ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

原発に思う事

2011年07月30日 | 妄想
「ワクチン?」
「そんなものがあるんですか?」
「ええ。あるんです
正確に言うとワクチンではなく
ワクチンの様な物なんですけどね。」
ある国家プロジェクトに参加していたというその男は
いかにも胡散臭かったが
県会議員の先生からの紹介だ。
先生はこの町のことを真剣に考えてくださる方だ。
「まだ研究段階なんですけどね。
聞いて損な話ではないと思いますよ」と
ニヤリと笑うと
メガネを人差し指でクッと持ち上げながら話し出した。
「日本に原子力爆弾が落とされた後
原爆障害調査委員会が発足され、
長崎・広島に施設を作り
放射線が人体に与える影響がどんなものなのか
徹底的に調べられたんです。
私の祖父が長崎で医者をしておりましてね。
その手伝いをさせられていたんです。
その研究で
同じように被爆しても
人体に影響の出る人と出ない人がいるのは何故か?
その何故を研究していくと
ある体質に関係していることが分かったんです。
地球には
自然放射線という物が存在していて
ラジウム温泉とか鉱物とかから放射線が出ているんです。
イランのラムサールと言う所は、平均の20倍の放射線量があり、
そうゆう高濃度の自然放射線を先祖代々浴び続けている民族などは
自然に耐性を強めていることが分かったんです。
日本も温泉地など自然放射線の高い地域が沢山あり
耐性能力を持っている人が多数存在していました。
更に調べていくと九州のある地方の民族は
放射線に耐性を持っているだけでなく
放射能を身体から排出する能力を持った体質だったんです。
そして、その体質の男女から生まれた子供はより強い体質を持ち
より強い体質の男女から生まれた子供は更に強い体質を持つ。
そうやって生まれた子供は
放射能に対して強い耐性を持つようになり
かなりのレベルの放射能を浴びても大丈夫になるんです。
わたしもそうやって生まれたひとりなんですよ。
私は3世・・私の子供は4世になります。
オゾン層の破壊で放射線や宇宙線などが増えてくると考えられる今
放射線に強い人間を作ると言うのは
世界各国で急速に進められています。
そして日本チームは
放射能を排出させる細胞を発見し
血液の中から取り出し
培養することに成功したんです。
この細胞を接種すると
骨髄に定着し増殖を始めます。
注射1本で私の様に
身体から放射能を排出できるようになり
放射線を浴びても耐性が得られるようになるんです。
まだ、実験段階で
臨床試験は行われていません。
でもこんな事態の時です。
今までの研究の成果を
役立てたいんです。
町長さん、
義援金も随分集まってるそうじゃないですか。
その一部で
このワクチンを買いませんか?
この町の皆さんが救われるんですよ。
この政府から見放されてしまった町を救いましょうよ!」
彼は天使?詐欺師?
さぁ!どうする?町長!

・・・ってのは私の超いいかげんな
よくぞここまで出まかせを・・って言う妄想なんだけどね(^_^;)

日に日に増える放射汚染の影響
週刊誌の見出しには恐怖をあおる文字
政府の発表は「大丈夫」
何を信じればいいのやら・・・。
すぐに影響が出る物でもなくて
10年20年後に結果がわかる物だから
タイムマシンでもない限り
「大丈夫」が嘘なのか本当なのか分からないんだもんね。
楽観しすぎるのも
悲観しすぎるのも
ダメなことは分かってるんだけど
政府の発表を信じるしかないのが現状だ。
原発推進、脱・原発
世界中の人たちが考えなくちゃいけない問題。
電力は絶対に必要な物
生活を豊かに変えてくれる物
原子力の力は大きい。
でも事故が起きたら
手におえないモンスターに変わってしまう。
絶対に安全とは言えない物。
東京電力は沢山お金を持っていたから
事故の終息のためにお金を注ぎ込むことが出来てるけど
貧しい国だったらどうなってたんだろう?
世界がタックを組んで助けてくれるのかな?
そう考えると
自国で解決できないような国は
原子力発電を持つべきじゃないんじゃないかな?
あと証拠を埋めちゃうような国も・・(笑)
日本はどう変わっていくんだろう?
コメント

夕焼け目撃に行ってきた!@野音バックホーン

2011年07月25日 | 音楽
土曜日は久しぶりのバックホーンのライブだった。
~第二回 夕焼け目撃者~@日比谷野音
久しぶり過ぎて緊張しちゃった(笑)
ピーカンのお天気じゃないけど
日焼けによるシミを気にしなくちゃいけないオバチャンには
程よい曇り具合で
さやさや吹く風も心地よく
絶好のライブ日和だった。
ところがライブ時間が近づくにつれ
雲行きが怪しくなってきた。
ポツリ・・と液体を肌に感じた時は
そこにいた全員
「山田・・・」とつぶやいた!・・・に違いない(笑)
キング・オブ・雨男山田!
物販の列に並んでいる間リハの音が聞こえてくる。
リハの音ってこんなに聞こえたっけ?
栄純の気合の叫びや
歌声まで聞こえてきた。
「何やるかわかっちゃったね」などと話しながらも
ウキウキ感はどんどん増してくる。
あっという間に聞いた曲忘れてるから、問題なし(^_^;)
もしかしたらこのリハの音はフェイントで
今聞こえてる曲全部やらないかもしれないし・・・(笑)
あ~~楽しみだ~~~!
いよいよ開場!
スロープを上って音楽堂に入ると
ステージにはねぶた絵のような
ギターを持った鬼?と竜が描かれた垂れ幕が風でなびいていた。
Bブロック席は結構ステージに近かった。
席を探し当てると隣には知った顔があった。
抱き合ってハグハグ!
遊牧民でチケットを買ったとはいえ
奇跡の様な偶然にビックリ!
真正面に山田クンのマイクが見える。
このまま前に誰も来なければいいのに・・と思ったが
そんなことはあるわけはなく席は埋まっていった。
いきなりSEが流れ始め
歓声とともに全員が立ち上がる。
いよいよ開幕だ!
あんまり覚えてないんだけど力強いSEだったような気がする。
栄純がイケメン風に変身していた。
ワイルドなロングヘアが風になびいて
ちょっと痩せたのか精悍な感じも漂っている。
「EXILEに入れそう」なくらいイケていた(笑)
グラデーションに染めたTシャツがカッコイイ!
ズボンは2色使いのカーゴパンツに見えたんだけど・・違うかも(^_^;)
山田クンはピッチリジャスティーサイズの黒シャツ黒ズボン
髪の毛もすご~く短くなっていた。
アップで見たいわ。
オフィのプロフィール写真・・変えて!
光舟さんは黒い小さめのTシャツに
黒っぽいズボン・・ジーンズだった?
短めの半袖から出た腕が細いな~って思った。
松田さんは白いチャリティTシャツかな?
ライブはレクイエムから始まった。
夕焼け目撃者1回目の時もレクイエムからだったよね。
あっそういえばお中元タオル
今回はくれなかった!
欲しかったな~~~~~~。
2曲目・・曲名がわからない(^_^;)
聞いたことはある。
でも、うまく乗れなくて腕も挙げ損ねた・・。
次の曲はわかった!
タン!タン!タータラタンタン!
のギターで始まる「涙がこぼれたら」!
みんな大好きな曲
ウォォォーと歓声があがる。
皆ノリノリだ!
松田さんMC
すんなりはいかないと思ってたけど
いきなりのカミカミだ!
「野音でライブを開くことができて嬉しい!」
素直に言えばこんなに簡単な言葉なのに
「開く」を「開かられる」って言うもんだから
皆の心配通りにカミカミMCになった(笑)
私はラ行5段活用でも披露するつもりなのかと思ったよ(^O^)
前回の夕焼け目撃者から7年も経っていたんだね。
野音は会場を抑えるのが難しいらしい。
今度はいつできるかわからないけど、またやりたい!と言ってた。
また7年後だったら…年齢的に私はもう無理かも・・・(^_^;)
年齢といえば
親子で参戦している人がいっぱいいいた。
中学生くらいの子供を連れたお母さん
小学生を連れてるお母さんもいた。
本当に老若男女
様々な年齢の人がいて
幅の広い人気層を感じる。
・・・・って書いてる私もあと数か月で50歳なんだけどね(^_^;)
垂れ幕の絵について菅波画伯から一言
・・・・のはずが
「前回の時も絵を描かしてもらって
妖怪の絵を描いたんだけど
今回はねぶた絵を意識して描いて
ギターを持ってるのは
八岐大蛇を退治したスサノオノミコトで
彼はものすごい暴れん坊の神様で・・・」と始まり
どんだけ長い話になるんだ?と誰もが心配を始めた時
松田さんもそう感じたようで
止めに入りそうな勢いで立ち上がって栄純を見つめた。
栄純は「わかった」風に松田さんを見て
少し考えて
「ギターを描いたのは
音楽がみんなの力になって・・」と話をまとめだした。
・・あれ何てまとめたんだろう?
どんなふうに話がまとまったか思い出せない(^_^;)
あっ
「日本人、やられてばっかじゃねぇぞ」
って叫んで終わったんだ!
ちょっとグダグダになったけど
栄純の熱いメッセージが詰まった絵だった事はわかった!(^_^)/
スサノオノミコトを紹介しちゃおう!

確かにこんな感じに描けていた。
さすが栄純画伯!
ユラユラ揺らぎのあるイントロ
「アポトーシス」
久々に聞いた。
アポトーシスは細胞の死に方の呼び方で
仲間の為に自殺する細胞の事だ・・って栄純が言っていた事を思い出した。
「セレナーデ」
私がバックホーンに出会ったころの曲
条件反射のように胸がキュンってなる(笑)
歌ってる山田クンのエロっぽい姿を見て更にキュン(笑)
「羽衣」
フェザー・オブ・ローブだね。
何でこんなことばっかり思い出しちゃうんだろう?(^_^;)
フェザーだけど意外と激しい曲。
「舞姫」
栄純がどんな舞を見せるか・・と思ったんだけど
ギターに専念してた。
本当に栄純ミュージシャンっぽかったよ(笑)
でも「ジョーカー」でトチったらしいね。
私は分からなかったんだけど
巷で噂になっていた(笑)
ジョーカーの
すねた少年の様な歌い方
叫び転げまわる姿
彼らは今14歳
自分に人生にもがいてる。
誰もが通ってきた道
もがいても苦しんでも進むしかない道だ!
その勢いのまま
「墓石フィーバー」ライブバージョン
放送コードに引っかかる言葉連発(笑)
でもそこが
え~じゃないか~♪
え~じゃないか~♪
メンバーのあおりに一段と熱くなる会場
楽しい~~~~!
「みなさん楽しんでますか~!」と松田さん
程よく日も暮れて
雨の心配もほぼなくなって
時折吹く涼しい風が気持ちいい。
せっかくだから・・とメンバーに話を振る。
話を振られた光舟さん
マイクが用意されている間
栄純がギターをポロロロン
すかさず「栄純!ムード出さなくていいから」と突っ込む(笑)
このパターンも定番化されてるのか?
「えっ・・と、なんつーか…えーと・・えーっと」
光舟さんがゆっくり話し始めた。
どんな言葉で喋ったかは忘れてしまったけど
「震災があって、いろいろ考えることがあったけど
こうしてライヴを出来る事がすごい幸せとわかった。
節電なのにアンプを2台も使ってるんだけど
今日だけは大目に見てください。」
みたいな話だった。
アンプの絵のポーズがスマン!とあやまってるように見える
みたいな話も言ってたんだけど
どっかのライブの時の話が元ネタのようで意味がよくわからなかった(T_T)
続いて山田クン
空を見上げて天気の話。
キング・オブ・雨男だからね(笑)
「いつも天気の話してると思うけど
天気ぐらいしか共有出来る話がないんで…これからもすると思います」
スベリ知らずの鉄板話だもんね。
しない手はない(笑)
これは雨を降らすという力があってこそ出来る話
考えたら凄いじゃん!
「何もない世界」
ついつい癖で最後の「何もない~」の数を数えちゃうんな~~(笑)
何回言うか知ってる?
答えは9回!
山田クンギター曲ゾーン。
「水芭蕉」
大好きな曲!
夕焼け色に心が染まる感じ。
野音にぴったりの曲
夕焼けに染まっていたら最高だったな~~。
呼んでも~呼んでも~会えなくての切ない感じは
オバチャン心をわし掴みよ!
「夢の花」
栄純のハイトーンなハモリにキュン
光舟さんや松田さんも歌ってた。
再び松田さんMC
「夕焼けを目撃できませんでしたが、皆さんまだまだいけますか!」
「イェー!!」
「後ろの皆さんもいけますか!」
「イェー!!」
ここまでは良し!
でも、次に叫んだ言葉は
「丸の内のビルのみなさんもいけますか~!」 だった(笑)
そしてここから
激アツゾーンだ!
「覚醒」
♪僕らは何度でも繋がっていく♪
覚醒には
優しくて力強い言葉がいっぱいだ。
「真夜中のライオン」
激しいギターの音が響く。
栄純の鬣が風になびいて栄純がライオンになった。
「コバルトブルー」
圧縮してないからダイバーはいないけど
気持ちはみんなダイバー!
激アツに盛り上がる。
栄純と並んで
ベースを弾く光舟さんの指が
凄い速さで動いていた。
きれいな指!見惚れてしまった!
激アツゾーン最後は
「戦う君よ」
このゾーンはメンバーからの熱いエールなんだなって思う。
起き上がれ
立ち上がれ
俺たちが歌うから
一緒に戦おうぜ!って言われてる気がした。
マイクの前に立つ山田クン
「今日はどうもありがとう」
シーンとなった会場に
救急車のサイレンが聞こえてくる。
7年前の時はヘリコプターだったね。
会場にいた皆・・未来に入る前のあの時を思い出していたはずだ。
なかなか消えないサイレンに
「・・救急車の音が・・」と苦笑い。
「え~・・・あ~・・・う~・・・」と
両手でお腹をスリスリしながら話しているのだが
そのポーズが親父くさい(笑)
話すときに脇っ腹をスリスリする癖はやめたほうがいいよ。
「今日より・・・・明日が・・・明日が・・もっと・・・」
良いことを言おうとしているようなのだが
どんどん救急車の音が近づいてくる。
「・・何だか大きくなってるし」
すっかり良いことを言う気を削がれてしまったようで
苦笑いのまま
「明日はもっといい日にしましょう!」と終わらせる。
雨だけじゃなくいろんなものを呼び寄せる力を持ってるんだね(笑)
「世界中に花束を」
♪せか~いじゅに花束~を♪の繰り返しの時
手を横に振りたかったな~。
バックホーンらしくないって嫌がる人もいるだろうけど
私は思いっきり
腕も体も横に振りたかった。
だって皆で振ったら繋がってる感じがしそうなんだもん。
隣の人と手をつないで肩組んで揺れちゃいたいくらいだった(笑)
どうもありがと~とメンバー退場
あっという間の時間だ。
アンコールは2曲かな?
あと2曲で終わっちゃう(T_T)
そう思いながらアンコールの手拍子。
意外と早く再登場
「光の結晶」
体力の衰えから
野音の床の斜めに足腰が負け
ジャンプする度に前のめりになる(T_T)
曲に合わせて細かくジャンプすることは不可能になっていた(笑)
床に置いた自分の荷物を踏みまくる。
ステージでも山田クンが暴れている。
光舟さんも栄純も
メンバーだってきっと名残惜しいんだ。
オーラスは「無限の荒野」
もうヨロヨロなんだけど
とにかくジャンプ!
ほとんど阿波踊りのようになってるんだけど
楽しいからOK(^_^)/
「否、まだだ。ここでは死ねない」
栄純の背後に忍び寄り
ギターを弾く栄純を後ろから攻める山田クン
でも攻めが甘い!
もうちょっとガッツリ攻めて欲しかった(笑)
あ~~~終わっちゃう!
山田クンの「イイェーイイ!」「イェーーーーイ!」に負けじと
イェェェェェェェェェェェl-----イ!
終わっちゃった~~~~(T_T)
どうもありがとう~とメンバー退場。
山田クンがステージ袖で
客席にあいさつしていた。
ステージが見切れちゃう場所っぽいかったから
ちゃんと顔を見せてあいさつしたのかな?
大人になったね~~~~!
しばらく粘るもダブルアンコはなし。
開場にアナウンスが流れ速やかに退場を促される。
ありがとう~の拍手をしておしまい。
楽しかった~~~~~~!!

セットリスト
1.レクイエム
2.蛍
3.涙がこぼれたら
4.アポトーシス
5.セレナーデ
6.羽衣
7.舞姫
8.ジョーカー
9・墓石フィーバー
10.何もない世界
11.水芭蕉
12.夢の花
13.覚醒
14.真夜中ライオン
15.コバルトブルー
16.戦う君よ
17.世界中に花束を

アンコール
1.光の結晶
2.無限の荒野
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カラフル

2011年07月21日 | Weblog

さてこれは何でしょう?
リップクリーム?
ステックのり?
懐中電灯?
はたまた水筒?
色んなものに見えますね。
では写真をもう一枚

じゃーん!
シャチハタネームでした!
シャチハタってグレーみたいな色と黒しかないと思っていたのに
こんなにカラフルになっていたなんて・・・

知ってました?
世の中何でもオシャレになってるんんだね。
OLになった娘2号が
会社で使う印鑑が必要(シャチハタ可)というので
就職祝いに買ってあげることにした。
娘1号にも
持っていて不便なものではないのでプレゼント!
インターネットで注文
文字のレイアウトも書体も選べる特注で
1580円と超お買い得だった。
注文してから2日で届いたし
本当に便利よね。
昔々・・結婚したばかりのころ買った
黒いシャチハタもそんくらいした気がするんだけど・・。
何十年も値段据え置きなのかしら?
実印も今は5千円くらいで作れちゃうんだよ。
これまた昔25年以上前なんだけど
車を購入する時に実印が必要!と言われて
慌てて実印を作ることになって
安いのを探しても7万円だった。
実印・銀行印・認印のセットだと10万円と言われて
実印1本だけでいいです!
と1本しか作らなかったんだ(^_^;)
実印なんて作ってからこれまでに3回くらいしか押してないのに・・
これから死ぬまでに7回押したとして
計10回でひと押し7千円だよ。
このまま3回で終わったらひと押し23333円!
・・・何の意味もない計算だけどね(笑)
何で私の話は
いつもこうセコイくなっちゃうんだろう?
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大鹿村騒動記

2011年07月19日 | Weblog
俳優の原田芳雄さんが亡くなった。
16日に原田さんの最後の映画
「大鹿村騒動記」を見たばかりなので信じられなかった。

せっかく
原田芳雄演じる風祭善に惚れてきたのに・・・
まだ天国に行くには早すぎるよ(T_T)
大鹿村騒動記は
1000円で観れるので見ないと損だよ。
ひと癖もふた癖もある豪華な俳優陣が脇を固め
どうしようもなくて愛おしい人間たちを演じている。
本当にチョイ役が豪華だよ!
物語は長野県の大鹿村に
18年前に駆け落ちした男女が戻ってくる所から始まる。
脳の病気で記憶障害というかボケというのか
普通に暮らせなくなってしまった女を
元の亭主に「返す」と返しに来たのだ。
幼馴染に女房と駆け落ちされ
女房と友達をいっぺんに失くした男が原田芳雄演じる「風祭善」だ。
駆け落ちした超ダメダメ男「おさむちゃん」が岸部一徳
駆け落ちしたことも何もかも忘れてしまった妻「貴子」を大楠道代
この三人の微妙で哀愁のある関係が無茶苦茶面白い。
300年の伝統を誇る「大鹿歌舞伎」を物語の中心に
ドタバタと話が進んでいく。
色んな話がてんこ盛りで
細やかに丁寧に作られている物語ではないけど
愛情たっぷりに作られたいい映画だ。
歌舞伎の演目『六千両後日文章 重忠館の段』で
平家の景清役の原田芳雄が
自分の目をつぶし最後に言う
「恨みつらみもそれまでよ」
これがこの物語の全ての様に思う。
とにかく風祭善こと原田芳雄はカッコイイ男だった。
ご冥福をお祈りします。
コメント

意外とラッキー

2011年07月18日 | Weblog
7月ももう半ばを過ぎた。
いつの間にか梅雨も明けて
暑い暑い毎日が続いている。
暑さのせいか
私は何だかすっかり色んな事にやる気をなくして
毎日ひたすらテレビっ子だ
・・・でも途中に居眠りが多々入るので
いつも内容が不完全(^_^;)
15%電力削減のため
エアコンのスイッチはオフ
でも扇風機に当たり過ぎて
夕方になると風に酔ったみたくだるくなる。
色んな事が悪循環してる感じだ。
やる気スイッチ押さなくちゃなぁ~。
このままダラダラと夏が終わりそうで怖い。
だけど
何もしなくても1日は結構早く終わる。
何もしないから早く過ぎるのかな?
とにかく限りある人生に勿体無い事をしてると思う。
わかっちゃいるんだけどね(^_^;)
怠け者体質なんだな~(笑)
私は何の変化もない日々だったが
娘2号にはいろいろ変化があった。
デザイン事務所に就職して2か月で・・会社が傾きクビになった話はしたと思うが
最後に横浜の某ファッションビルの
夏のバーゲンのポスターを描く仕事が出来た→ポチッ!
先輩方の力を借りて仕上げたポスターなので
100%自分の作品とは言えないんだけど
デザイン・イラストは娘2号が頑張った!
自分のデザインしたポスターが町に貼られるなんて
なかなか出来ない経験だろうし
良い思い出になったと思う。
入社2か月でそんな仕事が出来たんだから
クビはアンラッキーだったけど
違う意味ではラッキーだった・・・かも(笑)
そして就活すること1ヶ月で
新しい勤め先が見つかり
先週から通勤している。
今度は企業の企画デザイン室だ。
パソコンを使うのは同じだけど
広告などのデザインではなく
製品の柄のデザインをする。
福利厚生もちゃんとしてるし
タイムカードで管理されてるOLだ!
先輩たちも優しく教えてくれるし
この会社に入社出来て良かった~ヽ(^。^)ノと喜んでいる。
デザイン事務所は時間が不規則だったからね。
この会社に入社できたのも
いろんなラッキーが重なっていた。
エントリーすると
次の日に「明日、3時から面接いかがでしょう?」と連絡が来て
あまりの早さにびっくりしながらも
自分の作品を山ほど持って面接に挑んだ。
電話では作品を2~3点持参してください。だったのだが
2号は持てるだけ持っていこうと12~13点持参した(笑)
その日の朝のテレビの占いは
いままでの事が全て報われる日で
ラッキーアイテムがスリットスカートだった。
普段はスリットスカートと無縁な2号だが
就活スーツはスリットスカートだ。
その占いを見ただけでな何だか行けそうな気がした(笑)
しかし、持っていた袋の紐が抜けてしまって
駅のベンチでガサゴソやっていたら
あまりの不器用さに見かねて知らないおばさん(70才くらい)が
「ピン止めとか持ってないの?やってあげるわ!」と
ピン止めを使って抜けた紐を直してくれた。
そして来た電車に一緒に乗り込み
隣に座って就活の話しをていると
娘2号がとっても冷たい手をしていたので
「あら冷たい手ね~」と
娘の手をさすって
「私はラッキーおばさんなのよ。だから大丈夫よ」と温めてくれたそうだ。
何か不思議な話だけど
娘は良く知らないおばさんに話しかけられたり
助けられたりするのだ(笑)
大きな荷物を持って電車でヨロヨロしていたら
前に座っていたおばさんが荷物を持ってくれた・・とかね(笑)
そして無事面接会場に到着
面接官は優しそうなおじちゃんで
1時間以上かけて、作品を見ながら話をゆっくり聞いてくれたそうだ。
娘2号は、雨が降っていたし重かったけど
作品をいっぱい持ってって良かった!と思った。
そして1週間後
「採用」の電話がかかってきた。
あまりにもあっけなくて「2次面接とかないの?」と驚いた。
そしてその謎は入社後に解ける。
時期は少しずつずれているのだが同じ時期に企画室に4人入社していて
2号以外の人たちは2次面接があったそうだ。
エントリーの仕方によって方法が違っていた。
マイナビとかリクナビとか就活サイト経由でエントリーした人は
ポートフォリオや履歴書などでの書類審査
1次面接、2次面接・・という流れになっていた。
2号は企業のHPからのエントリーで
HPからのエントリーした人たちは
娘2号の面接をした人が対応する係りになっていたようで
面倒くさがりなのか
決定権のある偉い人なのか
書類審査もなくいきなり面接で合否を決めていたそうだ。
そんな事ってあるの?(笑)
・・って感じなのだが
エントリーから面接、採用と決まるまで10日も掛かからなかった。
それもラッキーだよねヽ(^。^)ノ
娘2号を見ていると
人生は不思議な縁や
不思議なラッキーで導かれているのかな?って思える時がある。
このままこの会社で順調に行くかどうかは分からないけど
どんな状態になっても
娘2号は大丈夫な気がする(笑)
そして娘1号は
派遣社員→契約社員から正規の社員になっていた。
3月に辞令が出たらしいのだが
最近まで親にも内緒にしていた。
何故?・・・こうやってブログに書かれちゃうからかしら?(^_^;)
普通に就活して入るには難しそうな大手企業なので
娘1号も結果ラッキーなんじゃないかな?と思う。
そう考えると
我が家はみんな意外とラッキーなのかも(笑)
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