『紅白梅図屏風』(MOA美術館)
角度的にはこんな感じ?
やーーーっと京都に行けました! 先月から、体調なり天気なり予定なりが上手くかみ合わず、梅が終わっちゃう!と、かなり無理矢理なスケジュールで、本日決行です(笑)
まずは下鴨神社の「光琳の梅」。尾形光琳の国宝『紅白梅屏風』はこちらの梅と景色をモデルに描かれたと言われています。白梅は咲いていませんが(そもそも左の木が白梅なのかもわかりませんが)川のうねりはなるほどそれっぽいですね。
先月からあちこちの梅を見て回っていますが、確かに川のほとりの梅という構図はとても珍しい。さすが光琳さん、目のつけ所がスバラシイです
光琳の家は二条城の東ということですが、下鴨神社から二条城はバスで10~15分くらい。昔の人の足なら軽く移動できる距離でしょうか。
まさに花盛り。色っぽいです。
名前は「御手洗川(みたらしかわ)」
ちなみにこちらの川は祓の神事に使われるそうで、常には水がないのに土用が近づくとこんこんと湧き出てくる京の七不思議の一つなのだとか。
豪華だなあ・・・。
もうしばらくは楽しめそうです
去年行った時は工事中で、一部の建物は囲いに隠れてましたが、もう終わったんでしょうか?
上の光琳の絵と見比べて、真ん中のは川やったんかーと今初めて知りました(笑)
コメントありがとうございます^^
ぱっと見て工事してる感はなかったですが、入り口のところに完成予定のものが遅れてる旨の立て札がありましたので、何かしらは進行中のようです。
光琳の川は銀で描かれているので、経年で酸化して黒くなっちゃったそうですよ。
本来はシルバーの豪華な川が流れているのです。
本やらネットやらドキュメンタリーやらで死ぬほど見てるので、実物をこの目でみたかどうかもはや分からなくなってます(笑)。
年に一回所蔵している美術館で展示されるらしいですが、確か静岡なのでなかなか。
でも、下鴨神社の景色を踏まえて、ぜひ実物を拝見したいです