ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

銀河遊牧民

2015年06月25日 | Weblog
バックホーンのファンクラブ
銀河遊牧民がリニューアルされて新しくなり
古くからの会員も
新たに登録し直すことになった。
そこで私は、新たに入り直すことにした。
遊牧民に入っていたのは娘1号で私では無かった。
入会時すでにオバサンだった私は
若いロックグループのファンクラブに入るのが恥ずかしく
勝手に娘1号の名前を借りて入会したのだ(笑)
当時は娘たちとライブに行っていたしね。
それ以来十数年・・娘の名前で更新していたのだが
娘はライブに来なくなり私だけが残っていた。
バックホーンのファンには50才オーバーのマダムが多数存在しており
53才のオバチャンでも堂々としてりゃいいんだ!と悟り
せっかくなので
リニューアルを機に自分の名前の会員証を手に入れることにした。
ところが新しく届いた会員証には名前の刻印が無かった。
昔の会員証には名前の刻印あったよね?
古いの失くしてしまって・・・手元にないんだけど・・・刻印あったよね?
会員番号も一桁増えて
あれからこんなに会員数が増加していたのね・・と実感(笑)
そして、継続特典のカレンダーは貰えないのね。
新規入会で入会金も払ったのに・・・・(T_T)
継続じゃないから・・・・仕方ないんだけどさ。
リニュアル記念のTシャツも買ってみた。

だぶっと来た方が可愛いかな?と思って
あえてLサイズにしてみたんだけど
袖の隙間から見えちゃいけない物がいろいろ見えるので
下にタンクトップは必需品(笑)
やっぱりジャストサイズにしとけばよかったかなー?(笑)

会報誌のフォルダーも購入
豪華になった!
でも場所取る(笑)
いっぱいになっちゃったから
文字の色の違うフォルダーを作ってちょんまげ!

40年ぶり!

2015年06月15日 | Weblog
40年ぶりの同級生に再会してきた。
地元の中学の同級生との飲み会の時に
小学校の時に仲の良かった○○さんに会いたいな~と言ったら
彼女と繋がってる人がいて
私連絡取れるよ!とお膳立てをしてもらい
会う事が出来た。
彼女とは中学に入って違うクラスになり
間もなく転校してしまい
それっきりになっていた。
小学校の時は
365日の300日くらい一緒に遊んでいたのだけど
中学に入り
お互いに新しく出来た友達と遊ぶのが忙しくて
さよならもしていなかった。
目鼻立ちのはっきりした子だった記憶がある。
しかし、小学生の時の家族写真はあるのだけど
学校の行事の写真や友達と写っている物がほとんど無く
どんな顔をしていたのかも
うっすらとしか思い出せない状態だ。
仲介に入ってくれた子と3人で会うことになった。
横浜駅で待ち合わせ。
彼女の笑顔を見た時
うっすらの記憶がはっきりになった。
取りあえず私は彼女に飛びついてハグハグ(笑)
彼女は戸惑いながらもハグハグに付き合ってくれた。
そして開口一番
「ホントだ。小さい」
小学生の時、私は今と同じ大きさだったが、
彼女よりも大きい子だった。
今のように小さい子ではなかったのだ。
仲介の友達から
「相変わらず小さいよ!」と聞いていたらしいのだが
彼女に私が小さい記憶は無いので
小さいと聞かされてもピンと来なかったそうだ。
「小さいけど変わってない。同じ顔してる」と言われた。
食事をしながら
お茶をしながら
会話は5時間続いた。
記憶が40年前にワープして
次から次といろいろ出て来る。
楽しかった~~~~ヽ(^。^)ノ
また会おうね!と約束して別れ際
記念写真を撮ってない事に気づいた。
慌てて友達にシャッターを押してもらった。

3人での写真も撮りたかったのだけど
モニュメントも何もない駅の通路で
誰かにシャッター押してくださいと頼むのは
いくらオバサンでも恥ずかしくて
3人のショットは次回までのお預けとなった。
再び繋がれたことに感謝!

それならいっそ僕ら

2015年06月12日 | 映画
トイレのピエタを観て来た。


手塚治虫氏が病気に倒れ
死の直前まで綴っていた日記に書かれていた作品構想を
松永大司監督がオリジナルストーリーを書下ろし,映画化した。

手塚治虫氏の日記にはこう綴られていた。

一九八九年一月一五日
今日はすばらしいアイディアを思いついた!トイレのピエタというのはどうだろう。

癌の宣告を受けた患者が、何一つやれないままに死んで行くのはばかげていると、
入院室のトイレに天井画を描き出すのだ。

周辺はびっくりしてカンバスを搬入しようと するのだが、
件の男は、どうしても神が自分をあそこに描けという啓示を、
便器の上に使命されたといってきかない。

彼はミケランジェロさながらに寝ころびながらフレスコ画を描き始める。
彼の作業はミケランジェロさながらにすごい迫力を産む。
傑作といえるほどの作品になる。
日本や他国のTVからも取材がくる。

彼はなぜこうまでしてピエタにこだわったのか?
これがこの作品のテーマになる。
浄化と昇天。
これがこの死にかけた人間の世界への挑戦だったのだ!

この日記を最後に
昏睡状態に陥ったそうだ。

ピエタとは聖母子像。
亡くなったキリストを抱いたマリアの像をそう呼ぶらしい。

死の宣告を受ける青年を
RADWIMPSの野田洋次郎君が演じている。
リアルなドキュメンタリーを見ているような
そんな演技だった。

突然に宣告された死を前に
人はどうするのか?
野田君は
突然に降って来た
受け入れるしかない現実に
取り乱して
泣きわめくことも出来ず
誰かにすがり付いて
抱きしめられる事も望まず
どこかに感情を閉じ込める。
死を前にして
初めて感じる生
ポーカーフェイスの裏にある
パンパンではち切れそうな不安感が
ちゃんと伝わってきた。

母子家庭で育った高校生の少女
杉咲 花は
忙しく働く母親から
全ての家事と
ボケ老人の世話を押しつけられ
どうにもならない現実を
助けてくれない大人たちを
にらみ続けている。
彼女はハリネズミみたいに
どこもかもとトゲトゲしていて
暴力的な言葉を使う事で
自分を守っていた。
絶望的な生を持て余して
死の臭いを探している少女だった。


そんな二人が出会い
お互いの生と死を
ぶつけ合う。
ラブストーリー感はまったくないけど
ラブストーリーなのかな?

こぼれ落ちるセリフや映像が
印象的で
センスのある映画だったと思う。

しかし、監督
リリー・フランキーさん好き過ぎでしょう。
カットできなかったのか
主人公並みに出演している。

いい味出してるもんね(笑)

そして野田君顏がデカイ!
杉咲花ちゃんが小さいのか?

ブログのタイトル
「それならいっそ僕ら」は
エンドロールで流れる歌の
最後のフレーズで
それならいっそ僕ら~
それならいっそ僕ら~
・・・・・・・・
何度も繰り返される。

この結論のないフレーズが
この映画そのもので
このフレーズの次の言葉は
それぞれの心の中に
それぞれに存在している。