BRING UP

①子どもを育てる。養育する。しつける。②問題などを持ち出す。提起する。

ゴールキーパー論

2009年05月02日 | Weblog
「ゴールキーパー論」
増島みどり著  講談社現代新書  680円


 T君、ゴールキーパーを志すならこの本を読んでおくといいと思います。サッカーだけではなく、ほかの競技のゴールキーパー第一人者の「ゴールキーパーとは何ぞや?」という話を知ることができます。水球のキーパーから見た地上のキーパの恐ろしさなどはなるほどと思ってしまいます。そして、ディドの手のひらはボールの形になってしまっているなどというのはゴールキーパーというポジションの壮絶さを感じます。また、「フォワードは99本シュートを外しても1本決めればヒーローになれる。でもゴールキーパーは、99本守っても1本ミスすればそれで“負けた”といわれるポジションだ」と、松永はその想像しがたいほどの厳しさを表現しています。
 埼スタでの横浜FC対レッズの昨々シーズンの開幕試合、真っ赤に染まったレッズサポを背中にしょってゴール前に仁王立ちしていた孝憲の姿は強烈でした。あの地鳴りのような怒涛のような大ブーイングをたったひとりではね返していました。最終戦でそのレッズの優勝を阻止したのも彼でしたが。
 私はゴールキーパーとはサッカーのすべての要素を習得し、なおかつ手を使うことも許された孤高のポジションだと思っています。

 先日(4/25)の中止連絡の項に、2008年1月に書いた「スポーツ心理学からみた サッカーの理論」の著者、麓先生から『まえがきの紹介ありがとうございました』という直接コメントが届いていました。著者から直接コメントが来るとは驚きました。うれしかったです。病みつきになりそうです。ガンガン読後感を書いちゃおうかな、なんて思っています。

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1 コメント

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Unknown (Tです)
2009-05-05 16:09:31
本の紹介ありがとうございます。この本を読んでがんばります。
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