BRING UP

①子どもを育てる。養育する。しつける。②問題などを持ち出す。提起する。

『大切なことはみんなピッチで教わった』

2015年02月24日 | Weblog
『大切なことはみんなピッチで教わった』
名将グアルディオラ58の教え
アレックス・マルティン著   金子一雄訳   飛鳥新社発行   1400円



この一文
「敵は最良の師、とよく言われる。己の師とあるとき、人は忍耐と自制と我慢の大切さを学ぶことができる。しかし、それを実践する機会はそこにはない。真の実践の機会は、己の敵とともにあるときにこそ訪れるのである」

「ゴールのあともガードは下げるな」
 これを見て思い出したのは、何年も前の高校選手権。会場は大宮サッカー場、武南対四中工。確か上野が起点となって武南がゴールを決めて応援席と選手たちが歓喜していた。喜びすぎと感じた直後、四中工がすぐさまキックオフ。小倉があっさりゴールした。そのまま追加点、勝負を決めた。スコアボードの前で観ていたような、まさしくあれだ。

「サッカーというスポーツにおいて、一瞬でも緊張をほどくことは危険だ。それを知り尽くしたグアルディオラは、どれほど点差があっても、勝利が確定する最後の瞬間まで気を緩めることはない。」

 グアルディオラが日本代表監督、これも面白いかもしれない。


大切なことはみんなピッチで教わった 名将グアルディオラ 58の教え
クリエーター情報なし
飛鳥新社


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2 コメント

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Unknown (…母)
2015-02-24 17:58:01
知らない方ですが、日本の選手のハートをぐっと掴みそうな表現、教授です。

己の敵とともにあるときに実践せねば…!
自分の練習→戦いを省み、また気持ちを新たにしました…!
(息子そっちのけで)
面白そうな本ですね。
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Unknown (bring up)
2015-02-24 22:17:49
 子どもたちに何度か話しました。対戦する相手、ライバルは敵ではなく、仲間なのだと。相手が強いほど、手ごわいほど自分自身をよりいっそう高めてくれる最高の仲間なのだと意識することが最も大切だそうです。以前読んだ「〈勝負脳〉の鍛え方・林成之著」に書いてあったと思うのですが書棚から見つかりません。見つけたら改めてご紹介します。
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