ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

娘とデート

2014年11月14日 | Weblog
バックホーンの映画を観るために横浜へ行った。
娘もいい年になり
一緒に出掛ける事も減り
久しぶりの娘とのデートだった。
街はすっかりクリスマス模様だ。

ランドマークタワーの今年のツリーは
シンデレラツリー!
刻々と色が変化していく電飾系のツリーだ。
ツリーへのプロジェクションマッピングなんかも
ありそうな感じだ。
マークイズのツリーは

トイストーリー。
ツリーの飾りも

トイストーリーのキャラクターたちで埋め尽くされている。
可愛い~~~~~!
そして、私は運命の彼と出会ってしまった

ベイマックス君(笑)
本当は抱きつきたかったんだけど
手を触れないでください・・・って
冷たい言葉の張り紙があったので我慢した(笑)
上着の色と合わせたつもりの靴が浮いてしまって
アヒルの足元になっているのは・・完全なミスチョイス(^_^;)
ベーシックな色の靴にしとけば良かった(笑)
こうやって写真で見るまで全然気が付かなかった・・恥ずかしい
スタバでお茶をしている時に
ボサノバな感じの曲が流れていて
娘2号が「この曲いいね~」と言い出し
アプリで調べ始めた。
けど曲は出てこなかった。
それでボサノバの話になり
娘は「3月の雨」がいいよ~と
検索して聞かせてくれた。
この歌詞がいいんだよ~と歌詞も検索して見せてくれた。
スマホって便利だよね。
何でも出て来るんだもん!
言葉の羅列のような歌詞なのだけど
抒情的で刹那さを感じる歌詞で
目に映った物をすべて言葉にしたような感じだ。

三月の雨
アントニオ・カルロス・ジョビン

棒きれ、小石、道の終わり
木の切り株、少しの寂しさ
ガラスのかけら、人生、太陽
夜、死、結び目、釣り針
畑の仕事、木のこぶ
カインガ―の実、ランプ、マチア・ペレイラ
朽ち木、堤の崩れ
深い神秘、望むか望まないか
吹き続ける風、坂の終わり
梁、窓、屋上のパーティー
降り続ける雨、川岸での会話
三月の水たちの中、疲れの終わり
足、床、道をゆく足どり
手のひらの小鳥、パチンコの石
空の鳥、地面の鳥
小川、泉、パンくず
井戸の底、道の終わり
嫌な顔つき、少しの寂しさ
杭、くぎ、先端、点
ぽとりと落ちる滴、数える、計算する
魚、動き、銀色が光る
朝の光、レンガが運ばれる
薪、一日、酔いの終わり
酒びん、路上の破片
家の設計、ベッドの中の体
故障した車、泥、そして泥
足跡、橋、ひきがえる、あまがえる
森の残り、朝の光の中に
夏を終わらせる三月の水たち
あなたの心の中にある命を約束するもの

うん。とっても良いわヽ(^。^)ノ
曲も良いので検索して聴いてみて!
そう言えば私も高校生の頃ちょっとだけ
ボサノバにハマってレコードを買ったりしたことがあった。
「土曜日の気だるい午後ってボサノバを聴きたくなるよね」って言葉を
ラジオかなんかで聴いて
自分もその言葉が言いたくてレコードを買った(笑)
昔はyoutubeもないし・・レコードを買うしかなかったからね。
その時買ったレコードが

アストラット・ジルベルトとジョアン・ジルベルト
捨てられずに今でも持っている。
娘にそんな話をしていたら
隣の席に座っていたオジサン(60代半ば)が
流れていた曲に合わせて歌い出した!
そんな大きな声じゃなくて
隣にいる私たちに聞こえるくらいの鼻歌みたいな感じ。
私たちの会話に参加したかったのかな?って気がした(笑)
ボサノバが好きなんだね。
品のいいオジサンで
仕事をしながら昼食をしていたのだけど
広げたノートは英語がびっしり
書き込んでいる文字ももちろん英語
どんなジャンルかは分からないけど
「先生」って呼ばれる肩書が似合いそうな人だった。
でもちょっとだけ
同じ時間を共有したようなほっこりした気持ちになった。
久々の娘とのデート楽しかったですヽ(^。^)ノ


光の音色~THE BACK HORN film~

2014年11月14日 | 映画

バックホーンの映画
光の音色を観てきた。
娘2号が行きたいと言っていたので
予定を合わせたら
上映期間のギリギリになってしまった(^_^;)
熊切監督の映画は・・観たことが無い。
どんな映像を作る人なのか
バックホーンからどんな事をインスパイアされたのか
楽しみだった。
物語り部分と
演奏部分は全くかかわりが無く
別々に存在している。
だけど並行して存在するパラレルワールドのように
いくつかの分岐の先で繋がっている感じもする。
戦争に巻き込まれて妻を亡くした老人
亡骸を埋めようと穴を掘るが
埋めることが出来ない。
妻の亡骸を連れて
幼い頃
妻と遊んだ思い出の海岸を目指して
老人は旅に出る。
言葉で描くと綺麗だけど
映像はリアルで汚くて怖い。
全てを失った虚無感だけの老人に旅をさせるのは
愛なのか狂気なのか
景色はどこまで行っても荒涼としていて
一輪の花さえない。
山さんは目ん玉をひん剥いて歌い続ける。
でも最初の月光が始まった時
髪のセットもバッチリで
すごい小奇麗で
カットが掛かるとメイクさんがすっ飛んできて
お直しをしてくれているんだわ・・と思った(笑)
パリッとしたリネンのシャツもいい感じだった!
舟さんも栄純も松田さんもカッコ良かった!
スクリーンいっぱいの大きさで観ることなんてないもんね。
でも途中カメラ目線の松田さんの顔が怖かった(^_^;)
最後のシンフォニアでは歌ってて・・安心したけど(笑)
世界観はとってもバックホーンだったと思う。
あのリヤカーなんて栄純に引かせたら
怖いくらいに似合うと思うし(笑)
でも荒涼とし過ぎちゃってたんで
どっかに1回だけでいいから
泣きたくなるくらいの綺麗な景色
満天の星空とか入れて欲しかったな~。
地球は丸いんだって感じるくらいのプラネタリュームみたいな星空がいいな。
あとライブと物語に何かひとつでいいから
接点みたいなのも欲しかった。
まるっきり別物として存在しながら
世界観の共有を目指しているのかもしれないけど
目で見てパッと分かる接点があったほうが
世界に入りやすいと思う。
ちょっとベタなんだけど
山さんが付けている指輪が
お婆さんがおじいさんにもらって抜けなくなった指輪と同じデザインとか・・
山さんの指輪が映るたびに
物語とリンクする感じが強まる気がするんだ。
あと仁丹の看板は日本から持って行ったのかしら?
何故に仁丹???って思ったよね?(笑)

トーベ・ヤンソン展

2014年11月10日 | Weblog
横浜のそごう美術館で開催されている
トーベ・ヤンソン展に行ってきた!

トーベ・ヤンソンさんはムーミンを描いた人だ。
生誕100周年記念と言う事で
あちこちでムーミンフェアみたいなのをやっている。
北欧ブームの後押しもあるし
アニメで慣れ親しんだキャラクターなので
やっぱりムーミンが大好きだ!
ムーミンの原画はペンで描かれてた小さな作品なのだけど
本当に細かい絵で
長い時間眺めていてもちっとも飽きない。
物語も結構覚えているので
絵を見てあのシーンだ!と
いろいろと思い浮かんでくる。
14歳で挿絵画家としてデビューするくらいなので
幼少の頃から絵が上手で
5歳とか6歳で描いた絵も
感性の塊のような素晴らしい絵だった。
油絵で描いた風景画も
家族や自分を描いた人物画も
どれもこれもとっても良くて
素敵な展示だった!
最後の出口の所に
記念写真をどうぞ!と
パネルと小道具(スナフキンの帽子やママのバックetc)があり
スナフキンを目指して記念写真したのだけど

なんだかヘムレンさんになってしまった(笑)
・・・・・・
ヘムレンさんが思い浮かばない人のために

・・ねっ(笑)
とっても楽しい時間が過ごせましたヽ(^。^)ノ

「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」@ブルグ13

2014年11月09日 | Weblog

「RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継」
ラッドウインプスのさいたまスーパーアリーナでのライブのDVDが来月発売されるそうで
その前にその映像を映画館で見せちゃうぞー!って事で
観に行ってきた。
あれよあれよとチケットの取れないバンドになってしまい
チケットを取ろうとすることさえしなくなり
ラッドからは離れていたので
動いているラッドを見るのは凄い久しぶりだった。
取りあえずCDは買っていたので
曲は知っているだろうな?と思っていたんだけど
初めて?って感じの曲もチョロっとあった(笑)
始まって一番に感じたことが
音がちっちゃい~~~(^_^;)
映画館だから仕方ないと思うけど
もうちょっと迫力が欲しかったな~。
全国13か所の映画館で上映されたそうで
私が観たブルグ13は
映画館の一番大きい488席の部屋がほぼ満席だった。
やっぱり人気者なんだね。
・・・で観て思ったことは
さいたまアリーナの4階席のはじっこでいいから
あの会場に居たかったな~~って事(笑)
映画館では表情や衣装やいろんな事が見えたけど
あのHAPPYな一体感の中は羨ましかった。
ライブは何から何までオシャレでセンス良く
衣裳への プロジェクションマッピングなんかもあって
凄いな~~と思っていたら
エンドロールに真鍋大度さんの名前があって
更にすげ~~~って思った(笑)
野田君はとにかく多才でカッコ良かった!
音楽の神様に愛された人なんだな・・と
只々そう思った!
あ~~~~~~!
ライブ行きたい~~~~~~~~!

映画レビュー

2014年11月06日 | 映画
最近見た映画

小野寺の弟、小野寺の姉
予告編を見た時
これは面白いぞ!と思った。
水曜日のレディースディ
映画館はオバサンで埋まっていた。
やっぱりオバサンは片桐はいりにそそられるようだ(笑)
向井理にそそられてるのかな?
親を早くに亡くし
親に代わって弟を育ててきた姉と弟の話。
姉40才
弟34才・・だったっけな?
姉は商店街の眼鏡屋さんで働き
弟はバスクリン・・みたいな会社の調香師として働いている。
親は家と保険金を残してなくなったんだろう。
昭和レトロな家は時が止まっているが
生活が苦しいとか苦労した感じはしない。
ただ2人の時間が長かったためか
2人の世界が確立されていて
独特の「小野寺家」を築いてしまっているため少々奇妙だ(笑)
その奇妙さが片桐はいりの世界で面白い!
向井理はいくら冴えない男を演じてもカッコイイからね(^_^;)
ストーリーや展開は全部ありがちで
落ちも・・・やっぱしね。で
片桐はいりに救いが無いのが残念。
彼女の魅力を理解する人が中学の先生と弟だけで
観ていて悲しくなってきた。
もう一人彼女の魅力に気づいている男の人が登場していれば
この映画・・・凄~~~~~く好きな映画になるのにな~。
直接ストーリーに関係しない役で
毎朝、片桐はいりにすれ違う事を
楽しみにしている温水さんとか
国籍不明の変な外人とかそんな人でいいから
片桐はいりに想いを寄せる人を
登場させてほしかった。
片桐はいりは気づいてなくても
誰かが観てるよ!って
視聴者が言ってあげたくなる感じが欲しかった!
デートの時に来ていた片桐はいりの水色のコートが
凄く可愛かった!
あのコート欲しい!


面白かった!
デンゼル・ワシントンが必殺仕事人になって
悪をせいばいする話!
元CIAなのだが
理由あって身分を隠し
ホームセンターで働きながら静かに・・静かに・・
聖職者のように暮らしていた。
きっと過去が関係してるんだろうけど
夜眠れない彼は、深夜営業のカフェで
本を読みながら持参の紅茶を飲むことが日課だった。
そこには10代のまだあどけない顔をした娼婦のテリーも来ていた。
少女はデンゼル・ワシントンの読んでいる「老人と海」の話を聞くのが好きで
「魚はつかまえた?」と聞いてくる。
いつもたわいのない話をするのだが
娼婦の元締めのロシアマフィアから酷い仕打ちを受けていた事は見て分かった。
ある日少女は店に来なくなり
マフィアに半殺しの目にあい入院している事を知る。
デンゼル・ワシントンはボスの所に
少女を自由にしてやってくれとお金を持って頼みに行く。
しかしそんなはした金ではダメだと断られ
ボスの部屋にいた6~7人を19秒で倒してしまう
彼は凄腕だった。
自分は武器を持たず相手の武器やその部屋にある物を武器にして
すごい速さで確実に仕留めていく。
その手際の良さと冷酷さ・・・がたまらん。
その事件の犯人探しに
ロシアマフィアのエリートがやってくる。
そして彼とデンゼル・ワシントンの勝負が始まる。
とにかくデンゼル・ワシントン仕事が完璧で
凄い!としか言いようがない。
沈黙シリーズのステーブンセガールのように強い!
いつも瞬殺なのでどんなに戦ってもボロボロになって行かないのだ。
ひとりで戦うんだけど
ダイハードのブルース・ウィリスとは全然違うタイプ(笑)
クライマックスになるとさすがにちっとボロっとはしてくるんだけどね。
とにかくスカッとする映画!
ホームセンターの色んな工具を武器にしちゃうところも面白かった!

しかしCIAとかKGBとかMI6とか映画によく出て来るけど
みんな凄腕ばっかりでどんな組織なんだろう?って思うよね。
どこが一番なんだろう?