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ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

買った本2冊

2018年12月14日 | 
いよいよ完結
海街diary

買ったけど
まだ読んでいない。
何かもったいなくて(笑)
取りあえず1巻から読み直そうかな?と思っている。
こないだ
BANANA FISHのアニメを見て
無性に漫画が読みたくなって
BANANA FISH
YASHA-夜叉
イブの眠り
と一気読み・・一週間読みしたばかりで
今私の中で
吉田秋生リスペクトが半端ない(笑)
BANANA FISHは最初の頃の絵が好きではないのだけど
どんどんラインがシャープになって
どんどんイケメンになって
アッシュが完成された頃には
すっかり虜になった。
吉田秋生さんの絵のスタイルが
イケメン嗜好になってホント良かった!
夜叉の静の美しい事ったらありゃしない(笑)
そして、古い漫画を読み返すと
鼻水が止まらなくなる。
管理が悪いからなんだろうけど
カビ臭くなってて・・(^_^;)
物置にしまってあるとかじゃなくて
本棚にしまってあるんだけどね。
海街diaryはそこまで古くないから
1巻から読み返しても
鼻水は出てこない!ハズ(笑)
さぁ~読むぞ!
そしてもう一冊
買ってきた本・・じゃなくて雑誌

クォーテーション
2019SS
パリ・ミラノ・NY・ロンドンコレクション
まるっきり参考にも何にもならないけど
奇抜な洋服をへぇーと見る本(笑)

デザイナーさんのコダワリの作品なんだろうけど
凡人には理解できない服たちだ。
奇抜すぎて
もはや服と呼んでいいのか?な服が並ぶ。
そこには
普通に縫ったのでは出ないラインとか
新しい素材とか
プリント技術とか
デザイナーさんの凄技がてんこ盛りで
技を魅せる為のデフォルメが
奇抜さに繋がっているのだろうと思うのだが・・。
やっぱり凡人には理解出来ない。
この中から
どんな物が切り取られ流行になるのか見当もつかないが
来年のトレンドがちりばめられているのだろう。
私はただ
へぇー、ほぉーと眺めているだけだが楽しい(笑)
そして
世界で活躍する日本人デザイナーが沢山いる事に嬉しくなった。
リンクを貼っておくので
時間があるときにでも見てね。
森永邦彦→ANREALAGE
熊切秀典→beautiful people
中島篤→ATSUSHI NAKASHIMA
幾左田千佳→chika kisada
小野瀬慶子→CYCLAS
森川マサノリ→CHRISTIAN DADA
丸龍文人→FUMITO GANRYUがみつからなかったのでfreemagazine
坂部三樹郎→GIDDY UP
落合宏理→FACETASM
尾花大輔→N.HOOLYWOOD
阿部千登勢→ sacai
古田泰子→TOGA
西崎 暢→Ujoh
高橋盾→UNDERCOVER
黒河内真衣子→MAME
藤田哲平→sulvam
相澤陽介→White Mountaineering
久保嘉男→yoshio kubo
山縣良和→writtenafterwards
他にもきっとコレクションに参加している日本人デザイナーさんは居るだろうけど
目に付いた人をあげてみた。
もちろん常連の大御所さん達もいたよ。
ファストファッションオンリーの私とは無縁すぎて
思いすら馳せないけど
世界は色んな方向に広がってて面白いね!

娘1号のオススメ

2018年11月13日 | 
娘1号が帰省してきたとき
母さん好きそうだよと
持ってきた漫画

ここは今から倫理です。
倫理教師の高柳先生が
高校生を前に
教壇に立ち
こんな言葉から始める授業
『倫理は、学ばなくても将来困ることはほぼない学問です。
地理や歴史の様に生活する上で触れることは多くないし、
数学の様な汎用性も、英語の様な実用性もありません。
この授業で得た知識が役に立つ仕事は、ほぼない。
この知識がよく役に立つ場面があるとすれば、死が近づいた時とか。
倫理は主に自分がひとりぼっちの時に使う。
信じられるものがなくなった時、死が目前に迫った時、
人は宗教による救いを求める。
”宗教とは何か”
人間関係が上手くいかない。
他人を羨んで妬んで上手く生きることができない。
”よりよい生き方を考える”
悩みが絶えず苦しい…。
憂鬱…。
私は何のために生きている?
昔の哲学者たちは生涯をかけ悩み続けた。
”幸せとは何か”
「男はこうあるべき」とか「女はこうしなきゃダメ」とか…。
そんな事誰が決めた?
”ジェンダーについて”
「死にたい…。」
”いのちとは何か”
どうですか
別に知らなくてもいいけど
知っておいた方がいい気はしませんか』
この冒頭でつかみはOKでしょ(笑)
独特の感性と知識で
生徒たちの闇に触れ
出口へと導こうとするクールな先生。
GTOの鬼塚先生とやってることは同じかもだけど
温度と言うか
先生自身が持ってる闇の種類が違う気がする。
力技は絶対に使わず
闇に明かりを灯すのではなく
闇にちょっとだけ温もりをくれる感じ。
真っ闇の中でバスタオルを与えてくれるみたいな(笑)
学生の時
周りのみんなは倫社の授業は嫌い・・って子が多かったけど
私は何故だか好きだった。
先生はおじいちゃんで理解はほとんど出来なかったけど
哲学的な話が好きだった。
薄っぺらくて緑色した教科書は
卒業しても捨てずにしばらく取ってあった(笑)
おじいちゃんじゃなくて
高柳先生みたいなカッコイイ先生に教えてもらってたら
もっと好きになってたかも・・(^_^;)

そしてもうひとつ

日本人のサトコが
留学先のアメリカで
ルームメイトになったのは
サウジアラビア出身ののナダ
イスラム文化に初めて触れた
戸惑いやエピソードが面白く描かれている。
へぇーーーーーー!の連続。
世界って広い。
異文化は面白い。を感じられる漫画。

ピアノの基準はラの音♪

2018年04月02日 | 
映画を観に行って
上映時間まで少し時間があったから
本屋さんで時間つぶし。
読めるようになっているファッション誌を
片っ端からパラパラ
最近お気に入りの雑誌は

ララビギン
ボーイズライクで
ちょっと切り口が面白い。
小さいサイズなので持ち運びにもいい。
買おうかな~と思ったので
深くは読まないでパラ見。
他になんか面白そうなのないかな~~とウロウロしていたら
「羊と鋼の森」という本が
目立つところに平積みされていた。
2016年本屋大賞受賞とあり
ハードカバーに文庫本
漫画にもなっていた。
そして
映画化もされるようだ。
だから平積みでコーナーがあるんだろう。
文庫本を手に取り
冒頭部分を読んでみる。
文体は読みやすかった。
状況や気持ちを例える表現が
自分に気持ちよかった。
ピアノの調律師を目指す青年の話だ。
小説の方がいいんだろうけど
もう何年も小説を読んでいない。
すっかりと漫画に慣れ親しんでいる私なので
買うなら漫画かな~~と
漫画を手に取ると「上巻」となっていた。
周りを見渡しても下巻が無い。
まだ発売されていないようだ。
待たなくちゃいけないんだ。
じゃぁ本で読んだほうがいいかな・・。
という事で
自分の為に買うのはどんくらいぶりだろう?の
文庫本を買う事にした。

そして最初に買おうと思っていた
ララビギンの事はすっかり忘れていた。
こっちはまたの機会ね。
覚えていたらの話だけど・・(笑)
本はあっという間に読めてしまった。
たんたんと進んでいくし
まどろっこしい展開もない。
登場人物も少ない。
久しぶりに読むのに丁度いい本だったかもしれない。
映画では主人公の青年を
山﨑賢人がやるようだ。
確かにこんな感じの人物が似合いそうだ。
観に行かなくちゃだな。
久々に小説を読んだけど
漫画じゃなくて小説もいいかも・・・。
老眼鏡・・新調しようかな~~1.5から2.0に(笑)

不思議な少年

2009年10月09日 | 

山下和美さんの「不思議な少年」の新刊が発売されたと言うので
早速買いに行ってきた。
読み終わってブログ用に写真を撮ろうと
並べてみたら7巻が抜けていた。
7巻買ってなかったんだ~。
読みきりなのでどの巻からでも読めてしまうので
抜けているとに気づかなかった。
7巻も買ってこなくちゃ!!
「不思議な少年」は
もの凄く深い話だ。
永遠の命を持つ少年が
過去へ未来へ時空を操り
それぞれの時代に生きている人間を見つめ
人間とは何か?を追求している哲学的な話だ。
少年が不思議と言うのはもちろんだけど
少年にとっては人間が不思議な生き物なのだろう。
何かにつけて人間を試したがる。
命に限りのある人間が
命を掛けるもの
命と引き換えにするもの
様々な角度から問いかけてくる。
「負」な部分をこれでもかと見せつけながら
それでも人間が愛しく描かれている。
とにかく深い~んです。

ダーリンは外国人

2006年04月26日 | 

今更ながらなのだが
古本屋さんで100円だったので
買って読んでみた。
マンガということもあるのだが
面白くてあっという間に読み終わった。
作者の小栗さんのように
なんの恐れも無く
外国人と接っすることが出来たら
人生変わるだろうな~とか
トニーのような人が友達だったらな~と思った。
私は天才的に英語が苦手だ。
高校のときにやったのを最後に
英語に触れていない。
もちろん学生時代も英語は極力避けていた(笑)
そして今まで
外国人と接する機会も無く
外国に行く機会も無く
「英語なんてわかんなくても大丈夫だぶ~」と
過ごしてきた。
だけど心の底では
英語が話せたらカッコイイだろうな~と思っていた。
英語の歌詞の意味がわかったらいいな~とも思っていた。
この本の中でも語られているのだが
日本人は6年間以上英語を習うのに
どうして英語が出来ないのか?
ダーリンことトニーが言うには
日本人は完璧主義だからだそうだ。
本を読むとき
日本人はそのページを100%理解しないと
次のページに進めないと考えている。
だからいつまでたっても次に進めない。
確かにそうかもしれない。
英語が上手に話せるようになったら
外国に行こうとか
外人と話そうとか
100%になってから行動しようとする傾向がある。
そして完璧になれずに挫折していく。
私たちが思っているより
英語はもっと曖昧なもので
多少の間違いがあっても
何とか通じるものらしい。
外国人から見た日本とか
風習の違いとか
そうゆうのを知ることは面白い。
ダーリンは外国人2もあるようなので
古本屋に探しに行こうと思っている(笑)

冬の旅

2005年07月29日 | 
昔々その昔に読んだ本。
中学生の頃
友達に勧められて読んだので
もう30年くらい前になる。
この本は古本屋で見つけて最近買ったので
30年前のものではない。
自分が読んだ時にとっても感動したので
娘達にも読ませようと買ったのだが
読む気配がない。

少年が少年院に入るところからこの物語は始まる。
兄を包丁で刺してしまうと言う事件なのだが
非は兄にあり弟である少年は悪くない。
しかし少年院に入らなくてはいけない理由があった。
弟は母の連れ子であり
兄は先妻の子供であった。
母の立場と愛情から自ら少年院行きを選んだ。
聡明で芯のしっかりした少年は
少年院でも自分を見失うことなく
不良だがお人好しの少年と不思議な友情を育て
皆からも頼りにされ
様々な問題を解決していく。
不良の集まりである少年院に
真面目でまっすぐの少年が来た時に
変化していく不良たち。
変われる者と変れない者がいること。
間違った愛情で堕落していく兄。
友情とは正義とは
当時中学生だった私に
この本は色々なことを教えてくれた。
いつか
娘たちは読んでくれるかな~?
良い本なんだけどな!

メメント・モリ

2005年07月07日 | 

この本はミスチルの
「花ーmemento-miri」が
誕生するきっかけになった本だ。
昨日ミスチルの事を書いていて
ふとこの本を思い出した。
メメント・モリとは
死を想えという意味である。
ペストがはびこり、
生きることが刹那(一瞬)で
快楽を第一に考える享楽主義になった
中世ヨーロッパで盛んに
使われたラテン語の宗教用語だそうだ。
文字は少なく写真と簡単なコメントで
綴られている。
そこには
「死」の形が描かれている。
今私たちは人の死んだ姿を
見ることは少ない。
リアルに死がない世界にいる。
いつの間にか死んで
いつの間にか焼かれて
いつの間にか墓の下
極力人の目に触れることなく葬られる。
作者は本当の死が見えないと
本当の生も生きられない。と言う。
カラスや野犬に食べられる死体
海で燃やされる死体
聖なるガンガに集う人たち
生も死も同じ場所にある。
迷信や信仰が
日々の力になる人たち。
私にそんな生活は出来ない。
でも昔は日本でも
祖父母の死など身近にあり
子供は死に怯え
自分の生を祈ったりしたのだと思う。
「いい子にしますから・・・」ってね。
死をリアルに感じることが出来るなら
生をもっと大切に出来るのではないのだろうか?
簡単に人が人を殺してしまう時代。
死の姿を隠しすぎたのではないだろうか?
だからって死を公開すればいいってもんでもないけど・・・。
死を想う。
自分がいろんな死の積み重ねの上にあり
いつか自分も死んでいく。
どんな死を迎えたいか
どんな生を終えたいのか
死を考え
生を考えるきっかけになる本。
死体ばかりの写真ではなく
風景や人々の姿も沢山描かれている。
作者は
この本は汚れれば汚れるほど良い。
チベットの民が日々めくる仏典や
イスラムの人々が何百年も使って
文字が見えなくなっても
なおめくるコーランのように
汚れてメロメロになるまでめくって欲しいと言っていた。
我が家の本はピカピカのままだな~。
藤原氏のHP
ここで写真が見れます。