水もしたたる。
土曜日に夜紅葉を見に行こうとしたら、生憎の雨。
代わりに、雨にけむる紅葉を撮ってみました
こちらは先日ご紹介した近所の紅葉です。前回は色づき初めで緑から赤へのグラデーションが綺麗でしたが、いまはもう真っ赤。
なんとはなしに定点観測していましたが、一面赤になってからも刻々と表情は変化して、初々しい赤、盛りの赤、晩年の赤と移り変わってゆきました。
そろそろ散り始めています。
移ろう景色に紅葉も生きものだと教えられ、それはそれで心に届くものはあるものの、どこか物足りない。公園整備の一環として植えられた紅葉は純粋培養の切り花みたいで個性がないし、さりとて裏山の紅葉は人間なんか興味なしとあまりにそっけない。
同じ紅葉のはずなのに、いわゆる名所と呼ばれる紅葉の方に心魅かれるのは何故なのでしょう。
結局のところ、本当に見ているものは、その紅葉たちが人間と共に歩んできた時間なのかもしれません。
何世紀にも渡って愛でられてきた紅葉は、人間との距離の取り方が上手な気がします。
お互いの存在を認め合う調和が美をもたらす。
うん、何だかとても腑に落ちました
1枚目の写真、いいですね~。
私はこんなの、好きです。
紅葉は生き物納得です。
パッと燃えて静かに散る。
はかない命ゆえに愛おしいです。
ありがとうございます。
この日は結構な枚数を撮りましたが、一番のお気に入りです
お久しぶりです。
コメントありがとうございます
家の近くだと風情の点では劣りますが、長い時間をかけて見られるのはいいですね。
ほんとにあっという間です。