『永遠の0』 百田尚樹著 大田出版 1600円
「生きて妻のもとに帰る」
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと意外何も残されていなかった。
元戦友たちからの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り――それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!
(表紙カバー見返しより)
ベストセラーになったり、映画化されたりでずいぶん話題になっていた作品。文庫待ちだったのだが、どういうわけか上の娘が購入し読んでいた。よっぽど気に入ったらしく読み終わっても貸してくれない。この作品の映画とドラマを録画したDVDでようやく貸してくれた。
読んで納得、娘のお気に入りになったということ。
読んだ方も沢山いるでしょうから、私の読後感はなし。
「泣けた」の一言。
娘たちのような若い世代にこそ読んでほしい本。
今年一番印象に残った本でした。
「生きて妻のもとに帰る」
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと意外何も残されていなかった。
元戦友たちからの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り――それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!
(表紙カバー見返しより)
ベストセラーになったり、映画化されたりでずいぶん話題になっていた作品。文庫待ちだったのだが、どういうわけか上の娘が購入し読んでいた。よっぽど気に入ったらしく読み終わっても貸してくれない。この作品の映画とドラマを録画したDVDでようやく貸してくれた。
読んで納得、娘のお気に入りになったということ。
読んだ方も沢山いるでしょうから、私の読後感はなし。
「泣けた」の一言。
娘たちのような若い世代にこそ読んでほしい本。
今年一番印象に残った本でした。
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