務めていた。
やっぱり生音は迫力がある。
しかし今日はバイオリンが壊れてしまい
修理中なのでいつもと違うバイオリンだったそうだ。
彼女のいつも使っているバイオリンは
100万円以上する立派なバイオリンだ。
私には良く分からないのだが
新しい物より古く使い込んだバイオリンは
味のあるいい音がするそうだ。
コンクールなどではバイオリンの良し悪しで
採点も変わってくるらしい。
高いバイオリンを持てない人は
コンクールで日の目を見れないという事のようだ。
話がそれてしまったが
今日の演奏には違うバイオリンでも
全然影響は無い!
コンクールじゃないし・・(笑)
楽しそうにバイオリンを弾く彼女が見れて
オバチャンは嬉しかった!
アフリカの芸術や若者のパワーに触れて
脳内活性が出来た1日だった。

”芸術は爆発だ~~!”

アフリカリミックス展

2006年08月12日 | Weblog

六本木ヒルズにある森美術館へ行ってきた→ポチッ!
娘1号の友達が出演する演劇ライブが
六本木で行われるので
それを見るのが六本木上陸の目的なのだが
お供の娘2号のリクエストで森美術館も見ることになった。
森美術館は森タワービルの53階にある。
1500円の入場料で美術館と52階にある展望台を見学できる。
高速エレベーターで上昇すると耳がピキッとなった。
あっという間に地上218メートルに到着だ。
「アフリカリミックス」はアフリカの現代アートを紹介している。
アフリカのアートと聞いて私は
太陽降り注ぐ大自然の明るい
綺麗なアートだと思っていたのだが
シュールで陰が付きまとう作品が多かった。
ヨーロッパの植民地・・奴隷としての歴史
絶え間なく続く紛争
身近にある殺し合い
傷ついた魂
そして何者にも犯されない誇り高き魂を持った人々
作品の一つ一つが
訴えかけるメッセージを
少しでも受け止めたいと思った。
ゆっくり時間かけて美術館を1周した。
「アフリカリミックス展」は思っていたのとは違ったけど
見てよかったと思った。

そして展望台からの東京タワー
東京タワーってカッコいいよね~。
やっぱり大好き!
218メートルの展望台と
333メートルの東京タワーが
同じ目線で見れるのは
六本木ヒルズが高い所にあるからなんだね。
だからヒルズなのか~(笑)
人も少なくてゆっくり展望台を一周することが出来た。

イスに座って景色を眺める人たちを
更に後ろから眺めてみた(笑)
シルエットがカッコ良いでしょ!
そして夕方までぶらぶらしてライブを見に行ったのだけど
そのお話はまた明日!