ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

お笑い芸人

2006年08月03日 | Weblog
ウチの前には幼稚園があると思っていた。
しかし夏休みが無いようなので保育園だったようだ。
夏休みも元気に子供の声が響いている。
しかしその声がちょっと変わっていた。
「ねぇ~先生。俺ってお笑い芸人みたい?」
男の子の大きな声だ。
「ねぇ~○○くん。俺ってお笑い芸人みたい?」
彼は同じ質問をみんなに繰り返していた。
「俺ってお笑い芸人みたいなんだって!」
彼はお笑い芸人みたいなことを誇りに思っているようだ。
変な事をして家族を笑わしていたら
お母さんかお婆ちゃんに
「あんたお笑い芸人みたいだね」とでも言われたのだろう。
彼は得意になって
フォ~!とかチョット!チョットチョット!を
みんなの前で繰り返す。
彼の夢はお笑い芸人になる事に違いない。
しかしそんなギャグだけじゃ
人を楽しませる事は出来ない。
毎日続く彼のギャグにいつかみんな飽きてしまうだろう。
安易に子供に笑いのセンスがあるような事を言ってはいけない(笑)
しかしお笑い芸人という呼び方はどうなんだろう?
4歳か5歳児の口からお笑い芸人などという言葉が
発せられる事の違和感は大きい。
昼寝をしながら耳を澄ましていると面白い。
ちょっと昔は
男の子全員がクレヨンしんちゃんだったのだが
今はそんなしゃべり方の子はいない。
男の子のこの方が声がデカイのか
男の子の声ばかりが聞こえてくる。
最近の女の子はおしゃべりじゃないのかな?
女の子といえば
日曜日のスーパーで列を作って
オシャレ魔女ラブ&ベリーをやっている。
あのゲームの何処が楽しいのか?
母親も結構ハマッテいる人がいるらしい。
オークションでオシャレカードが売られているそうだ。
世の中の遊び方が変わってきた。
ファミコン世代が親になっている。
子供は生まれたときからゲームがあるのだ。
携帯電話を持っているお子チャマもいる。
パソコンだって操るだろう。
そう思うとお笑い芸人の真似をして
若干浮き気味ながらも皆を笑わせようとしている彼は
子供らしい子供なのかもしれない(笑)
頑張れ!未来のお笑い芸人!